役柄としては、若さと優しさのある役を演じる[20]。女性にふりまわされる男の子役が多い[21]。
「鋭い感覚を持ち、芝居もできればギャグのテンポ感もあって、歌も歌える声優」と長濱博史に評され、たなかかずや共々「全幅の信頼を置いている声優」として評価も高い[22]。
『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』においては、カタギリが名言を口にするなど、存在感を発揮[23]。アニメ監督の水島精二は「すごい変幻自在な人で、『ああ、すごいな』と思いましたね。あれはもう、うえだゆうじのすごさですよ」と評している[24]。
テレビCMではナレーションのほか、企業のマスコットキャラクターの声などで出演している。
『ポケットモンスター』シリーズでは、タケシの他にムサシのソーナンスを始めとする多数のポケモンの鳴き声を演じており、共演者の大谷育江から「ポケだモンじ(ポケ田モン司)」という字名と称号を貰っている[25]。大谷によれば、うえだがコイキングを演じた際に彼の演技にキャスト陣が爆笑したことがあるという[26]。 特技はヴァイオリン、殺陣[1]。資格は普通自動車免許[9]。音楽一家の環境で、ヴァイオリンの英才教育を受けていた[27]。『ハーメルンのバイオリン弾き』のキャラクターソングCDの中で、歌とバイオリン演奏を担当しその腕前を披露している。油絵や水彩画も嗜み、声楽を学んだこともある。『ハチミツとクローバー』では多才な美大生(森田忍)の声を演じる一方、劇中歌の作曲や自ら製作したオブジェをハチクロカフェの「森田忍個展」に出品するなど、うえだ自身も多才な一面を見せている。 子供の頃は近くに耳鼻科が無かったため、自分がなろうと思い医者志望だったが、高校生になった頃から舞台演劇やテレビのナレーションに興味を持ったため、上京する[8]。 『デトロイト・メタル・シティ』アニメ版では、ヨハネ・クラウザーII世役でデスメタルを歌い上げる。『ギャグマンガ日和』では、シリーズを通してOP主題歌を担当しており、『おじゃる丸』のエンディング曲を歌ったこともある。ボーカルを担当している『ときめきメモリアル』(早乙女好雄)のバッドエンディングテーマ「女々しい野郎どもの詩」(通称「めめやろ」)は、「心に残る思い出のゲーム音楽」として、今日は一日“ゲーム音楽”三昧でも紹介された[28]。 料理の腕があり、「声優としても最高なのに、料理人としても最高」と、大地丙太郎に評され、仕込みの手際良さまで「さすがうえだゆうじ」と、佐藤竜雄に評されるなど、その腕前は両監督の日記でも紹介されている。 中学時代は生徒会長を務めていた[13]。声優になる前に日本国外での舞踊公演の経験がある。本来の声は、やや高めから中音に近いトーン。トークは聞き手に回ることが多い。また、年に数回の定期ライブを10年以上続けている。 役作りの土台として心理学書や哲学書をよく読む。演じている各キャラクターについて、「常日頃から意識の中に並べ持っている感覚を大事にしている」と語っている[11]。 表記を変えた理由は、漢字表記時代に誤植が多かったことや似た名前の同業者がいるためである。そのため、漢字表記時代は「ネ・右・司(つかさ)で祐司です」と名乗ることもしばしばあった。サインは当初よりひらがなを用いている。 東日本大震災後、小野坂昌也とともにチャリティートークライブ全国ツアーを行っている(新潟県、兵庫県他)。 太字はメインキャラクター。
人物
出演
テレビアニメ
1992年
カリメロ(ジュリアーノ) - デビュー作
クレヨンしんちゃん(男、保父、配達人、悪のエスパー)
1993年
クッキングパパ(学生B、孝明)
しましまとらのしまじろう(1993年 - 2003年、うさぎペンキ屋、山猫男)