この項目では、奈良県生駒郡斑鳩町にある神社について説明しています。奈良県生駒郡三郷町にある神社については「龍田大社」をご覧ください。
龍田神社
拝殿
所在地奈良県生駒郡斑鳩町龍田1-5-6
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度36分30秒 東経135度43分30秒 / 北緯34.60833度 東経135.72500度 / 34.60833; 135.72500 (龍田神社)
龍田神社(たつたじんじゃ)は、奈良県生駒郡斑鳩町龍田にある神社。式内社で、旧社格は県社。 現在の祭神は次の通り[1]。 延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳における祭神の記載は2座。同帳では「龍田比古龍田比女神社二座」と記載され、元々の祭神は龍田比古神・龍田比女神の2柱であることが知られる。これに関して、龍田大社から天御柱命・国御柱命の2神が勧請され、元々の祭神は忘れられたとする説等がある[2]。『大和志』では、龍田大社(三郷町立野)の本宮に対して当社を「龍田新宮」とする[2]。 社伝では、聖徳太子が法隆寺の寺地を探し求めていた際、白髪の老人に化身した龍田大明神に逢い、「斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。私はその守護神となろう」と言われたので、その地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祀る神社を創建したという。 延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では大和国平群郡に「龍田比古龍田比女神社二社(二座)」と記載され、式内社に列している[2]。 明治維新後、神仏分離によって法隆寺から分離し、境内にあった寺院関連建物は全て破却された[2]。明治4年(1871年)には三郷町立野の龍田神社(現在の龍田大社)の摂社となった[2]。大正11年(1922年)3月に龍田大社から独立し、近代社格制度において県社に列している[2]。
祭神
本殿
天御柱大神
国御柱大神
右社殿
龍田比古大神
龍田比女大神
左社殿
天児屋根大神
外三大神
歴史
境内
境内社
ソテツ 西株(奈良県指定天然記念物)
ソテツ 東株(奈良県指定天然記念物)
クス
金剛流発祥之地碑
文化財
奈良県指定文化財
天然記念物
ソテツの巨樹 - 昭和32年(1957年)6月13日指定[3]。
関連文化財
法界寺本堂(薬師堂) - 国の重要文化財(建造物)。龍田神社神宮寺の伝燈寺(現在は廃寺)から法界寺(京都府京都市伏見区)へ移築されたもの。明治42年(1909年)4月5日指定[4]。
現地情報
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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