鹿児島讀賣テレビ
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株式会社鹿児島讀賣テレビ
Kagoshima Yomiuri Television

鹿児島讀賣テレビ(演奏所
種類株式会社
略称KYT
本社所在地890-8574
鹿児島県鹿児島市与次郎一丁目9-34
設立1993年2月9日
業種情報・通信業
法人番号7340001001072
事業内容放送法によるテレビジョン放送
代表者代表取締役会長 田北 和博
代表取締役社長 原井 聡明
資本金35億円
売上高38億5891万5000円(2023年3月期)[1]
営業利益△7733万2000円(2023年3月期)[1]
経常利益△5724万9000円(2023年3月期)[1]
純利益△5053万1000円(2023年3月期)[1]
純資産85億6127万5000円(2023年3月期)[1]
総資産97億3163万5000円(2023年3月期)[1]
従業員数68名(2021年3月現在)
主要株主日本テレビホールディングス(19.4%)
南国殖産(12.8%)
讀賣テレビ放送(11.8%)
関係する人物上野喜一郎(初代社長)
外部リンクhttps://www.kyt-tv.com/
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鹿児島讀賣テレビ
英名Kagoshima Yomiuri Television
放送対象地域鹿児島県
ニュース系列NNN
番組供給系列NNS
略称KYT
愛称KYT鹿児島読売テレビ
呼出符号JOUI-DTV
呼出名称かごしまよみうりテレビ
デジタルテレビジョン
開局日1994年4月1日
本社890-8574
鹿児島市与次郎1-9-34
演奏所本社と同じ
リモコンキーID4
デジタル親局鹿児島 29ch
アナログ親局鹿児島 30ch
ガイドチャンネル30ch
主なデジタル中継局

阿久根 19ch(垂直偏波)

鹿屋 49ch

枕崎 39ch

蒲生 26ch

大口・串木野・種子島 19ch

中之島 30ch

名瀬 17ch

主なアナログ中継局
阿久根 17ch(垂直偏波)

枕崎 26ch

串木野 46ch

大口 33ch

鹿屋 25ch

志布志 27ch

種子島 62ch

名瀬 24ch

ほか

公式サイトhttps://www.kyt-tv.com/
特記事項:
アナログテレビ放送は2011年7月24日終了時点のデータ
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株式会社鹿児島讀賣テレビ(かごしまよみうりテレビ、Kagoshima Yomiuri Television)は、鹿児島県放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。

通称は鹿児島読売テレビ、略称はKYT。日本テレビ系列NNN)のフルネット局で、NNS加盟局である。
概要

鹿児島県の
民放テレビ局の中では4番目、日本テレビ系列局では29番目(いずれも最後発)の放送局として、1994年平成6年)4月1日に開局。2006年(平成18年)12月1日に地上デジタル放送ワンセグの本放送を開始した。

キャッチコピーは「いつでも4で♪KYT」。マスコットキャラクターは、薄緑色のクマの「山本さん」。

隣接の宮崎県沖縄県には日本テレビ系列のフルネット局がないため、現時点では日本最南端の日本テレビ系列局である。宮崎県南西部の一部地域では、末吉中継局(主に都城市)・鹿屋中継局(主に串間市三股町)・吉松中継局(主にえびの市[2]、沖縄本島北部の一部地域では与論中継局知名中継局を直接受信して、リアルタイムで日本テレビ系の放送を視聴する人も多い。宮崎県では宮崎ケーブルテレビBTVBBIQ光テレビQTnet)が再送信を実施している。

沖縄県内でも2019年令和元年)8月1日より、沖縄ケーブルネットワークの自主放送チャンネル「テレビにらい」において、生放送の報道番組情報番組を中心とした一部番組限定で、当局の区域外再放送を開始した(ただし、データ放送は非対応)[3][4][5]。受信点は辺戸岬に設置されている。

2022年(令和4年)10月1日からは宮古テレビでも、生放送の報道番組情報番組を中心とした一部番組限定で、当局の区域外再放送を開始した[6]


送信所はアナログ放送時代から鹿児島テレビ(KTS、フジテレビ系列)と共用。KTSからは開局時に多数の番組が移行しており、南日本放送(MBC、TBS系列)からも少数ながら番組が移行している。

局名に“読売”の冠が付く放送局は同局と近畿広域圏読売テレビ放送(ytv)のみであり、読売テレビ放送からも出資を受けている。

大阪の読売テレビと同様に、登記上は旧字体の「讀賣」を社名に入れている。


中継局数は、鹿児島県における先発2局と比較すると若干少なめで、鹿児島放送(KKB、テレビ朝日系列)と同等である。

在鹿民放局や九州地方の日本テレビ系列フルネット局で唯一、開局以来ロゴを変更していない[注 1]

