番組収録は、1984年2月までは山野ホールに、その後は後楽園ホールに一般観覧客を招いて行っていた。いずれも使用できなかった時は、蒲田の日本電子工学院ホールが使用された。 厳しい予選を勝ち抜いた挑戦者が、「10週勝ち抜きグランプリ」(グランドチャンピオン)を目指す。 なお、3週勝ち抜きで「銅賞」、5週勝ち抜きで「銀賞」、8週勝ち抜きで「金賞」が獲得できる。挑戦者はプロ・アマを問わず毎週5組程度が出演。 番組の最後に審査結果が挑戦者順に発表される。挑戦者は緊迫感のあるティンパニロールと不協和音が鳴りながら舞台中央に設置された回転するカプセル風のセットに入って登場して正面を向いたところで止まり、合格ならファンファーレ(合格・グランプリともに同じ)が鳴り響くとともにドアが開いて舞台に再登場できるが、不合格なら間の抜けた音楽が流れカプセルが回転し退場[注 1]。同時に裏から出てくる次の挑戦者の審査結果の発表へ移っていく。なお、不合格となったら最低2か月間は再挑戦できず[2]、再挑戦する場合は不合格となった週(ただし、2週勝ち抜き以降)から挑戦する形だった。 グランプリシリーズで銀賞・金賞を獲得しながらあと一歩グランプリに届かなかった参加者を対象にした大会で、期間中(3か月 - 半年を1シリーズ)の得点累計で優勝者を決定。第1回はギャグ・シンセサイザー、第2回はアゴ&キンゾー、第3回はファニーズが優勝した。 審査結果発表はグランプリシリーズ同様、挑戦者が舞台中央に設置された回転するカプセル風のセットに入って登場するが(BGMは異なる)、いずれもドアが開いて舞台に再登場し、そこからパタパタ式表示板で得点を発表するのが特徴。全員の得点が発表されて審査員のコメントの後、全挑戦者の累計得点順に表示板が並べ替えられて終了。 ゴールデンルーキー賞シリーズをリニューアル。グランプリシリーズであと一歩グランプリに届かなかった20組を対象に、勝ち抜きトーナメント形式で優勝者を決定した。優勝はキモサベ社中。 前述のサバイバルシリーズを、オープン参加に移行。25組を対象に勝ち抜きトーナメント形式で優勝者を決定する。毎週5組(決勝のみ4組)が登場し、審査員10名による得点累計の上位者(1回戦3組(25→15)、2回戦3組(15→9+敗者復活1組)、準決勝2組(10→4)、決勝1組。)が勝ち上がる。優勝賞金は100万円。計7回行われた。優勝者は下記参照。 審査結果発表はゴールデンルーキー賞シリーズ同様、挑戦者全員がカプセルから舞台に再登場し(BGMはゴールデンルーキー賞を若干短縮したもの)、そこからドラムロールとともに電光掲示板(棒グラフ)で得点を発表する。全員の得点発表後、中尾ミエの「さぁ?、誰が落ちたかなっ?」の掛け声で、グランプリシリーズの不合格時と同じ間の抜けた音楽が流れ、同時に電光掲示板にある不合格者の名札がひっくり返される。決勝では挑戦者4組の得点が一斉に発表され、最高得点を獲得した1組が優勝の栄冠に輝く(優勝決定のファンファーレは当シリーズ独自のもの)。 オープントーナメントサバイバルシリーズと交互に放送されていた、当番組唯一の団体戦。24組の参加者が紅組と白組に分かれ、各自2本ずつのネタを披露し、総得点で勝敗を争った。紅組はひびきわたる、白組はミスター梅介がキャプテンを務めた。優勝チームには60万円(最終シリーズでは90万円)、最優秀個人賞には30万円、優秀個人賞2組には各5万円が贈られた。4回実施したが4回とも白組の勝利だった。 グランプリの懸った審査結果発表の際、山田、中尾が「さあ!!グランプリです!!どうぞ?っ!!」と言い、ステージが暗くなり、挑戦者の乗っているカプセルにスポットライトが当たる。緊迫感のあるティンパニロールと不協和音が鳴り終わってカプセルが止まり(ここまではグランプリ以外も)、グランプリが決定した瞬間には、ファンファーレ(合格・グランプリともに同じ)が鳴ってセットの電飾が光る。ステージが明るくなってカプセルから出る時に天井から大量の紙吹雪が降り、ファンからの紙テープと花束による祝福を受けた。さらに出場者の一部からグランプリ(優勝)を決めた瞬間、胴上げされるユニットもいた。 なお、テレビ画面には、「おめでとう!!グランプリ獲得(挑戦者名)!![注 2]」の字幕スーパーが画面一杯に出る。そして表彰の際、審査委員長の桂米丸から賞状とゴールデントロフィー(銀賞、金賞も同様。銅賞はトロフィーのみで表彰式はない)が授与された。 他のシリーズも優勝すると、同様の演出となる。 太字はストレートでのグランプリ達成者
放送時間
土曜 12:00 - 13:00 (1980年4月12日 - 1985年10月12日)
土曜 17:30 - 18:30 (1985年10月19日 - 1986年9月27日)
概要・変遷
グランプリシリーズ(1980年 - 1983年)
ゴールデンルーキー賞シリーズ(1980年 - 1982年)
サバイバルシリーズ(1983年)
オープントーナメント サバイバルシリーズ(1984年 - 1986年)
激突!!団体戦シリーズ 爆笑紅白大合戦(1984年 - 1986年)
グランプリ決定時の演出(グランプリシリーズ)
挑戦者に対するテロップ表示(グランプリ以外)
演技披露の時 「(勝ち抜き週)目に挑戦! (参加者名)(ジャンル)」
審査発表の時 「(参加者名) (勝ち抜き週)目なるか?」
合格決定時 「合格!!」(通常はその下に「来週もガンバレ!!」と表示されるが、グランプリが近づくとこの他に「がんばれあと一歩!!」に変わる。また金賞などの各賞受賞時には「おめでとう!(受賞する賞名)獲得!!」
不合格決定時 「残念!!」(挑戦する週によって「また来いよ!!」「健闘を称えます。再度チャレンジを!!」等が追加)
グランプリ獲得者
B&B(1980年7月5日放送分にて)
おぼん・こぼん(月見おぼん・こぼん改め。1980年8月16日放送分にて)
ギャグ・シンセサイザー(1980年12月20日放送分にて。不祥事により番組後期に剥奪)
大木こだま・ひかり(1981年2月28日放送分にて。ストレートでグランプリ達成。ただし、不祥事のため剥奪)
九十九一(1981年5月9日放送分にて)
小柳トム(現:Bro.TOM。1981年6月27日放送分にて)
とんねるず(貴明&憲武改め。1982年4月10日放送分にて)
青芝金太・紋太(1982年5月22日放送分にて)
アゴ&キンゾー(1982年6月12日放送分にて)
怪物ランド(1983年4月30日放送分にて)
シティボーイズ(1983年9月10日放送分にて)
オープントーナメントサバイバルシリーズ(1984年 - 1986年)優勝者
第1回:コントらぶこ?る
第2回:パート2
第3回:コント山口君と竹田君
第4回:笑パーティー
第5回:ちゃらんぽらん
第6回:キャラバン
第7回:ウッチャンナンチャン
主な出場経験者1980年
チャーリーカンパニー
サムライ日本
春やすこ・けいこ
ギャグ・シンセサイザー
酒井くにお・とおる
マギー司郎
鳳らん太・みい子
B&B
初代10週勝ち抜きチャンピオン
徳永良治(現在は桂竹丸)
じゃんけんぽん
Size:181 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef