龍幸伸
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たつ ゆきのぶ龍 幸伸
生誕
日本埼玉県
職業漫画家
活動期間2010年 -
ジャンル少年漫画
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龍 幸伸(たつ ゆきのぶ)は、日本の男性[1]漫画家[2]埼玉県出身[3]2010年、『月刊少年マガジン』(講談社)にて連載を開始した『正義の禄号』でデビュー[4]2021年から『少年ジャンプ+』(集英社)にて『ダンダダン』を連載している[4]
来歴
生い立ち

子どものころから絵を描くことが得意であった龍は、絵の学校や塾へは通っていなかったものの、賞をもらうこともあった。しかし漫画家になろうと考えてはいなかった[4]。漫画は読んでいたが、「絵は落書きみたいに描いていただけ」であった[5]。ほかに野球をして過ごしていた[5]。小学生のころから上山徹郎の『LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-』を読み、同作の模写を行っていた[4]。龍にとって同作は大好きな作品であり、影響を受けている作品である[4]。憧れの作家として、上山を挙げている[3]。このころ、オカルトについてそこまで好きなわけではなかった[5]

中学生になると、三浦建太郎の『ベルセルク』や皆川亮二の『ARMS』や『スプリガン』、大友克洋の『AKIRA』など、爽快感がある「バトルものやアクションもの」を好むようになり、登場人物を自らに重ねて読んでいた[4]。それらの「絵がうまくて、絵で表現している」作家を好んでいる[5]
デビューまで

就職氷河期で就職できず、コンビニでアルバイトを始める[4]。21歳のころ[5]、アルバイト先の店長から、絵が上手だから漫画家になったらどうかと勧められたことがきっかけとなり、漫画を描き始める[4]ガンダムを好む龍は、ガンダムを題材とした漫画をボールペンで100ページ執筆して『ガンダムエース』(KADOKAWA)に持ちこんだところ、「ボロクソに言われ」たものの、絵が上手であったことからアシスタントに勧誘される[4][5]曽野由大のアシスタントとなり[5]、その現場では、「朝10時から次の朝5時くらいまで」漫画を描き、「コピー機の横で寝る」といった状況で働く[4]。それでも漫画の勉強をしたことがなかった龍にとって、絵が上手な人がたくさんいた現場であり[4]、「つけペンの使い方からベタの入れ方」など「一からすべてを教わることができ」たという[4][5]
デビュー

約3年間、アシスタントと並行して漫画の持ち込みを行った後[4]、『月刊少年マガジン』(講談社)の月マガ新人漫画賞グランドチャレンジで佳作を受賞[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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