『ぷっ』すま
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2009年10月からは、エンディングの提供部分の上下の横長のテロップ表示による次回予告がされるようになった(それ以前は2008年の一部放送、また企画を二週に渡って放送された2008年11月18日放送分・2009年5月19日放送分、以降は放送が必ず二週にわたる「日帰りアルバム旅行」の前編放送時に次回予告が放送された)。収録は基本的に、隔週火曜日に2本撮りで行っている。2009年6月2日放送分は放送2日前(5月31日日曜日)に収録された。

番組の比較的初期から、番組の開始数分の間に2度CMを挟み、その後約35?40分間一度もCMが流れない(あるいは開始直後の1度だけCMを挟み、その後約35?40分間一度もCMが流れない)という時間編成を長期に渡って維持しており、同じネオバラエティの『アメトーーク!』・『シルシルミシル』などでも、類似した編成が見られる。

2011年4 - 9月期の平均視聴率は11%台と依然好調を維持していたが[注 10]、同年10月の改編によるネオバラエティ枠の再編に伴い、1999年4月から12年半続いた火曜ネオバラエティ枠から放送時間帯を移動することになり、当番組は、土曜0:50 - 1:20(金曜深夜)の時間帯に放送されていた。放送時間移動後も字幕放送が実施されており、テレビ朝日の0時以降の深夜帯では2013年3月までは唯一の字幕放送対応番組となっていた[注 11]

2018年3月をもって放送終了となった。その後、本番組から約1年9ヶ月後の2019年12月中旬より、MCの2人と制作会社が共通するAmazonプライム・ビデオオリジナル番組『なぎスケ!』が配信開始される[1]
番組の歴史

2005年
1月2日 - 爆笑問題をゲストに迎えて「ギリギリマスター」を、番組初の生放送で放送。

2005年5月3日 - 放送300回達成。「芸能界ビビリ王決定戦」が行われた。

2006年1月2日 - 昨年に引き続き、2回目の生放送に挑み、爆笑問題がギリギリマスターのリベンジに挑戦した。なお、この放送からタイトルロゴが立体的になり『100%ALL NATURAL』の文字を挿入して、一部の効果音が新しくなった。また、その日で放送8年目を迎えた。

2007年6月26日 - 放送400回目となったが、出演者はそれに気づかず、普通に、「物件拝見トレジャーバトル」を行った。スタッフが知ったのは、エンドロールの前で、出演者はエンドロールの途中に知らされた。

2007年10月2日 - 10年目の突入となったが、これも出演者に教えておらずエンドロールの時に大熊から発表された。しかし、実際は翌週から10年目突入となった。

2008年1月2日 この新春SPからハイビジョン放送に移行。それに伴い、ゲームセンターの車のゲームをモチーフとした、オープニングCGに変更された。

2009年6月30日 - 放送500回は「ココ1当てまSHOW!」で(ゲスト:上地雄輔misono)、上記の400回目と同様に、出演者はエンドロールの途中に知った。

2009年11月3日(第518回) - オープニングがジェットコースターをモチーフとしたCGに変更、最後の部分のタイトルロゴに「゜」の部分に穴ぽこにしたもの、さらに字幕テロップなどもリニューアルされた。

2011年3月15日 - 放送開始前に発生した静岡県東部地震関連の報道特別番組のため、急遽放送を休止。この日放送予定だった回は翌週(3月22日)に延期して放送された。

2011年6月28日 - 放送600回になったが、番組内ではそれについて全く触れられなかった。

2011年9月27日 - 火曜ネオバラエティ枠最後となる生放送だった。しかし、当日で当番組のネットを一旦終了する朝日放送では、従来通りに1時間15分遅れの時差ネットで放送。そのため、放送中は「関東地区で23:15?放送されたものです」というテロップを画面の右上に表示していた。

2017年1月 - SMAP解散後もタイトル変更は行われなかった。

2018年3月8日 - 3月末で当番組が終了することが発表された[2][3]

2018年3月31日 - 「『ぷっ』すま」最終回が放送される。通常通りの30分放送となった他、長期間続いた番組の最終回でよく見られる過去の総集編などは一切行わず、草g考案の新企画「犬部」が始動するという内容で番組は進行していった。番組の最後はユースケと草gがそれぞれ視聴者へ向けて感謝の弁を述べた後、出演者・スタッフが総出でカメラに向かって手を振る形で終了となった。これにより、番組は20年の歴史に幕を下ろす事となった[4][5]

番組進行

番組の初めには、必ずと言っていいほど、草gとユースケが小芝居「偶然に居合わせた」などをし、そこが放送される。この小芝居は過去にくりぃむしちゅー雨上がり決死隊がgスケのもとへと来るまでの小芝居としてそれぞれ挑戦しており、当番組内でその模様が放送された。以降、若手芸人たちがこの小芝居に挑戦するための、この小芝居を当番組で行える権利のオーディションそのものがコーナーとしてあり、それが放送されている。

ゲストは、たいてい2組で2人(ときどき、ゲスト1人とお笑いコンビ1組で3人、またはゲスト2人と「助っ人」土田晃之天野ひろゆきなどのサポート役を含め、3人のときがある)で、ゲームにより「草g対ユースケ対ゲストチーム」(2002年5月14日放送)「gスケチーム対ゲストチーム」、「草gチーム対ユースケチーム」、「個人戦」の4パターンがある。ゲームは基本的に3回か4回勝負で行われるが、チーム戦で、ポイントで最終戦前に勝敗が決まってしまっている場合は、最終戦で勝つチャンスを作るため、負けているチームが頼み込んで、勝っているチームの要求(ものまねであることが多い)を受け入れなければならない。

