おはよう!スパンク
[Wikipedia|▼Menu]
人間のように振る舞い、二足歩行し、服を着てリュックを背負い、食事にはナイフやフォークを使い、幼児的な絵を描き、初歩的な読み書きや計算ができる犬[5]。アニメでは日本語の幼児語を話すが、それは心象の表現として、あるいは動物同士での会話でのみ通じる。人間には言葉は通じていないが、飼い主の愛子や周りの人には、大体のニュアンスが通じている。犬ではあるが、人間の幼児のように描写されている。犬だが何故か猫のキャットにベタ惚れしている。モデルはオールド・イングリッシュ・シープドッグ
森村 愛子
声 - 岡本茉利スパンクの飼い主。初登場時13歳中学2年生。途中で14歳になる。パリ在住の母親にいつも手紙を書いていて、アニメ版では「ボンジュール、ママ」の書き出しで始まる。
お咲さん
声 - 京田尚子藤波の家の家政婦。子供の頃の体験から、犬は苦手。
藤波
声 - 富山敬画家で独身。愛子の母の兄。科子たちに絵を教えている。名前の由来は中日ドラゴンズ藤波行雄から。
キャット
声 - 鶴ひろみせりのの飼い猫。スパンクは「ミーちゃん」と呼んでいる。
トラ吉
声 - 松金よね子スパンクの悪友である茶色いブチ猫。赤いネクタイをしめている。キャットをめぐっての恋敵。
芳村 科子
声 - 吉田理保子亮一の幼馴染。藤波さんに絵を習っている関係で、愛子と友人になる。友人達からは「科ちゃん」と呼ばれている。
篠田 亮一
声 - 井上和彦科子の幼馴染。藤波さんに絵を習っている関係で、科子同様に愛子と友人になる。
美原 せりの
声 - 松島みのり気を引くために嘘をつくなど、人騒がせなお嬢様。
池上 玲
声 - 水島裕愛子の憧れる男の人。ピアニストでヨットサーファー。海で遭難死したスパンクの元飼い主の弟。愛子にファーストキスした後、ウィーンに留学して去る。
池上 類
声 - 水島裕玲の従弟。
大山
声 - 兼本新吾トラ吉の飼い主で中学校の番長。愛子の同級生で、実家は大山荘という民宿を営んでいる。
先生
声 - 西川幾雄
塚原 誠也
声 - 中尾隆聖愛子と同じクラスに転校してきた男子。愛子を「ワカメっ毛」と呼び憎まれ口をたたいている。
篠田 双葉
声 - 菅谷政子亮一の妹。口調は乱暴で情報を提供する代わりにおやつを要求するなどちゃっかりしている。
警官
声 - 千葉繁街の交番にいる。やや気難しい性格。
愛子の母
声 - 増山江威子仕事である帽子のデザインの為、フランスのパリに在住している。
番外編
スパンクのWAOWAO探偵団
「おはよう!スパンク はみだし編」のサブタイトルがつけられている。初出は『なかよし』1980年9月号のなかよしオリジナルコミックス(別冊ふろく)。単行本は
講談社コミックスなかよしより1981年8月5日に第1刷が刊行。読み切り作品「1月なかば春の色」(なかよしデラックス1979年1月号掲載)が同時収録されている。
ストーリー

スパンクの飼い主である森村愛子が夏休みにパリに行っている間、小杉庸子という少女が代わりにスパンクの飼い主になる。その後、スパンクは誘拐事件に巻きこまれてしまう……という話。これ以降愛子は原作にはしばらく登場しないが、物語の終盤になって再登場している。
アニメ

1981年3月7日から1982年5月29日にかけて、毎週土曜日19:00 - 19:30に、朝日放送[6](ABC)・テレビ朝日系列で、全63話放送された。また、系列外局でも遅れネットで放送した局もある。放送期間が延長されたが、その一方で、スパンクのぬいぐるみの売れ行き低迷に悩まされたという[7]。なお、関連商品自体は売れていたという話もある[8]
スタッフ

プロデューサー:村沢禎彦(朝日放送)、荻野宏(旭通信社)、仙石鎮彦(東京ムービー新社)

原作:
たかなし?しずえ雪室俊一

作画監督:香西隆男

美術監督:龍池昇

録音監督:山田悦司

撮影監督:宮内征雄

音楽:馬飼野康二、上野哲生

選曲:東上別符精

制作担当:向坪利次

文芸担当:山崎敬之

チーフディレクター:吉田しげつぐ

原画:端名貴勇、荒牧園美、今沢恵子、平田かおる、小和田良博、川筋豊、中島ゆう子、緒方泰彦、ましろ純 他

動画:家野尚代、古川みや子、小松良江、岩井美登理、宮脇貴子、伊藤ひろ子、吉沢政江、子椋真由美、宮田輝子、新屋真智子、小玉秀子、さかいまゆみ、小野島二美子、寺田雅俊 他


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:70 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef