上記のほか、不定期に下記の客車が連結されることがある。これらの利用には急行料金と別に310円(大人・小人同額)の特別料金が必要となる。
ナロ80形(お座敷車)
ナロ80 1
ナロ80 2
スイテ82形(展望車)
スイテ82 1
過去の使用車両C11 312牽引
蒸気機関車
C11形
C11 312
C12形
C12 164(トラストトレインに転用。長期休車中)
電気機関車
E10形
E103
客車
ナハフ500形
ナハフ505
オハフ33形
オハフ33 2193(国鉄より借受)
オハフ33 2417(国鉄より借受)
オハ35形
オハ35 857
オハ35 2370(国鉄より借受)
派生列車
きかんしゃトーマス号・きかんしゃジェームス号詳細は「きかんしゃトーマス号」を参照きかんしゃトーマス号(2014年8月)
2014年(平成26年)7月12日から、ウィルバート・オードリー原作のイギリスの幼児向けテレビ番組『きかんしゃトーマス』とのタイアップ企画「Day out with Thomas」の一環としてC11 227を改装した「きかんしゃトーマス号」が運行されている。翌2015年(平成27年)7月には、C56 44を改装した「きかんしゃジェームス号」も登場した。
列車種別は「特急」となっているが、ダイヤ自体は「かわね路号」の流用であり、所要時間はほぼ同等となっている。
さくら号C11 227が牽引する「さくら号」
(2015年4月)E101が牽引する「さくら号」
(2015年4月)
「かわね桜まつり」に合わせて、花見シーズンに新金谷 - 家山間に設定される急行列車[7]。牽引機には国鉄・JRの寝台特急「さくら」のものを模したヘッドマークが装着される[8][注釈 6]。
なお家山駅構内には転車台やデルタ線がないため、下りをSL牽引で運行した列車は、上りではEL牽引となる。 1987年(昭和62年)7月25日に1日1往復の運行を開始した急行列車。C12 164、スハフ43 2・3、オハニ36 7の4両編成。いずれも日本ナショナルトラスト所有の車両で、同団体の保存運動の象徴というべき列車である。1か月に1回運行される。当初は「かわね路号」とは別のダイヤで、午後に金谷方面から出発する形で運行されていた。なお当時の列車番号は、下り列車が1201、上り列車が1202であった。 C12 164にATSを設置する費用を捻出できず、同機牽引による運行は2005年(平成17年)4月23日運行分をもって終了。同年5月28日運行分からは、大井川鐵道所有のSLが代理牽引するようになった。2006年(平成18年)12月2日運行分までは、「かわね路号」と別のダイヤで運行されていたが、2007年(平成19年)4月14日運行分からは、同列車に併結される形で運行されるようになった。
トラストトレイン
沿革
1973年(昭和48年)
9月24日 - C12 164が入線(国鉄から本川根町〈現・川根本町〉に貸与)。
10月 - C12 164が千頭駅構内で展示開始。
1975年(昭和50年)
11月22日 - C11 227が入線[9]。
1976年(昭和51年)
オハフ33 2193・2417、オハ35 2370が入線[10](国鉄から借受)。
7月9日 - C11 227、オハフ33 2193・2417、オハ35 2370で運行開始[9][10]。
11月 - オハ35 149、オハフ33 215・469が入線。オハフ33 2193・2417、オハ35 2370を国鉄に返却。
時期不明 - C12 164がC11 227の予備機として運用開始。
1977年(昭和52年)
増結用客車ナハフ505が登場。
1978年(昭和53年)
8月 - オハ35 435が入線。
1979年(昭和54年)
6月29日 - C56 44が入線[11]。
1980年(昭和55年)
1月 - お座敷車ナロ80 1が登場[12]。
1月29日 - C56 44が営業運転開始[13]。
7月 - オハ35 22・459が入線。
1981年(昭和56年)
3月以後 - オハ35 559・857が入線。
1982年(昭和57年)
10月14日 - 展望車スイテ82 1が運用開始[14]。
1984年(昭和59年)
5月 - C12 164が検査切れのため、休車となる。
8月29日 - スハフ42 184・286、オハ47 81が入線。ナハフ505が休車となる。
10月13日 - ナハフ505が廃車。
1985年(昭和60年)