ゲストがこの番組で出演番組や映画の宣伝をするためには、番組内のゲームに勝たなければならず、番組開始時などにゲストが宣伝をしようとすると、必ずgスケがそのPRを止めに入るといったくだりがある。複数回戦の場合は、1回勝つ毎にPRタイムの10秒 - 15秒がもらえる。ビビリ王の場合は、最下位でなければ良い。これは鉄の掟となっているが、PRタイムが得られなかったゲストには、gスケが、必ず、何かを要求(大半はものまね)し、それに答えれば、15秒間のPRタイムがもらえる。ゲストの頑張りによっては、ユースケがお情けで15秒間のPRタイムを与えることもある。

罰ゲームは、敗者に行うのが普通であるが、内容によっては勝者でも行うこともある。また、その内容は、大きく分けて、肉体的にダメージが来るもの(電気ショック、落とし穴、ロシアンなど)と、精神的にダメージが来るもの(モノマネ、一発芸、即興作詞など)に分かれる。どちらかといえば、後者が多い(特にモノマネと一発芸は相手が納得するまで続けさせられるというルールであることが多いうえ、勝者側からのむちゃ振りもあるため、なかなか終わらないこともある。過去にユースケが「このままじゃラチが明かないかもしんない」と言ったこともあった。

また、エンドロール後に、草g(ごくまれにユースケ)とゲストの一人によるショートコントを行い、番組を締めるのが恒例となっている。ネタ合わせは草g主導で行われるが、一時期、草gが「○○?、○○?」とゲストの名前を歌いながら、ゲストが「俺の歌が聞こえる」と返す、通称「俺の歌シリーズ」が行われていた。なお、この「俺の歌」は、ケンドーコバヤシがゲストで出演した際に、草gがケンコバの歌を歌ったとき、「お、俺の歌が聞こえる!」と発言したのが始まりである。また、「俺の歌」に関しては草gが趣味のギターの弾き語り(草gによる作詞作曲)にまで反映しており、草gのラジオ番組『SMAP POWER SPLASH』(現・『ShinTsuyo POWER SPLASH』)で「俺の歌」のフレーズが入った草g作詞作曲の歌をギターの弾き語りで披露していた過去がある。

ネオバラ枠放送時の収録は一日に二本撮りするのが通常で、早朝から深夜0時過ぎまで時間をかけて撮っていた。通常、ゲストは一本撮りで終わるため、ゲストを除いたMCやスタッフのみが二本撮りに臨む形であった。番組収録の集合時間が早朝5時などのため、ゲストが『『ぷっ』すま』ってこんなに早くから撮ってるんですか?といった旨を口にすることもよくあった。過去には、収録が朝の5時30分までかかったこともあり、その時に出演していた土田晃之は、「午前5時に丸太を切る仕事をしたことがある」という話を、ネタとして有効活用している(2009年12月15日の放送では、ゲストに来た土田が、新企画「あの人のコメント当てましょう!リポーターリポート!」(ある有名人が挑戦したリポート内容を、どれだけ正確に穴埋めできるかを競い、リポートした人物と同じことを体験し、そのリポート内容を予想、正解すればそのつど、設定したポイントをゲットできる)のコーナーに対し、「明け方に丸太切るより楽ですもんね」と発言した)。この丸太の件以来、長時間収録の可能性がある企画のとき、ユースケがゲストに、「過去、1本の収録に10時間以上かかって、朝方帰ったことがある」などと説明することがある。また、このように時間をかけて収録をするタイプの番組である。
恒例のシチュエーション

この番組で草gが運動系の活躍を魅せると、ユースケに「剛はダンスやってるから」と発言され、「ダンス万能説(ダンスをやってるから何でもできる説)」を主張されることがたびたびある。当番組のコーナー「試して足して THE体感チャレンジクイズ!!」では、草gが「『直径3 mフラフープ』回し10回以上」という超難題を一発で成功させ、ゲストで出演していたオリエンタルラジオ中田敦彦に「これが日本のスーパースターだ!」と興奮の様子でその感想を述べられたり[6]、当番組のコーナー「ペア当て眼力バトル!リアル神経衰弱!?芸人バージョン?」では、趣味がダーツだと明らかになった芸人がその場でダーツの腕前を見せ、何度やっても中途半端な結果だったのに対し、直後にダーツをした草gは一発でド真ん中に命中させたり[7] などと、さまざまな見せ場を披露してきている。

草gが所属するSMAP(1988年 - 2016年)の所属事務所であるジャニーズ事務所所属のタレントがゲスト出演した場合、草gは「先輩(後輩)」とテロップが表示されることが恒例となっている。その時、近藤真彦東山紀之のようなかなり年上の域の先輩は、「大先輩」と表示される。

ものまねや即興作詞の罰ゲームのときに、gスケチームが罰ゲームとなった場合、かつ、ゲストチームが一向に納得しない場合は、ユースケが「じゃあ、そこまで言うんだったらお手本を見せてくれよ」などと言って、罰ゲームをする必要がない相手チームにまで罰ゲームを行わせるに至ることがよくある。これは番組恒例の洗礼と称されていて、その逆に、罰ゲームをする必要がないgスケが罰ゲームをすることもある。

対決の結果、下位に沈んだ者は料理にありつけない(もしくはあからさまに量が少ない)。それを下位に沈んだ者が直訴すると上位の者が「じゃあ、何かモノマネ(芸人では一発ギャグ)をやってもらって面白かったら…」などという流れになって、笑いを取れれば下位に沈んだ者でも料理にありつけることがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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