倉本聰が中島に連れられ京撮へ。初めて岡田茂に会った時の印象について「その柄の悪さ、体のでかさ、声の大きさ、てっきり本物のやくざだと思った」と話している[12]。開口一番、岡田「お前か、中島の同級生ちゅうんわ」 倉本「は」 岡田「こいつ(中島)は働くのはよう働くが頭でっかちで大学の映研や。当る映画がちっとも判っとらん。それで面白い原作とって来てやった。山田風太郎の"くの一忍法帖"や。女という字を分解してくの一や。