実現することなく終わったプロジェクトや、製作はされたが販売されなかった物品についても、「お蔵入り」と呼ぶことがある。
例えばプロ野球において、終盤まで優勝争いがもつれたとき、シーズン中盤・後半まで優勝する可能性が高かったにもかかわらず終盤で別のチームに追い上げられ優勝をさらわれたとき、プレーオフ制度下でどのチームが優勝するか最後までわからないときなどで、あるチームが優勝する前提でシリーズチケットや優勝関連グッズを作成しながら優勝できなかったときには、その物品は販売が実施されずに「お蔵入り」となる[5]。
この様な形で流通せずに終わった物品の処分については、外部へと流出しないように関係者の立会いのもと全量を廃棄処分することが多い。ただし、サンプル・資料としての必要から関係者がごく僅かな量を保管する場合もある。
脚注[脚注の使い方]^ “お蔵入りしてしまった魅力的なクルマたち