さいたまスーパーアリーナ
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施設は埼玉県が所有し、第三セクターの株式会社さいたまアリーナが指定管理者として管理・運営を行っている。スポーツイベントやコンサートのほか、テレビ番組の収録や、講演会、株主総会見本市会場などさまざまな用途に対応しており、最大37,000席を使用できる国内最大級の多目的アリーナとなっている。

タウン情報誌などでは「さいたまアリーナ」や「SSA」「たまアリ」と略されるほか[8][9][10]、地元住民からは「スーパーアリーナ」とも呼ばれる。例年大晦日興行と呼ばれる総合格闘技のビッグマッチが組まれる事から後楽園ホールと並ぶ「格闘技の聖地」と定着している[11]

建設にあたって建築設計競技が行われ、日建設計の案が採用された。客席やステージ・床・天井などが可動するムービング・ブロックシステムを採用したことで、アリーナ全体を利用するスタジアムモードやアリーナモードによっていくつかのブロックに分かれて会場を利用することもできる。
スタジアムモード
大勢の観客が見込める格闘技やコンサート、見本市などが開かれる時に使われる。格闘技やコンサートの場合はそれらのイベントに応じてセンターステージ形式やエンドステージなどにセッティングすることができる。以前は人工芝を敷くことでアメリカンフットボールも行えた。最大座席数は約30,000席(フィールドに座席を配置した場合は約37,000席)[12]
メインアリーナモード
イベントの規模に応じてアリーナを複数に使い分けて、下記の2つのアリーナを有効に活用することができる。スポーツ大会の場合は北側が試合会場、南側が選手控え室として使用できるほか、イベント等では北側がステージイベントで南側が展示会や物販会場などといった複数活用が可能になっている。

メインアリーナ(北側)
バスケットボールバレーボールフィギュアスケート、格闘技といった各種スポーツイベントやコンサート、集会などに利用できる。最大座席数は約19,000席(フィールドに座席を配置した場合は約22,500席)[12]

ホール
使用例は少ないが、コンサートホールなどの代替として使われる。スタンド客席の一部を扇状になるよう仕切り板などで区切り、アリーナ上にステージを設置する。最大座席数は約6,000席[12]

コミュニティアリーナ(南側)
南口付近の屋外スペース(けやきひろば)の前にあり、屋外の自然光を取り入れながら市民規模のスポーツ大会(運動会フットサル大会等)や市民祭り、フリーマーケットなどに有効活用することができる。メインアリーナで開催しているスポーツイベントの控室や、大規模な大会の場合の補助競技場、並びに音楽・演劇公演の物販会場となる場合もある。常設の客席はないものの仮設の客席を設置し格闘技イベントなどに利用される場合もあり、最大座席数は約3,300席(※フィールドに座席を配置した場合は約4,000席)[12]

なお2026年1月から最大1年半、大規模改修工事が予定されており、再度長期休館の予定[13]
略歴
開業前

1994年平成6年)6月 - (仮称)さいたまアリーナ提案競技審査会設置。

1995年(平成7年)3月 - (仮称)さいたまアリーナ提案競技最優秀作品決定。

1995年(平成7年)7月 - (仮称)さいたまアリーナ建設事業が自治省ふるさと事業に指定される。

1996年(平成8年)2月 - (仮称)さいたまアリーナ基本設計まとまる。

1996年(平成8年)3月 - (仮称)さいたまアリーナ・さいたまひろば管理運営基本方針策定。

1996年(平成8年)5月 - (仮称)さいたまアリーナ事業運営検討委員会設置。

1996年(平成8年)10月 - (仮称)さいたまアリーナ実施設計まとまる。

1997年(平成9年)1月 - (仮称)株式会社さいたまアリーナ設立準備委員会設置、起工。

1997年(平成9年)3月 - 株式会社さいたまアリーナ設立、(仮称)さいたまアリーナ・さいたまひろば事業運営基本方針策定。

1997年(平成9年)8月 - さいたまアリーナ名称募集。

1997年(平成9年)11月 - 『2006年バスケットボール世界選手権』の開催が決定。

1997年(平成9年)12月 - 名称が「さいたまスーパーアリーナ」に決定。

1998年(平成10年)4月 - 『第3回バスケットボールヤングメン(U-21)世界選手権』大会開催決定。

1999年(平成11年)7月 - 『スーパードリームゲーム2000』開催発表。

開業後

2000年(平成12年)

5月5日、プレオープン(開館時の住所は埼玉県与野市大字上落合2-27)。さいたま新都心の街開き記念式典が行われた。

5月6日NHK特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会』の生放送で、一般市民初使用となった。

9月1日、グランドオープン。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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