株式会社麻生
Aso Corporation種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
本社所在地 日本
〒820-0018
福岡県飯塚市芳雄町7番18号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度38分27.2秒 東経130度41分30.0秒 / 北緯33.640889度 東経130.691667度 / 33.640889; 130.691667
株式会社麻生(あそう、英文社名:Aso Corporation)は、麻生グループ全体を統括する会社である。 麻生太吉が明治時代に飯塚市で始めた「麻生炭鉱」を源流とし、現在ではセメント事業、専門学校運営、病院経営、医療廃棄物処理など幅広い分野の事業を手がけている。 2022年現在会長を務める麻生泰は、自由民主党副総裁・第92代内閣総理大臣麻生太郎の弟。太郎自身も、政界転身まで前身となる麻生セメント株式会社の社長を務めていた。 2008年10月、株式会社麻生が納入した九州新幹線の鹿児島中央駅‐新八代駅間の高架橋のパネル材の一部に欠陥があることが明らかとなった。問題が発覚した部材はコンクリートを流し込む型枠の底面部分に使った「ASフォーム1型」であり、複数の建設会社が使用したとしている。九州旅客鉄道は「パネル材の欠陥は聞かされていない。速やかに事実を確認し、適切な対応を取る」とし、麻生側は「自前で補修した個所もあるが、販売する際に施工業者に説明していたかどうか調べる」とそれぞれコメントした[4]。株式会社麻生の担当者は「高いところなど、補修できないところがあった」と述べ、同社の中村監査役は「これから(不具合が)出たとしても、私どもが責任をとってきちっと対応する」と述べている[5]
概要
麻生塾は、麻生太賀吉が1939年(昭和14年)に私財を投じて飯塚市柏森に創設した私塾である。
飯塚病院は、元は麻生炭鉱労働者のために開設された病院(企業立病院)だが、現在は筑豊地区の中核医療機関の一つに位置づけられている。
麻生メディカルサービス(アップルハート)や各公益法人は、飯塚病院の事業から派生したもので、コムスンが破綻した際に同社の福岡県における事業を引き継ぎ、麻生介護サービス株式会社として事業を新たに展開している。
沿革
1872年 - 麻生太吉が石炭採掘事業に着手。
1966年 - 麻生産業のセメント部門が独立し、麻生セメント株式会社発足。
1973年 - 麻生太郎が社長に就任。
1979年 - 麻生泰が社長に就任。
2001年7月 - 麻生セメントが株式会社麻生に改称。
2009年4月1日 - 麻生開発を吸収合併。
2010年6月29日 - 麻生巌が社長に就任。
グループ企業
医療・健康事業
株式会社麻生 飯塚病院
麻生メディカルサービス
麻生介護サービス
医療法人博愛会(京都病院、博愛苑、頴田病院)
医療法人日章会(南鹿児島さくら病院)
田川新生病院
麻生介護サービス株式会社
教育・人材事業
学校法人麻生塾
麻生情報ビジネス専門学校福岡校、麻生外語観光&製菓専門学校、麻生医療福祉専門学校福岡校、麻生公務員専門学校福岡校、麻生建築&デザイン専門学校、麻生美容専門学校、専門学校麻生工科自動車大学校など福岡県内に13校の専門学校と1校の高等部を運営。関係会社に麻生キャリアサポートがある。
麻生教育サービス
アソウ・ヒューマニーセンターグループ
アソウ・アルファ
アソウ・アカウンティングサービス
ユニバースクリエイト
ヒューマンエナジー研究所
チャレンジド・アソウ
アソウ・システムソリューション
福利厚生倶楽部九州
生活サービス事業
麻生芳雄商事(スーパーASOなどを運営)
麻生地所(麻生飯塚ゴルフ倶楽部)
麻生開発マネジメント(のがみプレジデントホテル)
麻生開発事業部(新飯塚ステーションホテル)
情報・ソフトウェア事業
麻生情報システム
有限会社プラネットホールディングス
ぎょうせい - 2012年にグループ入り。
セメント・建設事業
アラム
セレクト工業
麻生セメント
麻生商事
麻生フオームクリート
麻生コンクリート工業
西南コンクリート工業
泉北コンクリート工業
ソーワセメント販売
日特建設(東証プライム上場)
食品卸売業
東都水産
不祥事・問題
九州新幹線高架橋への欠陥材使用問題
脚注[脚注の使い方]^ 組織図
^ a b c d 会社概要株式会社麻生