2021年度、個人全体視聴率で三冠王を達成した。2022年の年間視聴率、年度視聴率でも個人全体視聴率で三冠王を達成した[7]2023年の年間視聴率、年度視聴率でも個人全体視聴率で三冠王を達成した[8][9]

2023年(令和5年)2月24日の自社制作番組『かごピタ』の特集で新タマネギの甘さを紹介する際糖度を測定する際水を加えたり、砂糖水を使って数値を示すという問題が発生した。同年3月31日の同じ番組で情報を訂正した[10][11][12]。この件に関しては同年6月19日と7月26日に番組審議委員会の議題に取り上げられた[13]ほか同6月30日には放送倫理・番組向上機構(BPO)に出向き放送に至った経緯や問題点、放送後の対応、今後の再発防止への取り組みについて報告した[14]。その結果、BPOは恒常的なものと認められず、再発防止策も報告されているとして「審議の対象としない」こととした。

データ送信所(鹿児島テレビ放送本社)

本社:鹿児島県鹿児島市与次郎1-9-34(〒890-8574)

支社:東京・大阪・福岡

開局日:1994年(平成6年)4月1日

チャンネル番号(本局):29チャンネル(デジタル リモコンキーID「4」)・30チャンネル(アナログ、廃止)

送信所:鹿児島市紫原6-15-8(鹿児島テレビ放送本社テレビ塔)、鹿児島親局テレビ・FM放送所を参照。ベリカードは発行していない。

テレビ出力:1kW(デジタル)、映像・10kW、音声・2.5kW(アナログ、廃止)

コールサイン:JOUI-DTV(デジタル)、JOUI-TV(アナログ、廃止)

カバーエリア:鹿児島県全域及び宮崎県・熊本県・沖縄県の一部

主要取引銀行:みずほ銀行三井住友銀行南日本銀行鹿児島銀行

関連事業:KYTオートピア

支社所在地


東京支社:東京都港区東新橋1-6-1 日本テレビタワー21階[注 2]
・以前は、東京都中央区銀座3-11-18 眞帆ビル4階に設置していた。

大阪支社:大阪府大阪市北区梅田1-1-3-2400 大阪駅前第3ビル24階

福岡支社:福岡県福岡市中央区赤坂1-16-5 読売九州ビル9階

沿革

1986年昭和61年)2月 - 鹿児島県に民放第4局の周波数割り当て。鹿児島地区では227件の免許申請があった。

1992年平成4年)11月24日 - テレビ予備免許交付。

1993年(平成5年)2月9日 - 「株式会社 鹿児島読売テレビ」設立。

1994年(平成6年)

3月23日 - サービス放送開始。ジャンクションVTRだけオリジナル制作・アニメづくり・3D制作の3種類で構成された。

4月1日 - 鹿児島県内4番目の民放テレビ局として開局し、5時54分から本放送開始。開局当初の最初の番組は、上野喜一郎(当時社長)の開局挨拶と土屋佳照(当時鹿児島県知事)の祝辞で、開局して最初のネット番組は、5時59分からの『ジパングあさ6』。また、7時からの『ズームイン!!朝!』では総合司会の福留功男が鹿児島市からの中継で出演した[注 3]
※開局当時のアナログ中継局の数は14[注 4]。そのため、1割強の世帯(主に離島)では、開局後数年間KYTの放送を視聴することができず、例えば開局と同じ改編期に放送した『家なき子』や『投稿!特ホウ王国』、1994年の日本シリーズなどの人気番組を視聴できなかった。

1996年(平成8年)8月28日 - 奄美大島で視聴可能になる。

1999年(平成11年)1月11日 - 与論島に中継局完成。これによりほぼ県全域がカバーできるようになった。

2006年(平成18年)

4月1日 - 地上デジタル放送の試験電波発射。

6月5日 - 地上デジタル放送対応マスター(主調整室)に更新(NEC製)。

10月2日 - 地上デジタル放送の試験放送を開始。

11月5日 - 地上デジタル放送のサービス放送を開始。

12月1日 - 地上デジタル放送とワンセグの本放送を開始。


2007年(平成19年)

5月31日 - 「志布志事件をめぐる一連の報道」で第44回ギャラクシー賞報道活動部門の大賞を受賞。

12月29日 - 日テレNEWS24フィラー放送を開始することにより、通常編成における終夜放送を開始。


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