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鹿児島車両センター
基本情報
鉄道事業者九州旅客鉄道
帰属組織九州旅客鉄道鹿児島支社
所属略号鹿カコ、鹿
配置両数
内燃機関車1両
電車90両
気動車56両
合計147両
備考2023年4月1日現在のデータ[1]
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鹿児島総合車両所(2007年)
JR九州鹿児島車両センター(かごしましゃりょうセンター)は、鹿児島県鹿児島市上荒田町39-12にある、九州旅客鉄道(JR九州)の車両基地。指宿枕崎線鹿児島中央 - 郡元間の東側に位置している。
2011年(平成23年)3月31日までは本社管轄の鹿児島総合車両所として、当所配置車両を中心に全般検査などの整備も行っていたが、同年4月1日の組織改正により鹿児島支社鹿児島鉄道事業部管轄に戻り、工場機能は廃止された。現在では交番検査までの小規模整備のみ行っている。
前々身の鹿児島車両所では鹿児島市交通局の路面電車を製造したこともある。
現在はまれに当車両センターにて撮影会が行われている。 「鹿総車」または「KG」 以下は、2023年(令和5年)4月1日現在の配置車両である[1][4]。 用途電車気動車機関車貨車合計 当センター配置の電車は415系を除き、全車両がワンマン運転に対応している。
歴史
1915年(大正4年)10月 - 鹿児島検車区鹿児島列車電灯所として開設される。
1919年(大正8年) - 工場部門が開設。武工場と命名される。
1925年(大正14年) - 武工場を西鹿児島工場に改称。
1942年(昭和17年) - 西鹿児島工場を西鹿児島工機部に改称。
1950年(昭和25年)12月1日現在 - 工場名は西鹿児島工場に戻る。
1951年(昭和26年)4月 - 鹿児島客貨車区が発足する。
1957年(昭和32年)11月1日現在 - 工場名は鹿児島工場。
1966年(昭和41年)10月 - 鹿児島客貨車区から鹿児島運転区となる。
1967年(昭和42年)11月 - 検修・車両管理部門が鹿児島運転所となる。
1973年(昭和48年) - 鹿児島工場を鹿児島車両管理所に改称。
1985年(昭和60年) - 鹿児島車両管理所を鹿児島車両所に改称。
1987年(昭和62年)4月 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道に移管。
1989年(平成元年) - 初の外部向け車両(鹿児島市交通局2100形電車)を製造。
1997年(平成9年)11月29日 - 鹿児島車両所と鹿児島運転所(検修部門)が統合され、鹿児島総合車両所として発足する。
2004年(平成16年)
3月 - 工場内に新幹線車両の走行機器・電装品等の検修設備を設置[2]。九州新幹線新八代 - 鹿児島中央間開業に伴い、新幹線車両の台車検査・全般検査時には川内新幹線車両センターから台車や主要機器を当所に陸送して検修を実施することとなる[2]。機器脱着作業や車体関係の検修(交番検査以上の検査)についても川内新幹線車両センターへの出張作業により担当[2]。
6月1日 - 管轄が鹿児島支社から本社直轄となり、略号も「鹿カコ」から「本カコ」に変更される。
2010年(平成22年)8月 - 新幹線車両の検修設備を熊本総合車両所に移設。新幹線関係の検修業務を終了。
2011年(平成23年)4月1日 - 工場業務を廃止。従来実施されていた全般検査はすべて小倉総合車両センターに移管された。鹿児島支社の管轄に戻り、鹿児島鉄道事業部の下部組織の鹿児島車両センターとなる[3]。同時に気動車部門の一部を宮崎総合鉄道事業部宮崎車両センターとして分離独立。
2022年(令和4年)4月1日 - 組織改正により鹿児島鉄道事業部が廃止、支社本体にその機能が統合されたため、鹿児島支社直轄となる。
配置車両の車体に記される略号
旅客車:「鹿カコ」鹿児島支社を意味する「鹿」と、鹿児島の電報略号「カコ」から構成される。
機関車:「鹿」鹿児島を意味する「鹿」から構成される。
過去に整備済み車両の車体に記されていた略号
配置車両
営業車66両53両1両0両121両
保留車24両3両0両0両27両
合計90両56両1両0両124両
電車
415系(FK編成)
500番台の4両編成5本 (FK513 - 517) 20両が配置されており[5]、全車両が保留車となっている[6]。全車両がロングシート仕様である[5]。日豊本線(都城 - 鹿児島間)ならびに鹿児島本線(鹿児島 - 川内間)で運用されていた。
FK513 - 517編成は2007年(平成19年)2月から3月にかけて南福岡電車区(現・南福岡車両区)から転属し、同年3月18日のダイヤ改正から運用開始されている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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