鼻中隔
ラテン語septum nasi
英語Nasal septum
グレイの解剖学
鼻中隔(びちゅうかく、英語: nasal septum、ラテン語: septum nasi)とは、鼻腔の内部を左右に仕切る壁である[1]。粘膜で覆われ[2]、鼻中隔軟骨、鋤骨、篩骨垂直板によって形成される[3][4]。鼻孔から咽喉の奥まで伸びている[5]。成人後も成長すると言われている。 鼻中隔に穴(穿孔)があく症状である[6]。原因は、鼻中隔彎曲症の矯正手術[6]、鼻ほじりによる外傷[7]、多発血管炎性肉芽腫症[7]、六価クロムの紛塵の吸入など[8][9]。
鼻中隔の疾患
鼻中隔彎曲症「鼻骨#鼻中隔彎曲症」を参照
鼻中隔穿孔
脚注^ 日野原重明『解剖学・生理学』(第2版)医学書院、1974年2月1日(原著1968年2月1日)、70頁。
^ “ ⇒鼻中隔弯曲症”. gooヘルスケア. 2011年10月23日閲覧。
^ 日野原重明『解剖学・生理学』(第2版)医学書院、1974年2月1日(原著1968年2月1日)、65頁。
^ “ ⇒Cavitas nasalis ossea(骨鼻腔、鼻腔)Bony nasal cavity こつびくう、びくう”. 船戸和弥. 2011年10月23日閲覧。
^ “メルクマニュアル家庭版, 鼻と副鼻腔 217 章 耳、鼻、のどの構造と機能
^ a b “ ⇒bichuukaku” (PDF). 東京大学医学部附属病院. 2011年10月23日閲覧。
^ a b “ ⇒鼻中隔穿孔”. メルクマニュアル. 2011年10月23日閲覧。
^ “ ⇒六価クロムによる地下水汚染”. 岐阜市役所. 2011年10月23日閲覧。
^ “クロム: ミネラルの欠乏症および中毒症: メルクマニュアル18版 日本語版”. メルクマニュアル. 2011年10月23日閲覧。
関連項目
鼻中隔下制筋
外鼻神経