この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "黒羽快斗" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2021年4月)
黒羽 快斗(くろば かいと)は、『週刊少年サンデー』で不定期連載されている青山剛昌原作の漫画『まじっく快斗』およびそれを原作とするテレビアニメに登場する架空の人物であり、同作の主人公。同じく『週刊少年サンデー』にて連載中の『名探偵コナン』およびそれを原作とするテレビアニメや映画作品などのメディアミックスの作品にも登場する。
アニメでの声優は山口勝平が担当する。 『まじっく快斗』の主人公。普段はマジックが得意なお調子者の高校生として生活しているが、裏では日夜警察を翻弄する神出鬼没の泥棒・怪盗キッドとして活動している。なお、快斗はキッドとしては二代目であり、初代は彼の父親にして世界的天才マジシャンの黒羽盗一。母親の黒羽千影も、「昭和の女二十面相」と謳われた女盗賊・怪盗淑女(ファントム・レディ)として、20年前まで活動していた。 当初、『名探偵コナン』にはゲスト登場だけの予定だったが、その後も主人公・江戸川コナンのライバルとして不定期に登場し続けている。 身長は174cm[1]。体重は58kg。年齢は17歳。星座は双子座。血液型はB型。誕生日は6月21日[1]。天才マジシャンであった父親・盗一による影響から自らも手先が非常に器用で、マジックに優れており、その腕前はラスベガスでもすぐにステージへ上がれるほどと評されている。好物はチョコレートアイスクリームと青子。嫌いな物は魚類とアイススケート、またクラスメートで魔女の小泉紅子を苦手としている[2]。江古田高校2年生。一人称は「オレ」だが、キッドとして相手に丁重に接する必要がある場合は「私」を用いる。8年前に盗一が失踪した後は母親の千影と暮らしている。しかし、現在は自宅に快斗を残し海外で遊び歩いているため、現在は一人暮らしである。 2022年現在、二代目怪盗キッドの正体が黒羽快斗だという事実を知っているのは以下の6人である(死亡したジャック・コネリーを含むと7人)。☆が付いている人物は正体の秘密を共有している者。基本的にはバレかけても寺井や母親以外にはキッドであるとは認めない。特に白馬や紅子に対しては毎回キッドではないと主張している。
概要
人物
容姿
整った顔立ちと設定されている。工藤新一には変装しなくても周囲の者たちを騙せるほど顔が瓜二つの人物であるが、髪型は快斗の方は癖毛である。怪盗キッド時の衣装は全身白のシルクハットとタキシード、マントにモノクル(ただし鼻にかけるブリッジがついている、歴史的には存在せず日本の漫画・アニメにしか登場しないタイプ)を着用する。
頭脳
IQ400の天才[注 1]。一見、軽薄で明るいだけのように見えるが、実は非常に頭脳明晰かつ、頭の回転に長ける。授業を真面目に受けてはいないが、走り回りながら数学教師の出した問題に即答したり、一瞬で落下速度(落下時間)の計算を行う、外国人に変装し声を変えながら英語を流暢に話す[4]など、勉強もできる様子。また、免許証確認時、名前だけでなく、覚える気もないのに免許証番号まで暗記してしまったという記憶力が高すぎた故の失敗もある[5]。ただし、バレンタインデーを知らない[6][注 2]など持っている知識には若干のムラがある。『ゴールデン・アイ』[7]・『ダーク・ナイト』[8]・『真夜中の烏』[9]などでもわかるように探偵並みの優れた推理力も持っているが、快斗本人は、泥棒である自身を「芸術家」と称するのに対し、それを追う探偵を「難癖をつける批評家に過ぎない」としている[10]。また、特に探偵と一緒にいる場合活躍したくないのか本気を出したくないのかサポート側に回り、推理を探偵に丸投げしている傾向にある[11][12][13]。
身体能力
視力は左右両方とも2.0。身のこなしが軽いなど非常に優れた身体能力を持つが、戦闘が主目的ではないため肉弾戦は不得手で、戦闘や格闘のプロなどには不意打ちや小細工を使用しないと苦戦する[注 3]。キッドとして主に使うハンググライダーをはじめとして、スポーツはほとんどできるがアイススケートが唯一の苦手。自動車や飛行機などの操縦技術もあるが、正規の免許を所持しているのは普通自動二輪車だけ[16]で他は無免許。
怪盗としての技能
変装を得意とし、老若男女を問わず、自分だけでなく他人を変装させることも可能。声色はどんな人物の声でも自由自在に出せ、腹話術も行える。また、美術品等が本物であるか偽物であるか判定できる鑑定眼の他、厳重な金庫を開けられるピッキング能力にすら優れている[17]。
性格
キッドの時は得意のポーカーフェイスで本心を隠し、自信に満ちたクールでキザな振舞いをしているが、本来の快斗は明るくやんちゃで学校ではムードメーカー的存在で人気者である。エンターテイナー気質で、普段の生活でもよくマジックを披露している。学校では授業中走り回ったり、マジックと称して窓から早退しようとするなど、かなりの問題児[18]。シリーズが進むにつれ、『快斗』本編の三枚目な一面も『コナン』で描かれるようになる。怪盗として様々な盗みを成功させていき、市民から半ばアイドル扱いされるのを良いことに、調子に乗って自惚れの強い面を見せることもある。その慢心や若さゆえの未熟さ、精神的なムラも目立つため、思わぬところで痛い逆襲を受けることも多い。OVA『コナンVSキッドVSヤイバ 宝刀争奪大決戦!!』は『快斗』が原作なので本来の三枚目な一面が描かれており、『コナン』本編では見られないシーンが多い(飛行中に『YAIBA』の庄之助と激突して墜落し、池の中のゲロ田ゲロ左衛門の頭の上に落ちても平気なシーンなど)。
怪盗キッドの正体を知る人物
寺井幸之助☆
初代怪盗キッドである盗一の付き人。
黒羽千影☆
初代キッド・盗一の妻で快斗の母親。正体を明かす描写はないが、二代目怪盗キッドの正体を知っている描写がある。
Size:115 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef