おねがい☆ティーチャー
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外見は幼くクラスメートから可愛がられている。第九話で判明するが、実は桂と同じく停滞という病気に6年間もかかっていたため身体の成長が止まっていた。戸籍上の年齢は21歳[2]であり、一歳違いの妹は既婚者で来年は母親になるらしい。かなり良い家柄の娘なのだが、世間体を気にして病気を隠蔽した家族と一緒に生活することに気まずさを感じており、生活感のないアパートで一人暮らしをしている。親友である小石と楓の幸せを願い、彼女達の恋を後押ししている。停滞を再発させないために桂と小石が付き合うよう仕向けるが、この事が引き金となり桂を、みずほへの想いと苺を救いたいという思いの板挟みに追い込んでしまい、桂の停滞再発の要因となった(この事がきっかけに小石との深い友情の絆が生まれた)。制服は中学時代のものを特例で着用している(学校指定のサイズが着られないため)。原典となるアニメ本編では漂介と結ばれるのは水澄楓だが、マンガ版では森野苺が結ばれる。このため、あきかんが担当した『おねがい☆ツインズ』とのマンガ版同士の継承関係は絶たれている。次作『おねがい☆ツインズ』では生徒会長に就任して高校の実力者として君臨している。
間雲 漂介(まぐも ひょうすけ)
声 - 岩田光央桂のクラスメートで友人。思春期丸出しの少年。黙っていれば美男子だが、全然落ち着きが無い。成績は意外にも優秀。将来の夢は政治家になり腐敗政治を撤廃することで、そのために日々努力している。海へ旅行に行った際、寝ぼけた楓に告白されて舞い上がり「イタして」しまい責任感や自分の想いに迷うが 桂の助力もあり晴れて恋人同士になる。なお、みずほは漂介のナニを見て「ぞうさん」と呟いた。幼馴染の四道跨の親が経営する理髪店で髪を無料で切ってもらっているが、金髪にされたりと実験台にされている。
四道 跨(しどう またぐ)
声 - 三浦祥朗桂のクラスメート。(今作は)純情で大人しい性格。趣味は、望遠鏡を使って夜空の星を見る事。漂介とは幼馴染。みずほ先生が大好き。夢は宇宙人に会うことだが、既に夢が叶っていることに気付いていない。今作では目立つ所はないものの比較的常識人なのだが、CDドラマから徐々に性格が壊れ始め、続編に至っては完全に変態となる。アニメ『住めば都のコスモス荘』の第六話の作中アニメで、みずほらしき女教師と跨らしき生徒のラブシーンが流れる(声も本物)。この回では楓役の大原さやかが演じるクリーカが「最優先事項よ!」と、みずほの決め台詞でラストを閉めていた。DVDの初期パッケージや座談会のテロップ等で名字が四道ではなく四堂と誤表記されている。パッケージはその後修整されている。
銀河連盟関係者
まりえ
声 -
金田朋子みずほの宇宙船・まりえしーるの制御システムである生体コンピューター。本体である宇宙船にはステルス機能、空間転移、空間接合など高度な科学技術が盛り込まれており、まりえを介してそれらを特殊能力として使うことができる。言葉は「の!」しか話せないため、意思の疎通は主に表情とジェスチャーで行う。浮き輪型の装置を使い空中をフワフワ浮遊する。自己修復機能があるためメンテナンスフリーだが、ショックを与えるとよく暴走する。第一話において、宇宙船に転送されてしまった桂が驚いて叩き落としてしまい、ブリッジから床に墜落して以来調子が悪く、しばしば謎の行動をとるようになる。本作で起きるトラブルは、まりえが引き起こした誤作動が原因であることが多い。次作『おねがい☆ツインズ』では単独で町内を浮遊している姿が頻繁に目撃されていて「まりえ」と呼ばれている。
風見 はつほ(かざみ はつほ)
