鹿島徹
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鹿島 徹(かしま とおる、1955年 - )は、日本の哲学者早稲田大学文学部教授(哲学)。
来歴

東京都生まれ。1980年早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業、1991年同大学院博士課程中退。1992年テュービンゲン大学哲学部博士学位取得。早稲田大学文学部助教授[1]を経て、同文学学術院教授。

主にハイデガーベンヤミンリクールの影響のもと哲学的歴史理論を研究テーマとするとともに、埴谷雄高死靈』や平安日記文学などを論じる。憲法学者鈴木安蔵は母方の祖父。

2017年12月から2022年10月まで、大阪アメリカ村のライブハウス・Reed Cafe の運営にかかわる。
著書

『埴谷雄高と存在論 自同律の不快・虚体・存在の革命』
平凡社選書 2000年

『可能性としての歴史 越境する物語り理論』岩波書店 2006年

『危機における歴史の思考 哲学と歴史のダイアローグ』響文社 2017年

『平安日記文学と歴史の理論 ベンヤミン的視点から』武蔵野書院 2024年

共編著

『ハイデガー『哲学への寄与』解読』相楽勉
佐藤優子、関口浩、山本英輔、ハンス=ペーター・リーダーバッハ共著 平凡社 2006年

『吉本隆明論集 初期・中期・後期を論じて』田中和生岸田将幸、古谷利裕、阿部嘉昭金子遊、淺野卓夫、志賀信夫西川アサキ、神田映良共著 アーツアンドクラフツ 2013年

『歴史を射つ 言語論的転回・文化史・パブリックヒストリー・ナショナルヒストリー』岡本充弘長谷川貴彦、渡辺賢一郎共編 御茶の水書房 2015年

『リクール読本』越門勝彦、川口茂雄共編 法政大学出版局 2016年

翻訳

リュディガー・ブプナー
『ことばと弁証法』伊坂青司共訳 晃洋書房 1993年

R.ヴィカースハウス『アドルノ入門』原千史共訳 平凡社ライブラリー 1998年

ヴァルター・ベンヤミン『〈新訳・評注〉歴史の概念について』未來社 2015年

脚注^ 『現代日本人名録』2002年

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