グランプリシリーズの審査方法は20項目による項目数で決める。審査基準の項目数は勝ち抜き数によって変わっていき、勝ち抜き数が上がるほど厳しくなっていく。10週連続勝ち抜きグランプリ達成のためには、審査基準20項目全てに合格しなければならなかった。ただし、総合演出を務めた赤尾健一は、「審査項目は参考程度で、評価基準は“面白いかどうか”だけだった」と証言している。[2]
観客の「笑い声」もステージ横の電光グラフ板に表示されて、これも審査の対象になる。
結果発表後の審査員の講評は、委員長の米丸よりも唄子の方が担当機会が多かった(合否判定の理由や指摘事項を説明)。 1985年10月に放送時間が変更され、以後は土曜17:30枠で放送されるようになった。それから1年後の1986年9月27日に番組は終了し、6年半の歴史に幕を閉じた。 番組終了から19年後の2005年、日本テレビ系『24時間テレビ』内で、看板や幕などセットを組んで一夜限りで番組が復活した。進行は爆笑問題、出演者紹介のナレーションは、故人となった山田康雄に代わって栗田貫一が務めた。当時の出演者のほかに、ますだおかだがB&B、庄司智春(品川庄司)がぶるうたすに扮し当時のネタを再現した。 番組終了から26年後の2012年1月1日から1月3日までCS放送のホームドラマチャンネルで「お笑いスター誕生!! セレクション」と題して3日間放送された。1月1日は、1980年12月27日放送分の1980年に同番組にチャレンジした挑戦者のハイライト集「爆笑総集編」、1月2日は、1981年4月4日放送分のコロッケ・イッセー尾形・マギー司郎などが本芸を披露した「悶絶!異色スター大会」、1月3日は、1982年4月10日放送分のとんねるずが10週勝ち抜きグランプリを獲得した映像が放送された。 当番組は殆どの都道府県で放映されたもの、あくまでローカルセールス番組だったため、多くの地域では時差ネットとなっていた。このため、一部のネット局では、編成の都合により休止になった回も見られる。 なお、系列は当番組終了時(1986年9月)のもの。 放送対象地域放送局系列放送開始放送終了放送曜日・時刻備考
番組終了とその後
スタッフ
企画:井原高忠
構成:出倉宏
音楽:永作幸男
美術:高野豊
ディレクター:高木泰雄
演出:赤尾健一
プロデューサー:中島銀兵
制作協力:日企
製作著作:日本テレビ
ネット局
関東広域圏日本テレビ日本テレビ系列1980年4月12日1986年9月27日土曜12:00(1985年10月12日まで)
土曜17:30(1986年9月27日まで)制作局
北海道札幌テレビ1980年10月4日1983年12月24日土曜13:00
青森県青森放送日本テレビ系列
テレビ朝日系列
岩手県テレビ岩手日本テレビ系列[注 3]土曜16:00[3]
宮城県ミヤギテレビ1980年4月12日土曜12:00[4]
秋田県秋田放送
山形県山形放送日本テレビ系列
テレビ朝日系列1980年10月4日[5]1983年3月26日[注 4]土曜13:30(1981年3月7日まで)[5]
土曜12:00(1983年3月26日まで)
福島県福島中央テレビ日本テレビ系列[注 5][注 3]日曜12:00[6]
山梨県山梨放送日本テレビ系列1985年10月5日[注 6]1986年8月9日[注 7]土曜16:00
新潟県テレビ新潟1981年4月日曜12:00[7]開局直後より放送
長野県テレビ信州日本テレビ系列