バラエティ番組『新ウンナンの気分は上々。』(TBSテレビ)において、海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)と因縁の対決として数々の企画が組まれた。当初は芸能界引退を賭けた勝負だったが、いずれも未経験な競技故に試合が白熱してしまい最初は洒落だと思っていたものが徐々に現実味を帯び始め、3回目の対決だった2000年10月20日放送分にて陸上競技対決を行い、敗れた方が罰としてコンビ名を屈辱的な名前に改名させられることになった。敗れたバカルディは、半年間(後にもう半年延長)「さまぁ?ず」として活動する憂き目に遭った。
「さまぁ?ず」というコンビ名の由来は同番組内での「名前は好きなものにあやかった方が良い」という会話の中で、大竹が「俺は一年中夏で良い」と答えたこと。それを受けて対戦相手である有田が「サマーズ」という案を出し、脱力感のあるひらがなと「?」の表記が良いという内村のアイディアが加わって命名された。2人は「バカルディ」の名に愛着が湧いていたこともあり改名決定直後は大きな抵抗があった。しかし事務所の対応はスムーズで、社内外の資料や仕事先での応対などが瞬く間に「さまぁ?ず」へと移行された。
当初改名は期間限定の予定だったがその期限が過ぎる頃になるとついにブレイクし、「さまぁ?ず」で定着し始めた。2001年3月30日、「さよならさまぁ?ず」と題して番組初の生放送によりバカルディへの再改名をかけて再び卓球対決が行われ、白熱した挙句放送時間内で間に合わず終了。その翌週さまぁ?ずが負けたことが放送された。この白熱は後に「物凄い葛藤があったから」と三村は語っており、放送翌日から「さまぁ?ず」として腹を括ったとのこと[24]。後のビーチバレー対決(2001年9月28日放送)の際は有田が、さまぁ?ずが負けたら個々の芸名をそれぞれ「ビーチ三村」「大竹すいか割り」にする条件を突きつけたが、結果は海砂利水魚の負けとなり海砂利水魚は「くりぃむしちゅー」へ改名させられた。
しかし、芸人の看板とも言うべきコンビ名を安易に変えてしまった内村はその責任を重く感じ、両コンビ(特にさまぁ?ず)を自身のレギュラー番組などで積極的に起用していった。これが不遇の時期を過ごしていた両コンビに世間の目に触れる機会を与え、後のブレイクと現在の活躍を後押しする形となった。
出演
テレビ番組
現在の出演番組
レギュラー
クイズプレゼンバラエティー Qさま!!(テレビ朝日、2004年10月 - )MC
モヤモヤさまぁ?ず2(テレビ東京、2007年4月 - )MC
月刊プロ野球!さまぁ?ずスタジアム(BS日テレ、2018年4月6日 - )MC ※ 月1回放送
紙とさまぁ?ず(テレビ東京、2021年6月29日 - 9月14日・10月27日 - )