この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2023年9月)
鶴満寺
観音堂
所在地大阪府大阪市北区長柄東1丁目3-12
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度42分38.6秒 東経135度30分58.8秒 / 北緯34.710722度 東経135.516333度 / 34.710722; 135.516333
鶴満寺(かくまんじ)は、大阪市北区にある天台真盛宗の寺院。山号は雲松山。本尊は阿弥陀如来。観音堂は新西国三十三箇所第3番札所で本尊は子安観音である。 寛保3年(1743年)大坂の豪商上田宗右衛門広久が譲り受けて当地に移し、京都の上善寺の僧忍鎧を招いて宝暦3年(1753年)堂宇を完成させたという。伝・慈覚大師(円仁)作の阿弥陀如来や伝・仏師定朝作の地蔵菩薩が祀られている。 観音堂に祀られている子安観音は、霊元法皇の後宮である新大納言お局が、皇子勝の宮(嘉智宮)の出産に際して安産祈願のために刻んで奉納したものという。 境内は桜の名所として知られ、樹下に各地の巡礼所の観音仏を安置して百体観音と称し、崇敬を集めていたが、1885年(明治18年)に発生した明治十八年の淀川洪水で流されてしまった。 南隣には黄檗宗の正徳寺があり、鶴満寺の向かいには淀川天神社が鎮座している[1]。
歴史
境内
本堂(大阪市指定有形文化財)
観音堂 - 百体観音堂ともいい、八角塔楼閣付きの堂。1933年(昭和8年)再建。子安観音を祀っており、新西国三十三箇所第3番札所となっている。また、西国三十三所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所のそれぞれの札所の本尊を模した計百体の観音像を祀ってもいる。
鐘楼
庫裏
大岡越前猿燈篭
鬼貫供養碑 おもしろさ急には見えぬすすきかな - 文化9年(1812年)田原菊翁が鬼貫75回忌に建立。
山門
特養老人ホーム鶴満寺聚楽院
鶴満寺保育所