1998年公開。前作から30年後を舞台にしている。再びレモンがフェリックスを、マッソーがオスカーを演じると同時に、二人が主演した最後の映画作品となった。 依然ニューヨークに住み続けるフェリックスと、ニューヨークを離れてフロリダ州サラソータで老後を過ごすオスカーだったが、フェリックスの娘ハンナとオスカーの息子ブルースがロサンゼルスで出逢い結婚することになり、2人の結婚式に出席すべく再会したフェリックスとオスカーが、結婚式までの道中でまたも騒動を巻き起こす。 ※括弧内は日本語吹替担当者(VHSソフト版) 映画版第1作のヒットを受け、1970年にABCでテレビドラマ版の放送が開始された。こちらも人気を博し、5シーズンにわたって放送の長寿シリーズとなった。 フェリックス役はトニー・ランドールが、オスカー役はブロードウェイ版でマッソーの降板後にオスカー役を演じていたジャック・クラグマンがそれぞれ演じた。テレビドラマ化に際し、フェリックスの職業がファッションカメラマンに変更されている。テーマ曲は、映画版のヘフティの曲が使われた。 テレビドラマ版は日本でも放送された。日本では、まず1971年10月24日から1972年4月9日までフジテレビで『おかしなカップル』と題して放送された後、1977年4月3日から同年6月26日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で『おかしな二人』と題して放送された。フジテレビでの放送時間は毎週日曜 11:00 - 11:30、東京12チャンネルでの放送時間は毎週日曜 22:00 - 22:30 (日本標準時)。 フジテレビ 日曜 11:00 - 11:30 1977年には、フェリックスとオスカーをそれぞれ猫と犬に置き換えたテレビアニメ『それ行け!わんニャン』が制作・放送。こちらも日本で放送された。 1982年には、“Barney Miller
あらすじ
キャスト
フェリックス・アンガー:ジャック・レモン(金内喜久夫)
オスカー・マディソン:ウォルター・マッソー(永井一郎)
ブルース・マディソン:ジョナサン・シルヴァーマン(鳥畑洋人)
ハンナ・アンガー:リサ・ワルツ(幸田夏穂)
保安官:リチャード・リール(掛川裕彦)
フェリス:メアリー・ベス・ペイル(赤司まり子)
テルマ:クリスティーン・バランスキー(藤生聖子)
ホリー:ジーン・スマート(山像かおり)
ジェイジェイ:レックス・リン(宗矢樹頼)
リロイ:ジェイ・O・サンダース(斎藤志郎)
リコ:ホアキン・マルティネス(宝亀克寿)
スチュワーデス:エイミー・ヤスベック
スタッフ
原作・脚本:ニール・サイモン
監督:ハワード・ドゥイッチ
製作:ニール・サイモン、ロバート・W・コート、デヴィッド・マッデン
撮影:ジェイミー・アンダーソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
テレビドラマトニー・ランドール(左)とジャック・クラグマン
おかしなカップル
キャスト
フェリックス・アンガー:トニー・ランドール(声:近石真介→小松政夫)
オスカー・マディソン:ジャック・クラグマン(声:大平透)
日本語版ナレーション:永井一郎
前番組番組名次番組
デビーの奥さま作戦おかしなカップル
(1971年10月24日 - 1972年4月9日)宇宙パトロール
東京12チャンネル 日曜 22:00 - 22:30
爆笑!チャンネル泥棒 モンティ・パイソン2
(1977年1月9日 - 1977年3月27日)おかしな二人
(1977年4月3日 - 1977年6月26日)二葉百合子浪曲劇場
(1977年7月3日 - 1977年9月25日)
【土曜20:00枠から移動・改題】
派生作品・リメイク版
1983年にはテレビ朝日で、本作からの翻案テレビドラマ『さらば女ともだち』が放送された。主演は、数年前から[いつから?]『おかしな二人』を舞台で演じていた杉浦直樹と石立鉄男。脚本担当は、その舞台の脚本と演出を手がけていた福田陽一郎。
2011年9月には、宝塚歌劇団にてバウホールで公演があった。脚本と演出は石田昌也が、オスカー・マディソン役は轟悠が、フィリックス・アンガー役は未沙のえるが担当した。