あぶくま洞
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ただ、観光洞内は鍾乳石の観賞用と安全の確保のためにライトアップされており、照明植生として壁面に蘚苔類藻類が付着し生育している。
観光
観光コース

あぶくま洞の一部は観光洞として一般コース600mと探検コース120mの観光コースが設定されている[2][1]。特徴的なエリアや鍾乳石には様々な名前が付けられている。洞内に名称の表示があるものを列挙する。なおこれらの他に、洞内の設備として概要案内板、旧入り口、探検コースへの分岐、非常連絡路などがある。

妖怪の塔

白磁の滝

洗心の池

せせらぎの間

石化の樹林

クリスマスツリー

樹氷

リムストーン

観音像


滝根御殿 - 天井高約30mの大空洞。

ビッグフローストン

洞穴サンゴ

クリスタルカーテン

洞穴シールド

ボックスワーク


竜宮殿 - 滝根御殿に次ぐ大空洞。

きのこ岩


月の世界 - 洞内の主な鍾乳石が一覧できる場所。


施設・交通
施設情報


開洞時間: 8:30?17:00(3月1日?11月30日)12月?2月は 16:30 閉洞

休業日: なし

駐車場: 乗用車700台、観光バス30台(無料)

料金: 大人1200円、小人(中学生)800円、小人(小学生以下)600円。団体割引、
身体障害者その他の割引あり。

交通情報


鉄道: JR磐越東線神俣駅よりタクシー。なお、バスは廃止された。

自家用車: 磐越自動車道もしくはあぶくま高原道路経由、小野ICより約15分

入水鍾乳洞

あぶくま洞の北方約4km(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度21分19.7秒 東経140度39分53.1秒 / 北緯37.355472度 東経140.664750度 / 37.355472; 140.664750 (入水鍾乳洞))に位置する鍾乳洞。1927年8月25日に発見された[3]。旧名は「滝根不動洞」[3]。1934年12月に国天然記念物に指定されており、あぶくま洞とは別事務所の管轄である[7]

大滝根山の南から湧き出した同一水源からの水流で形成された洞穴群「あぶくまケイブシステム」のうち、大滝根山南西斜面のキッサ沢の水が「猫じゃくし」と呼ばれる穴から地下に流入して形成された洞穴である[2]。入口から「猫じゃくし」までの距離は約900mである[2]

見学ルート[8]はA、B、Cの3種類あり、水への備え無しで見学できるのはAルートのみである。ただしAコースでも時期によって水深に大きな差があり、膝上まで水につかることもある。また大雨の後は入洞できなくなる。

入水鍾乳洞の流水の水温は2001年の調査時にあぶくま洞よりも1.8℃ほど低く[6]、見学ルートでも一部で水深が数十cmあるために、B、Cルートはそれなりの装備が必要となる[9]。Cルートは原則として案内人付きでなければ立ち入れない[10]
あぶくま洞関連施設

あぶくま洞や入水鍾乳洞とともに、ふれあい館(星の村ふれあい館)や天文台星の村天文台)があぶくま洞関連施設として一体的に整備されている[1]
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e “あぶくま洞内再整備基本計画・基本設計業務委託仕様書”. 田村市. 2023年4月24日閲覧。
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “ ⇒田村市滝根町環境資源保護ルールブック 自然の恵みをいつまでも あぶくま洞”. 滝根町商工会. 2023年4月24日閲覧。
^ a b c d “Map・History”. 入水鍾乳洞. 2023年4月24日閲覧。


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