龍が如く
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この項目では、ゲームシリーズ第一作について説明しています。シリーズ全般については「龍が如くシリーズ」をご覧ください。

龍が如く
Yakuzaジャンルアクションアドベンチャー
対応機種PlayStation 2
開発元セガ
発売元セガ
プロデューサー名越稔洋
シナリオ横山昌義(シナリオ・演出)
馳星周(シナリオ監修)
シリーズ龍が如くシリーズ
人数1人
メディアDVD-ROM
発売日

2005年12月8日[1]
2006年10月26日(廉価版)[2]
2006年1月27日[1]
2006年9月5日[1]
2006年9月14日[1]
2006年9月15日[1]
対象年齢CERO:18才以上対象
CERO:D(17才以上対象)へ変更
ESRBM(17歳以上)
PEGI:18
コンテンツ
アイコンセクシャル、犯罪、ギャンブル
売上本数100万本(廉価版含む)[3]
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『龍が如く』(りゅうがごとく、英題:Yakuza)は、セガより2005年12月8日に発売されたPlayStation 2ゲームソフト

キャッチコピーは「伝説の男と100億の少女」。東京の架空の街「神室町」を舞台に、裏社会を生きる人々の抗争や生き方、人間模様を描く。
概要

名越稔洋2003年に企画を立案し、2005年に名越によって生み出された本作は「実在の繁華街」をコンセプトに、成人男性をターゲットとしている[4]。企画・開発当初は「日本の成人男性のみをターゲットとする」「海外では発売しない(後に海外でも発売)」というコンセプトから、セガ上層部を説得するのに苦労した[5]

CEROの年齢レーティングでは18才以上対象となっていた[6]が、後のレーティング規制見直しによって、17才以上対象ソフトへと変更になった。プロモーションの一環として本作を題材にした実写映画も制作された。以後シリーズ化され、続編作品・外伝作品[注 1]や本作と世界観を共有する『クロヒョウ』シリーズ[7]や『ジャッジアイズ』シリーズが発売されている。作品性を守るためにシリーズを通して、「相手に絡まれないと殴れない不自由さ」「子供の死・薬物摂取シーンの排除[注 2]」の2点は徹底して守られている。

リアルに再現された箱庭(街並み)の中を自由に移動することができるゲームである。リアルな街並み以外にも、多種多様にある武器や食料などのアイテム類や、バッティングセンターUFOキャッチャーパチスロなどの本筋とは関係の無いミニゲーム、キャバクラをシミュレートしたサブイベントなどで、より現実感を演出している。自らの足で移動し、シンボルエンカウント制により敵と戦闘となり、戦闘では主に素手や武器[注 3]などの打撃によるコンボ、ガードや掴み、回避動作といったアクションを駆使して戦う。敵に攻撃を当てることなどで「ヒートゲージ」が上昇していき、ある程度溜まると地形や武器などを利用した様々な「ヒートアクション」が使用できる。特定のボスや一部のシーンでは、時間内にボタンを押したり連打することで回避や反撃、追撃することができるQTE(クイックタイムイベント)が発生する。闘技場などの例外もあるが、基本的にはプレイヤーのライフが0になるとゲームオーバーとなる。

メインゲストとして、俳優の渡哲也[注 4]三原じゅん子プロレスラー藤原喜明[注 5]が出演する。メイン以外にも、セクシー女優みひろや、グラビアアイドル愛川ゆず季相澤仁美といったゲストが登場する。以降の作品でも多数の俳優・タレントがゲスト出演しており、『龍が如く3』まではオリジナルで描かれたキャラクターで登場していたが、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』からはフェイスキャプチャーによって出演者の顔をモデリングしたキャラクターで登場させる形が主流となっていく[注 6]

2005年度のファミ通アワードで優秀賞(フロンティア賞)を受賞[8]2009年、ザ・ベスト再発売版を含め売り上げがミリオンヒットに到達したと、本作の総合プロデューサーである名越稔洋が自身のブログで発表した[3]

2012年11月1日、本作と『龍が如く2』を1つにまとめてPlayStation 3に移植した『龍が如く1&2 HD EDITION』が発売[9]2013年8月8日には、同作をWii Uに移植した『龍が如く1&2 HD for Wii U』が発売された[10]
ストーリー

親友と愛する女のために親殺し(組長殺し)の罪をかぶり(すなわち冤罪で)、懲役10年の刑を終えて神室町に戻ってきた主人公、桐生一馬は母を捜す少女、と出会う。彼女は、かつて桐生が所属していた関東最大の広域暴力団「東城会」から盗み出された、100億円の鍵を握るといわれ、様々なヤクザ勢力に狙われていた。遥を守るために戦う桐生は、戦いの中で「人として生きることの意味」を見出すこととなる。
登場人物詳細は「龍が如くシリーズの登場人物」を参照
劇中の主な用語
堂島の龍
堂島組構成員時代の桐生の異名で、背中に彫られた
応龍[11]刺青に由来する。
東城会
詳細は「東城会」を参照関東一円の極道を束ねる一大組織。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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