黄道十二宮
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「シジル」はこの項目へ転送されています。魔術における記号については「シジル (オカルト)」をご覧ください。

「十二宮」はこの項目へ転送されています。シュトックハウゼンの音楽作品については「十二宮 (シュトックハウゼン)」をご覧ください。
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出典検索?: "サイン" 占星術 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年5月)
黄道12宮。各点は1つの宮の始点を示し、30度ごとに区切られている。天の赤道 (Celestial eauator) と黄道 (Ecliptic) の交点が牡羊座の始点()と天秤座()の始点を示す。天球の極(PとP')を含む大円は、黄道と0°の蟹座()と0°の山羊座()で交差している。この図では、太陽は模式的に水瓶座()の始点に配置されている。

サイン(英語: sign)またはアストロロジカル・サイン(英語: astrological sign)は、西洋占星術などのホロスコープを用いる占星術において、黄道帯(または、獣帯)を黄経で12等分したそれぞれの領域。黄道帯(zodiac)とは、天球上の黄道を中心とした、惑星太陽などを含む)が運行する帯状の領域である。サインは古くは宮(きゅう)と呼ばれていた。12のサインを合わせて十二宮や黄道十二宮と言う。ゾディアック・サイン(zodiac sign)とも呼ばれる。

なお、12サインの基点である白羊宮の0°をどこに定めるかは、占星術の流派などによってさまざまだが、大きく分けてトロピカル方式とサイデリアル方式のふたつに分類できる。西洋占星術ではトロピカル方式、インド占星術ではサイデリアル方式が主流である。

西洋占星術でサインと同様に黄道帯を12分する概念に「ハウス」があるが、ハウスがより具体的な事柄を扱うのに対して、サインはより基本的な性格・性質を司る。
由来

サインは、古代バビロニア時代に設定されたと考えられている。ただし、順や名前は、現代のものとは若干異なる。バビロニアから西に伝わったものはギリシア神話の体系に組み込まれ、インドにはギリシアから紀元前後に伝えられた。古代中国にも十二次というサインと類似したものがあるが、伝播によって成立したものかは定かではない。後に仏教経典を通じてインドから中国にサインが伝えられ、さらに日本にも伝わった。

漢字の宮名は西洋から伝来した当初に意訳された占星術用語と思われる。天文学が制定した星座・星座名とは異なるが、混用されることが多い。中国から日本に伝来した十二支ともよく似ているが、相互の関係については詳しく分かっていない。
サインと星座

実際の黄道十二星座は大小さまざまであるが、サインは実際の星座とは別に黄道を12等分したものである。初期には実際の星座とサインは、大雑把に一致していたが、歳差によってずれていった。歳差を発見したのは古代ギリシャヒッパルコスである。

歳差により、春分点は星座に対し72年で1°の割合で移動しており、その角度はヒッパルコスの時代から見ればおおよそサイン1つ分に近い20°以上に達している(正確な度数はサイデリアルを採用する各流派ごとにことなる)。これへの対処は、流派により異なる。

トロピカル方式では、サインは春分点に対し固定されている。そのため、サインの黄経は一定である。いっぽう、サインと星座はおおよそ1つずれている。

サイデリアル方式では、サインは星座に対し固定されている。そのため、サインと星座は、幅は異なるがおおよその位置は一致している。いっぽう、サインの黄経は変化する。

13星座占いは、黄道上に新たにへびつかい座が移動してきたとして12ではなく13星座を使うものである。歳差の処理はサイデリアル方式に近いが、実際の星座の大きさをそのまま黄道にあわせて使うので、13サインは大小さまざまな不均等なものとなる。これは古代にもまったく例のないことで、現代人の発想になる新しい占いである。
黄道十二宮
基本情報

歳差(時の流れ)により春分点が移動したために星座が1つ隣の十二宮へと移動している(例:やぎ座磨羯宮から宝瓶宮へと移動)。北の天頂(天の北極)を向いて北極を基準に時計回りで観察すると十二次(星座に古代中国天文学での名称を当てはめた物)は西から東(逆時計回り)へと並ぶ[1]。暦年の長さが一定でなく回帰年と一致していないことと、時差があることにより、年とタイムゾーンにより期間が数時間から1日程度変化する。また100年以上の時間スケールではトロピカル方式では歳差により大きくずれるために表の日付はおおよそである。各年の正確な期間は西洋占星術用の天文暦やコンピュータソフトなどを用いて知ることができる。黄経は度以下の単位を使わない場合は0-29°などとなる。サイデリアル方式の日付は流派によって様々な説があるため注意が必要である。

正式名・読み仮名・ラテン語式英名星座による
一般的名称十二辰[2][3]記号黄経太陽が通過する期間(おおよそ)
画像文字コードトロピカル方式トロピカル方式サイデリアル方式二十四節気
白羊宮はくようきゅうAriesおひつじ座♈U+264800–30°03月21日 – 04月19日04月14日 – 05月14日春分清明–穀雨直前
金牛宮きんぎゅうきゅうTaurusおうし座♉U+264930–60°04月20日 – 05月20日05月15日 – 06月14日穀雨立夏–小満直前
双児宮そうじきゅうGeminiふたご座♊U+264A60–90°05月21日 – 06月21日06月15日 – 07月16日小満芒種–夏至直前
巨蟹宮きょかいきゅうCancerかに座♋U+264B090–120°06月22日 – 07月22日07月17日 – 08月16日夏至小暑–大暑直前
獅子宮ししきゅうLeoしし座♌U+264C120–150°07月23日 – 08月22日08月17日 – 09月16日大暑立秋–処暑直前
処女宮しょじょきゅうVirgoおとめ座♍U+264D150–180°08月23日 – 09月23日09月17日10月17日処暑白露–秋分直前
天秤宮てんびんきゅうLibraてんびん座♎U+264E180–210°09月24日10月23日10月18日11月16日秋分寒露–霜降直前


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