さいたま市
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国立社会保障・人口問題研究所の『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』[17]によれば、さいたま市の人口は2030年の136.3万人でピークを迎え、その後減少に転じると予測されている。ただし、さいたま市より神戸市京都市のほうが減少ペースが速く、さいたま市の日本国内における人口順位は、2040年には両市を上回って第8位(東京都区部を除けば第7位)になると予測されている。現さいたま市域における人口の推移(1920年 - 2010年、国勢調査による)。


さいたま市と全国の年齢別人口分布(2005年)さいたま市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― さいたま市
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

さいたま市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


人口が多い区は南区(19.21万人)、浦和区(16.52万人)、見沼区(16.48万人)、人口密度が高い区は、浦和区(14,644人/ km2)、南区(14,075人/ km2)、中央区(12,411人/ km2)となっている。

市内に常住する通勤通学者74万7000人の23.5%にあたる17万5000人が東京特別区部に通勤通学し(東京特別区部からさいたま市への通勤通学者は1万9000人)、政令指定都市かつ県庁所在地でありながら昼夜間人口比率が100%を下回る93.0%であるなど(いずれも2015年の国勢調査による)、さいたま市は東京都へ通勤・通学するいわゆる「埼玉都民」が多数居住する、東京のベッドタウンとしての性格が強い。その一方で、埼玉県内の他の市町村からさいたま市への通勤・通学者も16万8000人にのぼり(さいたま市から埼玉県内の他の市町村への通勤・通学者は10万人)、昼夜間人口比率も1990年の89.8%から次第に上昇をみせるなど、さいたま市は周辺の地域から通勤・通学者を集める郊外核としての性質もあわせ持つ。
地区
旧4市域の特徴

さいたま市は、人口40万人以上(2001年当時)の複数の市どうしが合併した、2020年時点において日本で唯一の例である[注釈 11]

当初に合併した浦和・大宮・与野の旧3市の市街地は地理的に連続しているが、旧岩槻市は3市の市街地とは連続しない。旧4市のうち、旧浦和市と旧大宮市は、東西方向に細長い市域と2023年時点で50万人台の人口を有すること、中央部に中山道宿場町浦和宿大宮宿)を起源とする中心市街地があり、東西に住宅地や農地が多いという土地利用構成となっていること、Jリーグに所属するプロサッカークラブがあることなどの共通点がある。
旧「浦和市」域(桜区・浦和区・南区・緑区)古くは調神社玉蔵院門前町であったが、現在の街は旧中山道の浦和宿が設けられたことに端を発する。県庁、市役所をはじめ地裁県警など、県や市の行政機関の集積とともに、県指定金融機関である埼玉りそな銀行の本店や各種政党の支部、各種メディアの支局など県都としての機能が集積し、浦和・大宮・与野の旧3市が速やかに合併協議に入ることを促した合併促進決議やさいたま市発足時の都市計画マスタープランで「行政の中心」として位置付けられている。また、明治時代旧制浦和中学(現・県立浦和高校)浦和高等女学校(現・県立浦和第一女子高校)、大正時代に旧制浦和高校(現・埼玉大学)が設置され、文教都市として知られるゆえんとなった。関東大震災以降、東京などからの移住者で人口が急増し、別所沼周辺に画家が移住したことから「鎌倉文士浦和画家」という言葉が生まれ画家の街として知られる。明治期に埼玉師範学校(現・埼玉大学)でサッカーの指導が始められると、隣接していた旧制浦和中学と共に「埼玉サッカー発祥の地」とされ、サッカーが盛んな地域として全国的に名を馳せ、1993年のJリーグ発足時には浦和レッズ[注釈 12]が浦和市をホームタウンとして活動して現在に至っている。市域で最も東京都心に近く、通勤電車の本数も多いことから、1995年には川口市を抜き県内最大の人口を擁する都市となり、2021年時点でもさいたま市を構成する旧4市で最大の人口を擁する。浦和市時代から世帯所得は全国的にみても高く、浦和駅西側の台地上(岸町常盤高砂神明別所など)は高級住宅街としても知られる。
旧「大宮市」域(西区・北区・大宮区・見沼区)かつて見沼水神をまつったとも云われる、武蔵国一宮氷川神社(大宮氷川神社)の鳥居前町であり、氷川神社一帯が日本さくら名所100選にも選ばれている大宮公園となる。約2qに及ぶ氷川参道とともに市民の憩いの場となっている。現在の街は、1591年天正19年)に浦和宿上尾宿の間にあった馬継場に宿駅が設けられたことに起源を発する。日本鉄道による路線開通時において鉄道駅の設置はなかったため、熱心な駅誘致活動により1885年明治18年)3月に駅が開設された。

1940年昭和15年)に大宮町三橋村日進村宮原村大砂土村が合併し、大宮市が誕生。埼玉県内では浦和市に次ぐ5番目の市制施行であった。戦後に市街地が拡大、合併前の人口は県内で浦和・川口に次ぐ3位に成長した。日本鉄道大宮工場(現・JR東日本大宮総合車両センター)や大宮操車場などの鉄道施設を誘致し「鉄道の町」として知られるようになった。現在の大宮駅は、6つの新幹線を含む合計16路線の旅客営業列車すべてが停車し、1日平均乗降者数約70万人のターミナル駅へ成長した。合併後の2007年平成19年)10月14日には大成町鉄道博物館が開館した。大宮駅周辺一帯には商業施設オフィス街が集積、戦後地銀の一つである武蔵野銀行の本店をはじめ、多くの企業や金融機関などの本社・支店・営業所が存在し、先述の合併促進決議などで「経済の中心」として位置付けられている。また日本初のサッカー専用スタジアムであるNACK5スタジアム大宮(大宮公園内に所在)を本拠地とし、J2リーグが発足した1999年にJリーグに加盟した大宮アルディージャ[注釈 13]が大宮市をホームタウンとして活動し現在に至っている。他のプロスポーツでは埼玉西武ライオンズ県営大宮球場(大宮公園内に所在)を準本拠地としている。


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