声 - 高田由美みずほの母。生粋の宇宙人だが、特殊な細胞活性技術により外見は若々しく色気たっぷりの美女。ショタコンの気があり、夫の面影がある桂を誘惑してみずほをからかうことも。しかし、冗談を通り越して艶事にのめり込む傾向が少々ある。まほ曰く「淫乱熟女」。2人の夫婦生活を監視・記録している。娘と同様にポッチー(ホワイトチョコ味)が好物。2009年の有人探査火星計画で漂流していた乗組員の男性と出会った事が縁となり結婚するが、夫はみずほが幼い時に死去。
風見 まほ(かざみ まほ)
声 - こおろぎさとみみずほの妹。姉と同じく地球人とのハーフ。重度なシスコンで最初は桂を敵視していたが、やがて惹かれるようになる。外見年齢は10歳。母や姉と同様にポッチー(ストロベリー味)が好物。歯に衣を着せぬ発言が多い、生意気な性格。
みるる
声 - 佐久間レイはつほの宇宙船・みるるしーるの制御システムである生体コンピュータ。おでん串の様な形状の杖を持っている。まりえ同様の空間転移機能に加え、目からビームを出す。まりえと恋仲?になる。浮遊パーツが必要なまりえとは違い、単独で浮遊できる。
裁判官
声 - 江原正士銀河連盟編で声のみ登場したキャラクター。みずほを地球に派遣した銀河連盟の一人で、彼女の地球での行いの中で度重なる違反行為があったため、駐在監視員を剥奪し銀河連盟本国へ送還し、また彼女に関わる全ての地球人の記憶を封印した。
その他の登場人物
山田 正臣(やまだ まさおみ)
[注釈 2]
声 - 杉田智和技術教師。いつも猫背で、だるそうな印象。性格も陰気で寡黙だが、夢を懸けている人力飛行機については熱く語りしばしば暴走する。家は裕福。小石曰く、ボサボサ髪と無精ひげをやめれば女子にモテそう。毎日弁当を届けてくれる小石には少なからず好意を感じており、桂に失恋した小石を慰めた。第十二話では琵琶湖で開催されている人力飛行機コンテストに優勝、同日中に髪を切り髭を剃り、優勝トロフィーを小石に捧げて感謝の意を伝える。エンディングでは小石が配達の弁当ではなく、手作りの弁当を届けている。第十三話では既に小石と交際中。
江田島 みのる(えだじま みのる)
声 - 内田直哉桂の叔父で医者(産婦人科)。明るく豪快な性格。美人には弱い。彼のとっさの言葉が桂とみずほの結婚のきっかけを作った。このはとは夫婦円満だが、実際は完全に尻に敷かれている。
江田島 このは(えだじま このは)
声 - 佐久間レイみのるの妻で桂の叔母。看護師としてみのると共に医院を切り盛りしている。おっとりとして優しい性格だが、嫉妬深く怒らせると誰よりも怖い。夫婦揃ってみずほと桂の良き理解者で、何かと世話を焼いてくれる。性欲が旺盛で相手をする夫のみのるもぐったりするほど。
天堂(てんどう)
声 - 仲野裕桂の学校の校長。妻は同校の卒業生でかなりの年齢差があり、そのためにみずほと桂の関係にも理解を示している。自由な校風にモットーを感じている。
なっちゃん
声 - 西村ちなみ沖縄編で登場したゲストキャラクター。幼い少女だが、思い込みが激しく惚れっぽいおませな性格。素敵な恋に憧れ、都会からの観光客の美少年を双眼鏡で探しているが、恋人がいると分かると双眼鏡が割れて泣きながら去っていき、その際にはいつも連れている犬(ジョセフィーヌ)がリードを引っ張られて首が絞まるのが、お約束となっている。続編である『おねがい☆ツインズ』にも登場する。
草薙こずえ(くさなぎ こずえ)
声 - 南央美桂の姉。繊細すぎる性格のため、世界の矛盾や変動が許容出来ず、悲しみが無い完全な世界を求めて、中学生の時に桂の目の前で校舎の屋上から投身自殺を図る。桂はこの出来事がトラウマとなり、3年間「停滞」した。桂の夢や回想に何度も現れ、桂にも時間を止める事を薦めるが、11話で不完全な世界で生きると決意した桂に決別を告げられ、以後登場しなくなる。
舞台

本作は長野県大町市にある木崎湖が舞台となっており、旧制松本高校(劇中の木崎高校のモデル)などが劇中に登場する。


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