黄金の豚-会計検査庁_特別調査課-
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黄金の豚
-会計検査庁 特別調査課-
ジャンル
テレビドラマ
脚本吉田智子
演出佐藤東弥
南雲聖一
山田信義
出演者篠原涼子
岡田将生
大泉洋
桐谷健太
山口紗弥加
もたいまさこ
生瀬勝久
宇津井健
音楽菅野祐悟
エンディング伊藤由奈守ってあげたい
製作
プロデューサー櫨山裕子(SCC兼務)
大倉寛子
内山雅博
制作日本テレビ

放送
放送チャンネル日本テレビ系列
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2010年10月20日 - 12月15日
放送時間水曜 22:00 - 22:54
放送枠水曜ドラマ
放送分54分
回数9
公式サイト
特記事項:
初回・最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
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『黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-』(おうごんのぶた かいけいけんさちょう とくべつちょうさか)は、2010年10月20日から12月15日まで毎週水曜日22:00 - 22:54[注 1]に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は篠原涼子[1]
概要
キャッチコピー


「税金を喰いものにする悪党どもへ。『カネ返せ』」

オープニングナレーション


「税金とは国民が国家に信託した国民の財産である。その財産を守る国民の盾―それが会計検査庁である」(声:岡田将生 as 工藤優)

会計検査院をモデルにした架空の機関[注 2]「会計検査庁」を舞台に、元詐欺師という経歴を持つ型破りな主人公が、様々な官公庁の不正を暴いていくドラマ。ドラマタイトルの「黄金の豚」とは税金=国民の貯金箱というところから豚の貯金箱にちなんでいる。

篠原涼子大泉洋は過去に同枠のドラマ『ハケンの品格』、スペシャルドラマ『働くゴン![注 3]でも共演している。岡田将生は日本テレビの連続ドラマ初出演となった。

日本テレビでは再放送枠『ドラばらっ!』にて2013年2月18日 - 3月5日まで再放送された。
架空の組織

官庁の不祥事を題材にしたドラマの為、登場する官庁名は原則として架空の組織名になっているが、防衛庁(現:防衛省)や内閣府など実在の組織名も一部登場している。

会計検査院 → 会計検査庁

厚生労働省 → 厚生保険省、社会福祉庁

財務省 → 財政省

国立がん研究センター → 国立高度メディカルセンター

教育委員会 → 教育管理委員会

金融庁 → 金融企画庁

国立大学法人東京大学 → 東京国立大学

外務省 → 外交省

日本銀行 → 首都銀行

内閣官房 → 内閣官房庁

東京税関 → 関東税関

YouTube → WeTube

キャスト
会計検査庁
特別調査課2係
堤 芯子(つつみ しんこ)〈37〉
演 -
篠原涼子(幼少期:紺野彩夏延命杏咲実)調査官。1973年9月16日生まれの37歳。貧しかった幼少時代にチョコパンを万引きしたという濡れ衣を着させられたことにより、悪事に手を染めるようになる。詐欺罪により懲役2年の実刑判決を受け仮釈放中。履歴書の賞罰欄に正直に前科を記入しているため[注 4]、働き口が見つからずにいるところを久留米にスカウトされ特別採用枠で入庁することになった[注 5]。元詐欺師としての経験を生かし、些細な事柄から「欲の臭い」を嗅ぎ付け公務員の不正を暴いていく。実家で母の啄子と妹のみぞれと暮らしている。幼い頃から母親の為に金色の豚の貯金箱に貯金しており、金が無くなる度に実家に戻ってそれを使おうとしていたが、未だに使うことができずにいる。基本的に強気な性格だが、警察だけは恐れている。父親のせいで幼い頃から荒れており、当時少年課の刑事であった堺に補導されたことがある。「以上〇〇(明らかになった損害金額)、きっちり黄金の豚にお返し頂きます」「カネ返せ」が決め台詞で、その際、妹・みぞれにデコレーションされた支給品の電卓で損害金額を計算して突き付ける。
工藤 優(くどう すぐる)〈23〉
演 - 岡田将生調査官補。国家I種。芯子と同時に入庁した新人で、官僚一族に生まれた東京国立大学経済学部卒のキャリア窓際部署であることを知らずに、自ら特別調査課に志願した。子供の頃は警察官を目指していた熱血漢で、正義感も強いが独りよがりで暴走することもあり、芯子や明珍に諌められることも多い。芯子に好意を寄せていて、告白したが過去を打ち明けられた上で振られた。第7話にて内閣官房庁・総理大臣秘書官室に総理秘書官として異動。
角松 一郎(かどまつ いちろう)〈37〉
演 - 大泉洋主任調査官 → 特別調査課課長補佐。国家II種。旧防衛庁の100億円の機密費の無駄遣いを暴いたこともある敏腕調査官。ただ、それを上層部に揉み消された上に左遷されたことにより、調査官の仕事に限界を感じている。しかし、使命感は強く、自らの立場が危うくなるような調査であっても仲間とともに立ち向かっていく。ノンキャリア(国家II種採用の準キャリア)であるため自身の出世はあきらめており上層部の圧力にも屈することはないが、一方で工藤や金田の将来に気を配るなど部下思いの一面を持ち、明珍には「(芯子を含めて)将来のある彼らの盾になる」という決意を打ち明けている。過去に芯子に結婚詐欺に遭わされているが、課員にはそれを打ち明けてはおらず、結婚式直前に死別したことにしてある。芯子に対して被害額113万8250円(後にジュース代100円を貸したため113万8350円になった)の返還を要求しているが、体面を守りたいが為に強く求めることができない。今でも芯子に好意を持っている様子。第6話で明珍の後任として課長補佐に昇格した。
金田 鉄男(かねだ てつお)〈31〉
演 - 桐谷健太調査官。国家I種。3年前に防衛庁の不正を暴いたことにより角松とともに左遷されたため、調査官という仕事に半ば諦めをつけており、熱血的に調査を行おうとする工藤や角松を冷静に見ている。しかし、芯子に感化され、積極的に調査を行うようになってきた。調査能力は非常に高い。芯子には「ソウメンカボチャ」、角松には「鉄ちゃん」、みぞれには「金田っち」と呼ばれている。
明珍 郁夫(みょうちん いくお)〈45〉
演 - 生瀬勝久特別調査課課長補佐。国家I種。穏やかな性格とにある黒子白毫)から「仏の明珍」と呼ばれているが、芯子には「」と呼ばれている。黒子を押されると上層部からの圧力をはねのけるほど強気になれる。典型的な事なかれ主義者で、まだ出世を諦めてはいないものの、非常に部下思いであり、部下のために土下座することも厭わない。茶々検査官から芯子の身上調査を命令されるものの、彼女の本質を知り前科については報告しなかった。ななという娘がいて交換日記をしているが、そこでは正義のヒーローを演じている。


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