鹿児島市交通局
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鹿児島交通」とは異なります。

鹿児島市交通局
Kagoshima City Transportation Bureau鹿児島市交通局本局
種類地方公営企業
略称市電、市バス
本社所在地 日本
890-0055
本局:鹿児島県鹿児島市上荒田町37番20号
バス事業課:鹿児島県鹿児島市新栄町22番28号
設立1928年(昭和3年)7月1日
業種陸運業
事業内容乗合バス、路面電車、貸切バス
売上高4,724,959千円(2005(平成17)年度)
従業員数275名(2018(平成30)年4月1日現在)
外部リンクhttps://www.kotsu-city-kagoshima.jp/
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鹿児島市交通局(かごしましこうつうきょく)は、鹿児島県鹿児島市の交通部門。市電路面電車)と路線バスを運営する。なお鹿児島市営の交通事業として他に桜島フェリーが存在するが、これは鹿児島市船舶局が運営しており交通局とは関係しない。
歴史

1912年大正元年)12月1日: 鹿児島電気軌道が路面電車の運行を開始(日本全国で28番目[1])。運行区間は現在の谷山線武之橋 - 谷山)で、木造単車7両で運行した。

1928年昭和3年)7月1日: 鹿児島市が鹿児島電気軌道を買収し、鹿児島市電気局として発足。路面電車事業を開始する(電車51両、貨車3両、散水車1両)。

1929年(昭和4年)12月28日: バス事業を開始。1931年(昭和6年)4月8日には鹿児島乗合自動車を吸収し、鹿児島市における当時のバス路線の多くを市営とした。

1933年(昭和8年)1月26日: 鹿児島市交通課に改組。

1944年(昭和19年)10月24日: 鹿児島市交通部に改組。

1945年(昭和20年)

6月17日: 鹿児島大空襲により軌道部門、バス部門に甚大な被害を受ける[2]

6月29日: 谷山線復旧。市電運行再開3両で運行[2]


1947年(昭和22年)4月1日: 市バス運行再開[3]

1952年(昭和27年)10月1日: 鹿児島市交通局に改組。

1985年(昭和60年)10月1日: 国道3号国道10号渋滞緩和のため上町線伊敷線を廃止。

1992年平成4年)3月27日1988年から行っていたセンターポール化事業竣工(計8.75 km)。

1993年(平成5年)8月7日:平成5年8月豪雨により軌道全線運休。これは戦時中以来のことであった[4]

2001年(平成13年)3月1日ノンステップバスを導入、運行開始。

2002年(平成14年)1月15日: 3連接構造の超低床電車1000形を導入。運用開始。

2004年(平成16年)11月1日: 鹿児島市が桜島町を編入したため、同町が運営していた桜島町営バスの事業を引き継ぎ、桜島島内にもバス路線を持つようになる。

2005年(平成17年)4月1日: かごしま共通乗車カード (RapiCa) を供用。

2006年(平成18年)2月27日ハイブリッドバス超低床)を導入。運用開始。

2007年(平成19年)

2月26日CNGバス(超低床)を導入。運用開始。

4月26日: 輸送力増強のため5連接構造の新型超低床電車7000形2編成を新たに導入。運用開始。


2012年(平成24年)12月1日: 開業100周年で観光レトロ電車「かごでん」運用開始。

2015年(平成27年)

5月1日: 局舎・電車関連施設を上荒田町のJT工場跡の南側へ移転(バス関連施設は移転せず)、同時に一部の電停・バス停の名称も変更。

10月1日: バス関連施設を新栄町と浜町へ分散移転。


2017年(平成29年)3月30日: 2連接構造の超低床電車7500形(1次車)を2両運用開始。

2018年(平成30年)4月1日: 車内での英語放送、及び(公式発表以前からあった)駅ナンバリング表示を正式に導入。

2019年(平成31年)3月1日: 2連接構造の超低床電車7500形(2次車)を追加で2両運用開始。7500形は合計4両に。

2020年(令和2年)2月1日 - 2021年(令和3年)3月26日: 鹿児島駅前電停建替工事のため、鹿児島駅前 - 桜島桟橋通電停間が運休[5][6]

2020年(令和2年)4月1日 :バス16路線を鹿児島交通南国交通に移譲。

2021年(令和3年)4月1日: バス4路線を南国交通に移譲。

2023年(令和5年)10月1日: バス路線の運賃を全線均一230円に統一。

鹿児島市電鹿児島市電の路線図

利用者数推移
年度年間乗車人員
200310,188,000
200410,572,000
200510,632,000
200611,295,000
200711,102,000
200810,868,000
200910,397,000
201010,537,000
2011
201210,287,000
201811,070,000[7]

日本最南端の路面電車事業である。年間延べ約1千万人の利用客があり、特に谷山 - 天文館通間、鹿児島中央駅前 - いづろ通間は利用率が高い。2016年度は1億3047万5000円の黒字を計上している[8]

鹿児島市電の停留所は「電停」と呼ばれ、JRの駅と区別される。各電停には電車接近表示器の表示端末が設置されており、後述の運行管理システムからの出力情報により後方3電停以内にいる電車の位置がわかるようになっている。鹿児島中央駅の地下通路においてはピクトグラムがJR線は列車の前面、市電は電車の側面である。
路線・系統
現存路線・系統
路線
以下の4路線(計13.1 km)から成り立っている。
軌間は(廃止路線も含め)全線1435 mm。

路線名起点終点全線開業日備考
第一期線武之橋鹿児島駅前1914年12月20日
第二期線高見馬場鹿児島中央駅前1915年12月17日


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