鹿屋航空基地
(鹿屋飛行場)
MSDF Kanoya Air Base
第1航空群司令部新庁舎(2015年撮影)
鹿屋航空基地付近の空中写真
2013年11月23日撮影の10枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
方向 長さ×幅 (m) 表面
08R/26L 2,250×45 コンクリート
08L/26R 1,200×40 コンクリート
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鹿屋航空基地(かのやこうくうきち、英:JMSDF Kanoya Air Base)は、鹿児島県鹿屋市西原3丁目11-2に所在し、第1航空群等が配置されている海上自衛隊の基地。主に固定翼哨戒機の実働部隊、及び哨戒ヘリコプター搭乗員教育訓練部隊の航空基地として、日本の南西海域の安全保障と、奄美群島から甑島列島に及ぶ広大な海域・離島の海難・急患輸送を担当する部隊が利用する。鹿屋航空基地(霧島ヶ丘から撮影)鹿屋基地を空撮(2020年)海軍航空隊本部(後の第1航空群司令部。2015年解体)第1航空群司令部旧庁舎(2010年代撮影) 戦前から使われている航空基地であり、神風特別攻撃隊の出撃基地でもあった。滑走路脇には、今でも零式艦上戦闘機の掩体壕が残されており、司令部庁舎も戦前に建造されたものが2015年まで使用されていた。 アメリカ海軍やアメリカ海兵隊にとっては、普天間飛行場に移動するヘリコプター部隊が、途中給油に立ち寄る重要な航空基地である。2005年10月、アメリカ軍の再編計画により、山口県岩国飛行場に配備されているアメリカ海兵隊所有の空中給油機が鹿屋航空基地に移駐することで、日米両政府が合意した。 2008年(平成20年)3月26日、海上自衛隊航空部隊再編が行われた。第1航空群隷下の第7航空隊が廃止され、第1航空隊へ統合。鹿屋救難飛行隊が編成替えし、第72航空隊(隊本部:大村航空基地)鹿屋航空分遣隊に変更された。 鹿屋航空基地の一角には、大日本帝国海軍時代から海上自衛隊に至るまでの史料を集めた鹿屋航空基地史料館が開設されており、館周辺には海上自衛隊が使用した航空機や大日本帝国海軍の二式大型飛行艇などが展示されている。
概要