2002年4月20日、イリノイ州で開かれたアニメコンベンション・アニメ・セントラル
(英語版)にて、ライト・スタッフ(英語版)が北米でKSS版の配信権を得たと発表し[12]、2004年3月30日と7月27日にかけて全4巻のDVDが発売された[13][14] 。北米での放送にあたり、着物をドレスに変えるといったローカライズが施された。2014年9月4日、アメリカのアニメ会社Discotek MediaがKSS版の配信権を得たと発表し、2015年1月にはDVDを発売した[15]。2000年4月23日、東京ビッグサイトにおいて同人誌即売会「こみっくパーティー」が開催された。ゲーム内の即売会を実際にやってみよう、という企画の下に開催され、カタログはLeaf東京開発室が執筆を担当していた。しかし、人気同人サークルが多数参加したにもかかわらず会場を1ホール分しか使用しなかったことと、このゲームで初めて同人誌即売会の存在を知り、即売会のルールをまだ理解できないまま会場に来た多数の一般参加者も重なって会場は終日激しい混雑をみせ、「一般入場者が会場に入った時点で、頒布物がない」など、その混雑や運営に対する苦情が内部・外部から頻出した[16][17]。また、苦情はLeaf公式サイトの掲示板にも書き込まれたが、管理者により全て削除され、掲示板の閉鎖へ繋がった。
なお、奈良女子大学漫画研究会が1980年代から、「COMIC☆PARTY」という同人誌即売会を年に1回開催している。この他、似た名称のイベントにはCOMIC PARTY LTD.が兵庫県で主催していた、「COMIC PARTY」なども見受けられる。 「月刊コミック電撃大王」(メディアワークス)にて、2001年1月号から2005年3月号まで連載された。作画は犬威赤彦が担当、単行本は全5巻。アメリカ合衆国向けに、全5巻の英語翻訳版がTOKYOPOPから発売された[18][19]。なお、合衆国内における年齢制限レートはT(13歳以上推奨)。 コミック版オリジナル要素として、「瑞希がツッコミの際に釘バットを振り回す」(通称:釘バット瑞希)がある。 『To Heart』と共に各社からアンソロジーコミックが刊行され、ギャルゲーアンソロジー集の火付け役となった。特にスタジオDNA(現・一迅社)から刊行されているシリーズは30巻が刊行され、『To Heart』と並んでこのジャンルの最大数となっている。また、同シリーズはカバー・表紙イラスト及び裏表紙カラー4コママンガを、第1巻の裏表紙を除き全巻とも結城心一が手がけている点も特筆される。 なお、『To Heart』のシリーズは(『ToHeart2』のアンソロジー刊行開始に伴い)30巻を以って終了することが公表されているので、本シリーズの続巻が刊行されれば単独記録となるが、こちらもその後の新刊は途絶えている。
関連作品
CD
こみっくパーティー TVアニメサウンドトラック
2001/07/04発売
こみっくパーティー オリジナルサウンドトラック
DC版とPC版が存在する
コミック
オフィシャルストーリーコミック
アンソロジー集
備考
PC18禁版を立ち上げたままゲーム本編に入らず、OPを何回かループさせると、まれにOPグラフィックがみつみ美里描き下ろしのヘタレ調になる。この時は、歌手もアキ・エンジェル
DC版の本作品をPCのCD挿入口に入れてマイコンピュータなどで内部を見ると、みつみ美里本人によるサイン入りのイラストを見られるようになっている。
シルバーブリッツ
漫画家の矢寺圭太
IGNの歐陽宇亮は、ロマンスゲーム特集の中で本作を取り上げ、客体化されたオタクをテーマとし、その精神をたたえた点を評価した[24]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ a b 松岡純也、衣笠道雄
^ ビジュアルファンブックでの表現
^ ただしこの人物は世界征服は企んでいないとのこと
^ 『ToHeart2』はその典型的な例で、TVアニメ版がOLMだったのに対し、OVA版は第1期と第2期のどちらもカオスプロジェクトが関わっている。
^ 番外編はDVDの映像特典(第4 - 7巻に収録)
出典^ 『ファミ通ゲーム白書2007』エンターブレイン、2007年、405頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-7577-3577-4。
^ ビジュアルファンブック P58
^ ビジュアルファンブック P146
^ a b ビジュアルファンブック P150
^ ビジュアルファンブック P151
^ ビジュアルファンブック P174
^ ビジュアルファンブック P149
^ a b Leaf主催同人誌即売会「こみっくパーティー」カタログ
^ a b “ ⇒Being a Brief Discussion of Anime Dubs: Comic Party Revolution, Volume One”. Anime on DVD. 2007年12月24日閲覧。
^ “ ⇒ADV Court Documents Reveal Amounts Paid for 29 Anime Titles”. Anime News Network (2012年1月30日). 2012年9月26日閲覧。
^ a b “ ⇒ADV Licenses Comic Party Revolution”. Anime News Network. 2007年12月15日閲覧。
^ “ ⇒ACEN - TRSI Licences Comic Party”. Anime News Network. 2007年12月15日閲覧。
^ “ ⇒Comic Party DVD 1: A New World”. The Right Stuf International