2014年4月19日、本作はトライベッカ映画祭でプレミアを迎えた。なお、その際には『Intramural』というタイトルで上映が行われた[7]。5月4日にはモントクレア映画祭
での上映が行われた[8]。6月6日にはシアトル国際映画祭で上映され、観客賞を受賞した。その後、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーとオライオン・ピクチャーズが本作の全米配給権を購入し、タイトルを『Balls Out』に変更した[9]。『ニューヨーク・タイムズ』のアンディ・ウェブスター
は本作のユーモアと俳優陣の演技(特にケイト・マッキノンの演技)を称賛して、「マッキノンは小さいスクリーンには収まり得ないほどの才能を持っていると示してくれた。今ここに、彼女のキャリアはロケットスタートを切ったと言える」と述べている[10]。『スラント・マガジン』のニック・プリゲは「『しゃかりきにフットボール』はスポーツ映画の王道を行く作品なのか、当該ジャンルを風刺した作品なのか判然としない」と述べている[11]。『エンターテイメント・ウィークリー』のカイル・アンダーソンは「通常のスポーツ映画の奇妙な点を笑いに変えている箇所も複数ある。しかし、『しゃかりきにフットボール』は長編映画と言うより、長めのテレビ番組を思わせる作品だ」と評している[12]。