黒田東彦
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黒田 東彦
2011年

第31代 日本銀行総裁
任期
2013年3月20日 ? 2023年4月8日
首相安倍晋三
菅義偉
岸田文雄
代理官雨宮正佳
若田部昌澄
前任者白川方明
後任者植田和男
第8代アジア開発銀行総裁
任期
2005年2月1日 ? 2013年3月18日
首相小泉純一郎
安倍晋三
福田康夫
麻生太郎
鳩山由紀夫
菅直人
野田佳彦
安倍晋三
前任者千野忠男
後任者中尾武彦
内閣官房参与
任期
2003年3月 ? 2005年1月
首相小泉純一郎
財務官
任期
1999年7月8日 ? 2003年1月14日
首相小渕恵三
森喜朗
小泉純一郎
前任者榊原英資
後任者溝口善兵衛
国際金融局長
(国際局長)

任期
1997年7月15日 ? 1999年7月8日
首相橋本龍太郎
小渕恵三
前任者榊原英資
後任者溝口善兵衛

個人情報
生誕 (1944-10-25) 1944年10月25日(79歳)
福岡県大牟田市
国籍 日本
配偶者黒田久美子(有馬駿二の長女)[1]
親族義父:有馬駿二(電源開発理事)[2]
義祖父:有馬敬之助(大倉商事受渡係主任)[3]
出身校東京大学法学部
オックスフォード大学経済学研究科(経済学修士)
署名

黒田 東彦(くろだ はるひこ、1944年昭和19年〉10月25日 - )は、日本銀行家財務官僚。第31代日本銀行総裁財務官を最後に退官し、一橋大学大学院教授、アジア開発銀行総裁を経て着任した。財務省内での愛称はクロトンである[4]
経歴

福岡県大牟田市出身[5]。父は海上保安官で、黒田が幼少のときは父の転勤に伴い横浜神戸を転々とし、小学校5年生の時に父は東京の世田谷へ居を構えた[5]

東京教育大学附属駒場中学校・高等学校(現:筑波大学附属駒場中学校・高等学校)を経て、東京大学法学部碧海純一ゼミ)卒業[6]。東大在学中に司法試験次席合格、国家公務員上級職法律職合格[5]1967年(昭和42年)、大蔵省(当時)に入省(大臣官房秘書課調査係配属)[注釈 1][7]

同省では、主として国際金融主税畑でキャリアを積み、「ミスター円」として知られた榊原英資の後任として財務官に就任、1999年平成11年)から同省を退官するまでの3年半にわたって同ポストにあった。

2003年(平成15年)に財務省退官後には一橋大学大学院教授を経てアジア開発銀行総裁に就任し[8]、2013年3月18日退任[9]

2013年(平成25年)2月28日、政府は、議院運営委員会理事会に、黒田を次期日本銀行総裁の候補者とする人事案を正式に提示した[10]。3月4日、衆議院で所信聴取[11]、3月11日、参議院で所信聴取[12]が行われ、3月14日、衆議院で採決が行われ、賛成多数で同意、3月15日、参議院で採決が行われ、賛成186、反対34で承認される[13]。3月20日、日本銀行総裁に就任。

任期途中で副総裁任期に合わせて前倒しで辞任した前任の白川方明の任期を引き継ぐ形で就任したため、2013年(平成25年)4月8日に一旦任期切れとなる。同年4月5日に、2013年4月9日から2018年4月8日までの任期で黒田を再任する人事案を衆参両院が同意したため、2018年4月8日までの任期が確定した[14][15]

2018年3月16日、衆参両院に於いて黒田を日本銀行総裁に再任する国会承認人事案が議決され[16]、4月9日に総裁2期目の任期が開始された[17]。日銀総裁に2期連続で任命されたのは第20代総裁を務めた山際正道以来となる[16]

2024年、瑞宝大綬章受章[18][19]
略歴
学歴

1960年(昭和35年)3月 -
東京教育大学附属駒場中学校(現:筑波大学附属駒場中学校)卒業

1963年(昭和38年)

3月 - 東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校)卒業

4月 - 東京大学文科一類入学


1967年(昭和42年)3月 - 東京大学法学部碧海純一ゼミ)卒業[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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