鹿児島駅
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鹿児島中央駅」とは異なります。

鹿児島駅

かごしま
Kagoshima

左は鹿児島駅前停留場
所在地鹿児島県鹿児島市浜町
所属事業者九州旅客鉄道(JR九州・駅詳細
鹿児島市交通局駅詳細
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鹿児島駅(かごしまえき)は、鹿児島県鹿児島市浜町にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。事務管コードは▲940126[1]

なお本項では、駅前にある鹿児島市交通局(鹿児島市電)の鹿児島駅前停留場についても記述する。
概要

鹿児島本線日豊本線の正式な終点である。歴史的に当駅の開業が早かったこともあり、「鹿児島駅」を名乗っている。しかし、列車の運行上では鹿児島本線側に1駅隣の鹿児島中央駅が両線の事実上の終点の機能を果たしており、当駅の地位は鹿児島中央駅が西鹿児島駅を名乗っていた時代から相対的に低い。大型時刻表巻頭路線図の都道府県庁所在地代表駅についても、『JR時刻表』(交通新聞社[注釈 1] 、『JTB時刻表』(JTBパブリッシング)とも鹿児島中央駅が選定されている[注釈 2]

当駅と鹿児島中央駅は混同されやすいため、地元では鹿児島中央駅を「中央駅」と呼ぶことで混同を避けている。
乗り入れ路線
鹿児島駅

鹿児島本線、日豊本線の2路線が乗り入れており、いずれも当駅を終点としている。このため、当駅から出る線路は(既に廃止された貨物線を除き)上り線だけである。ただし、当駅を境として列車番号を変えず、当駅をまたいで直通する列車が多い。このため、当駅 - 鹿児島中央駅間では、線路としての上下と列車としての上下が逆になる列車が多数ある。構内には鹿児島本線と日豊本線のキロポストが両方存在する[注釈 3]営業キロ上は、駅の南側に隣接する日本貨物鉄道(JR貨物)の鹿児島貨物ターミナル駅と同一地点にある。なお当駅の所属線は鹿児島本線である[2]現在も残る門司港起点の400キロポスト(2013年5月5日)

上記でも述べたように、鹿児島本線、日豊本線は、運行上では鹿児島中央駅を終点としている。鹿児島本線の列車は多くが鹿児島中央駅で折り返すため当駅まで乗り入れるものは少なく、逆に日豊本線は全列車が鹿児島中央駅まで乗り入れるため、当駅は日豊本線の中間駅としての位置付けが強くなっている。このため、正午から夕方まで鹿児島中央駅に向かう普通列車は、市街地間を結ぶにもかかわらず1時間以上発車間隔が空いている便が複数ある。このほか、鹿児島中央駅を起点とする指宿枕崎線の一部列車が、当駅まで乗り入れている。
鹿児島駅前停留場

第一期線の終点であるが、運行上は他の路線に直通し、1系統2系統それぞれの起点となっている。
歴史1913年(大正2年)頃、改築された当時の鹿児島駅1976年(昭和51年)9月から2018年(平成30年)10月まで使用された4代目駅舎

鹿児島へ至る鉄道は八代から海岸線経由と山間部経由のルートが検討され、海岸の鉄道は戦時に敵の攻撃に弱いという軍部の主張から山間部経由が先に建設された。このことから人吉吉松を経由する肥薩線のルートで鹿児島への鉄道を建設することになり、その鹿児島側からの建設区間としてまず鹿児島 - 国分(後に改称して隼人駅となる)間が1901年明治34年)6月10日に開業、その際鹿児島駅は鹿児島市の市街地の中でも最北部に設置された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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