子門の歌でレコードが大ヒットした後、一時期、生田は「およげ!たいやきくん」に関するインタビューには一切応じなくなったという[13]。生田はテイチクとの専属契約を解いた後の1978年に『ひらけ!ポンキッキ』で「おとなもなやみがあるんだな」[注釈 11]を歌っている[56]。さらに時を経た2011年2月14日には、生田による「およげ!たいやきくん」の再録音マキシシングルが発売された[57]。 カバーや編曲、歌詞を追加変更したリメイク、オマージュ的な関連曲などが数多く作られている。 ポンキッキシリーズ後継番組にて発表されたもの。
LP『およげ!たいやきくん』
A面
およげ!たいやきくん(歌:子門真人)
いちばんロック(歌:前田雅子&ロイヤルナイツ)
ママの右手は魔法の手(歌:なぎらけんいち)
てるてるぼうずがあるいたら(歌:竹田のぶあき)
ヤセタンとコロンタン(歌:のこいのこ、ムーンドロップス)やそ」やま
看板のうた(歌:菅沼宏)
コロちゃんの大旅行(歌:ロイヤルナイツ)
パンダがなんだ(歌:石川進)
B面
いっぽんでもニンジン(歌:なぎらけんいち)
パンの唄(歌:シンガーズスリー)
傷だらけのぼく(歌:天地総子)
こびとになれたら(歌:ピコ)
雨もり寺のおしょうさん(歌:平野レミ、宍倉正信、サヴィーネ)
野菜畑の演奏会(歌:子門真人)
ぼくわるかった(歌:菅沼宏)
宇宙船地球号のマーチ(歌:ポンキッキ合唱団)
カバー・リメイク
公式リミックス・カバー
コンピレーションアルバム『P-kies 20th Century New Trax』(2000年7月1日発売)に、ピストン西沢リミックスによるレゲエバージョンを収録。
およげ!たいやきくん?パラパラ2001?(パラパラP-kies、2001年3月1日発売)
ユーロビートにアレンジ。『ポンキッキーズ21』番組内ではパラパラ風の振りを付けたダンス企画も開催された。
日本コロムビア発売の童謡集CDにMoJoの歌うものが収録されている。
『ポンキッキ・メドレー2007』(ガチャピン・ムックとアイドリング!!!、2007年9月26日発売)にメドレーの一部分として収録。
ジェロが2012年12月28日にライブ『beポンキッキーズ40周年記念前夜祭』にて披露、『beポンキッキーズ』で2013年に放送。またアルバム『COVERS6』(2013年7月24日発売)に収録[58]。バック演奏は原曲と同一。
きいやま商店が2015年4月29日にライブ『子どもの日スペシャル P-kies LIVE』にてギター・三線でカバー。
2017年4月2日より『ポンキッキーズ』で、バックドロップシンデレラによるロックアレンジを放送。レギュラー放送での完全新規カバーはシリーズ初となる[59]。
他の歌手によるカバー
トッポジージョ(山崎唯)(1976年10月発売。カバーアルバム『トッメBジージョ』に収録。シングルカットしてB面には「ビューティフル・サンデー」のカバーを収録)
ザ・カミカゼ(1976年発売。シングル、ディスコバージョン。B面は「黒ネコのタンゴ」のディスコバージョン)
ラニー・ラッカー
田辺マモル(1997年2月発売シングル)
スナッフ(2000年発売のアルバム『What's In The Pasties』収録)
島村秀行
BEGIN(2003年発売のアルバム『ビギンの一五一会58ドライブ』収録)
ムック(ロックバンド)(2004年発売のアルバム『葬ラ謳』収録)
松村邦洋(2006年発売のアルバム『まんぷくトランス』収録)
速水けんたろう (2008年頃日本クラウンから発売の子供向けアルバムCD『ベスト・セレクションこどものうた?まんまるスマイル/およげたいやきくん?』などに収録)
キグルミ(2008年発売のアルバム『キグルミのこどものうた』収録)
辻希美(2010年発売のアルバム『みんなハッピー!ママのうた』収録)
クレモンティーヌ(2011年3月9日発売のアルバム『続アニメンティーヌ』ボーナス・トラックとして収録。但し同年5月27日発売の再発盤では削除されている)
AGC38 feat. 東京ブラススタイル(2012年4月18日発売のシングル)
たいやきくんに、あんこちゃんというガールフレンドができた記念として発売。カップリングには新曲「およげ!たいやき ヤキヤキ音頭」を収録。
稲垣潤一(2015年発売のアルバム『男と女5』に収録)竹内美宥とのデュエット。
バックドロップシンデレラ (2017年10月4日発売のミニアルバム『真夜中の太陽を君は知らない』収録)
たいやき たべたの なんで?(高橋愛・田中れいな・夏焼雅)(2021年6月21日発売の配信限定シングル。TBSテレビ〈関東ローカル〉『ふるさとの未来』2021年7月度エンディングテーマとして起用)
福田こうへい(2022年発売のDVD『福田こうへいコンサート2021』収録)
MONO NO AWARE (2023年5月17日配信シングル)
童謡集などでは、水木一郎(日本コロムビア)、宮内良、池田鴻(キングレコード)、杉江秀
(サンリオ/日本コロムビア)なども歌っている。また、レコーディングは行われなかったが、ザ・ベンチャーズが1976年の来日時にステージで披露している。当時はキーボードの他に女性ボーカリストが二人ツアーに同行しており、ヴォーカルナンバーとして披露されていた。
その他リメイク
およげ!たいやきくんのマーチ(演奏:キャニオン・オーケストラ、シングル)
行進曲に編曲。番組とは直接関係のないキャニオン第三制作部の独自企画とされ、小島豊美によれば高校野球連盟からの要望で作成されたという[60]。B面はキャニオン・ブラス・オーケストラの「そらとぶさんりんしゃのマーチ」。
長くCD化されなかったが、オムニバスCD『たのしい運動会マーチ ベストセレクション』(2003年4月16日発売、ポニーキャニオン)および『およげ!たいやきくんのマーチ?たのしい運動会マーチ ベストセレクション?』(2008年5月9日発売、ポニーキャニオン)に収録された。