およげ!たいやきくん
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]


藤子・F・不二雄原作の漫画ドラえもん』では、ジャイアン(剛田武)のリサイタルで当曲の冒頭部分「いやんなっちゃうよお??♪」と、山口百恵の「横須賀ストーリー」を一緒にこの曲を歌うシーンがある[67]

藤子不二雄A著『新オヤジ坊太郎』の「およげタコヤキくんの巻」では、タイヤキブームの影響でタコヤキがサッパリ売れなくなったたこ焼き屋の少年の窮状を見かねた主人公の坊太郎が、そのタコヤキ屋を大繁盛させようと日本でも一流の宣伝マンを集めて企画を展開し、夜空にタコ型のアドバルーン気球に乗った子門真人が「およげタコヤキくん」を歌って「みなさ?ん タイヤキくんもいいけど今度からタコヤキくんもおーえんしよーね!!」と伝える場面が描かれている。

1976年2月16日の『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)では子門真人と山本リンダが共演。子門は「およげ!たいやきくん」を、リンダは「私の恋人、たいやきくん!」を歌った。子門が生放送の音楽番組に出演していたことも珍しいが、双方の曲が共にフジテレビの関連会社であるキャニオンレコードから発売されていたことも共演の理由となった。

この曲のヒットにより1976年の『第27回NHK紅白歌合戦』(NHK)では、子門真人が出場者の有力候補として多くのマスコミに取り上げられたが、(曲はヒットしても)歌手名のアンケートの支持が低かった[注釈 12]として落選した[68][69]。生田および子門はその後も『NHK紅白歌合戦』への出場歴はないが、1992年の『第43回NHK紅白歌合戦』にて嘉門達夫の「替え唄メドレー?紅白バージョン?」の一節として本曲(の一部分)が演奏された。

バレーボールのレシーブの一つに、「およげ!たいやきくん」にちなんだ名前の「たい焼きレシーブ」というものがある。柔道の受け身を応用したもので、モントリオールオリンピック全日本女子バレーボールチームが使った技として有名になった[70]

2009年9月から放送されているアサヒビールリキュールビール風新ジャンルアルコール飲料「アサヒ麦搾り」のテレビCM木梨憲武皆藤愛子出演)では木梨が酒屋に立ち寄る際に「およげ!たいやきくん」の替え歌を歌っている。

コロッケが「ものまね王座」で子門真人のものまねをした時本曲を披露したが出だしの歌詞を失念しとっさにアドリブで「間違えた、すいません」と歌った。

NHK連続テレビ小説カムカムエヴリバディ」第66話(2022年2月3日放送)で「およげ!たいやきくん」が登場した。当時の番組の映像が使用されている。

2022年11月17日に放送された「昭和歌謡ベストテンDX」(BS-TBS)の「懐かしのアニメソング特集」で1位に選ばれ[71]ささきいさおが歌唱した。

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 後述の英訳詞「Swim, Taiyaki-Kun」ではfish store(魚屋)になっている。
^ 要するに麻布十番にある浪花家総本店で見たのではないということ。
^ 歌では、ヨットは「?艘」、ロケットは「?台」、ハチは「?匹」と歌われているが、実際はそれぞれ「?隻」・「?機」・「?頭」が正しい。
^ プレス枚数[16]または出荷枚数[17]
^ ただし、B面は『ひらけ!ポンキッキ』の9代目お姉さん・橘いずみ(現・周栄良美)の「またね」(作詞:金子政路、作曲:勝誠二)に変更された。
^ NHK『おかあさんといっしょ』1999年発表曲。子供番組発祥の、菓子題材のヒット曲として『およげ!たいやきくん』と共通する。
^ 2017年時点では青山テルマ feat.SoulJaの「そばにいるね」がダウンロードを含め920万ユニットで「日本で最も売れたシングル」としてギネス世界記録に認定されている[27]
^ 「およげ!たいやきくん」と同じ『ひらけ!ポンキッキ』発祥。歌:のこいのこ
^ NHKみんなのうた』発祥。歌:川橋啓史、斎藤こず恵、その他
^ TBSの『8時だョ!全員集合』発祥。歌:志村けん
^ のこいのこ「まる・さんかく・しかく」(キャニオン CX-112)のカップリング
^ この年は、同じく出場者の有力候補と目された内藤やす子も同様の理由で落選したとされる。

出典^ a b 小島豊美とアヴァンデザイン活字楽団『昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで』DU BOOKS、2015年、104頁。ISBN 978-4-907583-45-3
^ 「全国ディスクベスト10」『週刊朝日』1976年2月6日号、36頁。
^ 「およげ!たいやきくん」モデル死去 毎日毎日?焼き続け、夕刊フジ、2010年5月7日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
^「およげ!たいやきくん」の誤解、たいやき ともえ庵のブログ、2017年5月27日。
^ たいやき研究ノート 2、web M旅 2008年3月号(インターネットアーカイブのキャッシュ)
^ 『昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで』130-131頁。
^ a b c d e f 三浦俊雄 著、東京新聞編集局 編『東京歌物語』東京新聞、2009年、140-141頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4808309206
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:219 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef