株式会社麻屋呉服店
Asaya Department Store1936年発行『前橋観光案内』に掲載された広告
本社所在地 日本
群馬県前橋市横山町[1]
設立1933年(昭和8年)11月[1]
業種小売業
事業内容百貨店
代表者手塚鎌五郎(社長)[1]
資本金30万円[1]
従業員数100[1]
決算期5月[1]
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麻屋百貨店[2]
地図
店舗概要
所在地群馬県前橋市千代田町2-8[3]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度23分35.9秒 東経139度04分9.5秒 / 北緯36.393306度 東経139.069306度 / 36.393306; 139.069306 (麻屋百貨店)
旧麻屋呉服店[3]
1936年発行『前橋観光案内』より
情報
用途店舗
施工木田組(木田保造)[5]
構造形式鉄筋コンクリート造[2]
建築面積375 m² [6]
延床面積1,324 m² [4]
階数地上3階地下1階[2]
竣工1933年(昭和8年)11月[5]
所在地群馬県前橋市千代田町2-8
座標北緯36度23分35.9秒 東経139度04分9.5秒 / 北緯36.393306度 東経139.069306度 / 36.393306; 139.069306 (旧麻屋呉服店[3])
文化財登録有形文化財[7]
指定・登録等日2007年(平成19年)5月[7]
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麻屋百貨店(あさやひゃっかてん)は、1934年(昭和9年)から1964年(昭和39年)まで群馬県前橋市にあった日本の百貨店である。 1934年(昭和9年)に手塚鎌五郎が麻屋百貨店[2]として群馬県前橋市千代田町に群馬県で初の百貨店を開業[2]したのが始まりである。 当時流行したアール・デコ様式を取り入れた建築や屋上の観覧車を持ち[2]、第2次世界大戦前は近隣に大型百貨店が少なかったこともあり、流行の品揃え[2]を求めて県内外から買い物客を集め[2][4]、前橋市の繁華街の賑わいの中心となっていた[2]。 1945年(昭和20年)8月5日の前橋空襲でも焼け残り[3]、戦後復興を目指す市民に勇気を与えたが[2]、1964年(昭和39年)に三越と提携して地元財界が前三百貨店を開いた[8]ため同年閉店[2]し、百貨店としての30年間の歴史を閉じた。 百貨店閉店後は衣料品店などのテナントを集めて営業を続け[2]、その後前橋市にぎわい観光課[7]やザスパ草津のオフィシャルグッズ販売店ザスパーク前橋[7]などが入居したり、地元アーティストによるイベント[2]や市民の会合[7]などに用いられた。
歴史・概要
百貨店時代
閉店後
アール・デコ様式を取り入れたテラコッタの装飾とタイル張りの外壁を持ち、漢数字の九を丸で囲んだ九曜の紋が施されていた[2]。
2007年(平成19年)5月に麻屋4代目社長手塚道雄が図書館[2]や古書などで調査した結果を元に旧麻屋呉服店として登録有形文化財となった。