鹿児島港
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鹿児島港

城山から望む鹿児島港と鹿児島市街.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}日本の地図を表示鹿児島県の地図を表示東シナ海の地図を表示太平洋の地図を表示鹿児島港の位置
所在地
日本
所在地鹿児島県鹿児島市
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯31度35分37.74秒 東経130度33分57.86秒 / 北緯31.5938167度 東経130.5660722度 / 31.5938167; 130.5660722 (鹿児島港)座標: 北緯31度35分37.74秒 東経130度33分57.86秒 / 北緯31.5938167度 東経130.5660722度 / 31.5938167; 130.5660722 (鹿児島港)
詳細
開港1341年[1]
管理者鹿児島県
種類自然/人工
面積36.38 km²
埠頭数6
統計
統計年度2018年(平成30年)
貨物取扱量34,840,356 トン[2]
旅客数6,264,181 人(日本国内2位)[3]
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鹿児島港(かごしまこう)は、鹿児島県鹿児島市にある港湾[4]港湾法による重要港湾[5][4][6]港則法による特定港[7]港湾運送事業法による指定港湾[8][9]。港湾管理者は鹿児島県[5][10]

鹿児島湾の中央部の薩摩半島側に位置しており[1]鹿児島市の南北約20キロメートル範囲の7港区から構成される[11][12]2018年(平成30年)の「港湾統計年報」によれば自動車航送車両台数は約205万台であり日本国内首位[13]、船舶乗降人員は約626万人で、広島県厳島港に次いで日本国内2位である[13][14]

平安時代末期から鎌倉時代にかけて鹿児島湾に注ぐ甲突川の河口が港となっており[15]戦国時代には稲荷川の河口が港となった[15]1341年島津貞久東福寺城に居城を移したことにより発展し[16][1]江戸時代には薩摩藩藩庁が置かれた鹿児島城下の港として琉球貿易や海外交易の基地となった[17]1919年(大正8年)には関税法上による開港指定を受け[18]南九州で最初の開港場となった[19]
概要

鹿児島湾の中央部の薩摩半島側に位置する[1]鹿児島市の南北約20キロメートルに広がる港湾であり、7港区から構成される(詳細は「#港区」節を参照)[11]薩摩半島桜島大隅半島への交通路であるほか、奄美大島沖縄などの南西諸島への重要な交通・物流拠点となっており[20]鹿児島県県庁所在地である鹿児島市の海の玄関口となっている[21]

また、薩摩半島に位置する鹿児島港と鹿児島湾を挟んで東側に対する大隅半島との間を結ぶフェリー航路が運航されている。桜島港との間を結ぶ桜島フェリー垂水市垂水港との間を結ぶ鴨池・垂水フェリーは生活航路としての使命を果たしており、年間約731万人の旅客輸送を行っている[22]

鹿児島港において取り扱われている貨物は、鹿児島県は畜産が盛んであることから飼料用の穀物や、南方に多数の離島を抱えていることから離島の生活関連物資が中心となっている[8]
港勢桜島(手前)より見下ろす鹿児島港(奥)。写真中央が北埠頭、その左隣が南埠頭。

鹿児島港を発着する定期航路は、鹿児島湾内を運航する桜島との間を結ぶ桜島フェリー(桜島航路)、垂水市との間を結ぶ鴨池・垂水フェリー(垂水航路)が就航しているほか、鹿児島県本土の南方に位置する離島である種子島屋久島奄美大島沖縄三島村十島村の各島への発着港となっている[13]。また桜島フェリーは全国で唯一24時間運航を実施している[23]

中央港区のマリンポートかごしまには大型観光船ふ頭が整備されており、2019年(令和元年)には大型観光船が95回寄港した[24]

鹿児島港を管轄する長崎税関鹿児島税関支署(管轄に喜入港を含む)によって通関した2018年(平成30年)の輸出品目は再輸出品・魚介類及び同調製品・金属鉱及びくず・無機化合物・船舶類、輸入品目は原油及び粗油・穀物及び同調製品・飼料・再輸入品・石油ガス類であった[18]


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