このマンガがすごい!
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デトロイト・メタル・シティ』など受賞を機に増刷、帯にその旨がアナウンスされる例もあり、『ブラック・ジャック創作秘話?手塚治虫の仕事場から?』のようにランク入りがブレイクのきっかけとなることもある。

また、マンガやアニメなど、サブカルチャー関係の特集を組むことが多い『サイゾー』は、「同社の『このミステリーがすごい!』の実績があるから信用度が高く、まだまだ十分売れるきっかけになる」というマンガ編集者の発言や、「特設棚を作ると、上位から下位まで全部売れる」「(2011年度版オトコ編1位の『進撃の巨人』は)受賞前からプッシュしていたが、1位になってからは桁違いの売れ行き」という書店員のコメントなどを取り上げている[10]
スタッフ

2005年・創刊時の編集長は天野由衣子。翌2006年(2007年版)より担当が小泉絵美里に引き継がれ、2009年より2018年まで薗部真一[11]が編集長を務めた。2019年からは宇城卓秀が編集長を務める。スタジオHARD DXが編集に入ったのは初年度のみで、2006年以降は宝島社の担当編集+外部スタッフという形で作られている。

アンケート部以外の記事執筆は多数。かつては、奈良崎コロスケ(2006・2007・2008の年度版やSIDE-Bに本名の伊熊恒介名義で編集に参加)、粟生こずえ(SIDE-Bに編集で参加)、渡辺水央(SIDE-Bには編集で参加)の3人が主に執筆していた。

他に漫画評論家の大西祥平(不定期刊行時代から参加)、元『みこすり半劇場』(ぶんか社)編集長の山脇麻生、ライターの井口啓子、大黒秀一、小田真琴、加山竜司、横井周子、和智永妙(2010年度版には編集に参加)、ミニコミ誌『野宿野郎』編集長のかとうちあき、『オトナアニメ』(洋泉社)のスーパーバイザーを担当する多根清史など。

2006年度版から連続で回答しているアンケート参加者は、漫画評論家の伊藤剛小野耕世藤本由香里南信長、ブロガーの紙屋高雪、『ぴあ』編集者の小林美姫など(記事執筆者を除く)。ライターの芝田隆広は2007年度版から、ミステリマンガ評論家の廣澤吉泰は2008年度版から連続で参加。

不定期刊行時代は、南信長が新保信長名義で編集や構成を務めていたほか、コラムや記事を木原浩勝呉智英吉田豪、編集者の斎藤宣彦、とり・みき作品にキャラクターとして登場する書店員の田北鑑生らが担当していた。
受賞作一覧(第10位まで)
オトコ版

順位タイトル作者出版社備考
2006
1位
PLUTO浦沢直樹小学館
2位DEATH NOTE大場つぐみ
小畑健集英社
3位失踪日記吾妻ひでおイースト・プレス
4位働きマン安野モヨコ講談社
5位鋼の錬金術師荒川弘スクウェア・エニックス
6位ホムンクルス山本英夫小学館
7位もやしもん石川雅之講談社
8位おおきく振りかぶってひぐちアサ講談社
9位キーチ!!新井英樹小学館
9位団地ともお小田扉小学館
2007
1位デトロイト・メタル・シティ若杉公徳白泉社
2位DEATH NOTE大場つぐみ
小畑健集英社
3位へうげもの山田芳裕講談社
4位鈴木先生武富建治双葉社
5位シグルイ南条範夫
山口貴由秋田書店
6位わにとかげぎす古谷実講談社
7位ボーイズ・オン・ザ・ラン花沢健吾小学館
8位BLACK LAGOON広江礼威小学館
9位闇金ウシジマくん真鍋昌平小学館
10位もやしもん石川雅之講談社
2008
1位ハチワンダイバー柴田ヨクサル集英社
2位へうげもの山田芳裕講談社
3位よつばと!あずまきよひこメディアワークス
4位シグルイ南条範夫
山口貴由秋田書店
5位おおきく振りかぶってひぐちアサ講談社
6位GIANT KILLING綱本将也
ツジトモ講談社
7位極道めし土山しげる
大西祥平双葉社
7位レッド山本直樹講談社
4位鈴木先生武富建治双葉社
10位海獣の子供五十嵐大介小学館
2009
1位聖☆おにいさん中村光講談社
2位宇宙兄弟小山宙哉講談社
3位GIANT KILLING綱本将也
ツジトモ講談社
4位3月のライオン羽海野チカ白泉社
5位深夜食堂安倍夜郎小学館
6位きのう何食べた?よしながふみ講談社
7位アオイホノオ島本和彦小学館
8位よつばと!あずまきよひこメディアワークス
9位俺はまだ本気出してないだけ青野春秋小学館
10位ファンタジウム杉本亜未講談社
2010
2位バクマン。大場つぐみ
小畑健集英社
2位ONE PIECE尾田栄一郎集英社
3位青春少年マガジン1978?1983小林まこと講談社
4位星守る犬村上たかし双葉社
5位モテキ久保ミツロウ講談社
6位高校球児ザワさん三島衛里子小学館


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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