このマンガがすごい!_(ドキュメンタリードラマ)
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第7回(2018年11月17日放送)「山本美月の『少女革命ウテナ』」




山本が『少女革命ウテナ』(原作・ビーパパス、マンガ版作画・さいとうちほ)から「天上ウテナ」役を選び、自ら監督も担って彼女にとって象徴的な1コマだけ(ウテナにナゾの美青年「ディオス」の力が宿るシーン)を撮る。

ドラマパートが上記の通り殆ど無いため、この回に関しては概ね全編がメイキングパートとなっている。


第8回(2018年11月24日放送)「塚本晋也の『やなぎ屋主人』」




映画監督を本業とする塚本が『やなぎ屋主人』(原作・つげ義春)を若干ダイジェスト気味ではあるが全編をディレクション、全ての登場人物も演じる。(声の出演および原作絵に顔や脚など一部パーツを当てはめる形式だが、主人公の「青年」は一部シーンのみ全身)

ドキュメンタリーパートでは、この作品に登場する食堂「やなぎ屋」のモデルとなっている、長浦に現存する或る店を塚本・蒼井が訪問し店の女将と歓談。その後、この店で塚本が一週間ほど店員として働き、作品の雰囲気を掴もうとする。

なお本放送当日は塚本の長編映画『斬、』公開初日であったが、本作全体の監督である松江哲明によればコレはあくまでも偶然とのこと。


第9回(2018年12月1日放送)「新井浩文山本浩司[1]の『行け! 稲中卓球部』」




この回のみ、ゲストが二名出演(当初、ゲストは新井のみが呼ばれたが自分は一人芝居はしたことが無いということで新井自ら電話して山本を招いた)。『行け! 稲中卓球部』(原作・古谷実)から新井は「前野」役を、山本は「井沢」役を選び「いつものように卓球の練習はそっちのけで、とりとめの無い雑談をしている」シーンを演じる。

新井によると実写化不可能な作品ではあるが、それでも今回挑みたいという意欲から役に対するアプローチはそこそこに、山本との雑談を通して演じるキャラやシーンをライブ感覚で選んだ。

なお、後述(ネット局一覧参照)の理由により、テレビ金沢とBSテレビ東京での時差放送は、欠番として放送が封印された。


第10回(2018年12月8日放送)「神野三鈴の『火の鳥』」




火の鳥』(原作・手塚治虫)から「ムーピー」役を選び演じる。

神野は長谷寺 (鎌倉市)を訪れ写経を体験、僧侶の松田寿空師と会って欲望と献身について話をした。その流れから、他人の欲望を叶える事で自分の存在を見つけている人として性風俗で働く女性に合う事にした。その後、痴女系風俗嬢をしているあずみさんと会い、彼女独自の「勤務日誌」と「痴女の掟」を見せて貰いながら欲望との向き合い方について話し合い、役づくりを深めた。

なお、後述(ネット局一覧参照)の理由により、テレビ金沢での時差放送は、最終2回欠番・封印されたため、事実上の最終回となった。


第11回(2018年12月15日放送)「蒼井優のどのマンガがすごい?」




最終回では、蒼井自身が自分で選んだマンガのキャラクターを演じる事になっていた。

これまでのゲスト11人からそれぞれに、お薦めのマンガを提示してくれていた。

最終的にこの番組自体をマンガにした上でそのキャラクターを演じたいと思った蒼井は、友人や知人から薦められた中から絞った3人の漫画家、キューライス大橋裕之森泉岳土の中から大橋との面会を希望して自宅を訪問した。


第12回最終回(2018年12月22日放送)「蒼井優の『この役者がすごい!』」




蒼井から依頼を受けた大橋が漫画『この役者がすごい!』を描き下ろす。

蒼井がモデルの主人公・蒼井優を蒼井が演じた。


スタッフ

ドラマパート原作(順不同) - 手塚治虫『火の鳥』、赤塚不二夫『おそ松くん』(以上、
講談社 ほか各社)、つげ義春『やなぎ屋主人』(青林堂 ほか各社)、古谷実『行け! 稲中卓球部』(講談社)、滝本竜彦・大岩ケンヂ『NHKにようこそ!』(KADOKAWA)、サメマチオ『マチキネマ』(宙出版)、皆川亮二『ARMS』、村上もとか『龍-RON-』、藤田和日郎『うしおととら』、ビーパパス・さいとうちほ『少女革命ウテナ』(以上、小学館)、大橋裕之『この役者がすごい!』(描き下ろし)

監督 - 松江哲明

構成 - 竹村武司

チーフプロデューサー - 大和健太郎

プロデューサー - 藤野慎也、山本晃久、涌田秀幸

制作協力 - 角川大映スタジオ

協力 - 宝島社「このマンガがすごい!」

制作 - テレビ東京、C&Iエンタテインメント

製作・著作 - 「このマンガがすごい!」製作委員会

主題歌
OPを歌うアンジュルムは蒼井優がファンであったことからリクエストした。EDを歌う前野健太は毎回の内容をモチーフにその都度ED歌を書き下ろした。
オープニング・テーマ

タデ食う虫もLike it!
作詞・作曲 - 前山田健一、編曲 - 鈴木俊介、歌 - アンジュルムアップフロントワークス/hachama)
エンディング・テーマ
作詞・作曲・歌 - 前野健太
第1回 「ねぇ神様」

第2回 「好きかどうかなんて」

第3回 「私をつくったマンガたち」

第4回 「火ようびなのにサンデー」

第5回 「夢を見させて」

第6回 「恋」

第7回 「ブラック・エンジェル」

第8回 「海はおぼえているだろうか」

第9回 「お前がいなけりゃ」

第10回 「テーブルになりたい」

第11回 「うそをこえて(短いの)」

第12回 「うそをこえて」

放送局

放送期間放送時間放送局対象地域備考
2018年10月6日 - 12月22日土曜 0:52 - 1:23(金曜深夜)
テレビ東京関東広域圏制作局
テレビ北海道北海道
テレビ大阪大阪府初回は1:28 - 1:58
TVQ九州放送福岡県
2018年10月19日 -金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜)テレビ愛知愛知県
2018年10月20日 -土曜 23:00 - 23:30テレビ和歌山和歌山県独立局
2018年10月20日 -月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜)奈良テレビ奈良県


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