鶴来駅
駅舎外観(2021年3月)
つるぎ
Tsurugi
◄(I16) 日御子 (1.6 km)
鶴来駅
つるぎ
Tsurugi
所属事業者北陸鉄道
開業年月日1927年(昭和2年)12月28日[5][7]
廃止年月日2009年(平成21年)11月1日[8][9]
乗入路線
所属路線石川線
キロ程13.8 km(野町起点)
◄(日御子) (-- km) (0.8 km) 中鶴来►
所属路線能美線
キロ程0.0 km(鶴来起点)
(0.3 km) 本鶴来►
テンプレートを表示
鶴来駅(つるぎえき)は、石川県白山市鶴来本町4丁目にある、北陸鉄道石川線の駅[10]で同線の終着駅である[2][11]。駅番号はI17。
歴史
1915年(大正4年)6月22日 - 石川鉄道の新野々市駅(現在の新西金沢駅) - 当駅間の開業にあわせて開設される[4][5][6][9][12]。
1927年(昭和2年)12月28日 - 金名鉄道の鶴来町駅(開業時、鶴来駅に隣接) - 神社前駅(後の加賀一の宮駅)間が開業[5][6][7][12]。
1929年(昭和4年)3月11日 - 金名鉄道が金沢電気軌道に買収、金名鉄道の鶴来町駅を鶴来駅に統合[13]。
1932年(昭和7年)1月16日 - 能美電気鉄道の天狗山駅 - 当駅間が開業[14]。
1939年(昭和14年)8月1日 - 能美電気鉄道が金沢電気軌道に事業譲渡[5][15]。
1943年(昭和18年)10月13日 - 北陸鉄道(現法人)設立に伴い[9][12][16]、同社の石川線・能美線の駅となる。
1949年(昭和24年)6月21日 - 能美線が石川線に直結される[16]。
1967年(昭和42年)7月25日 - 石川線新西金沢駅にあった車両工場・検車区を移設し開設[17][18][19]。
1980年(昭和55年)
3月20日 - 駅舎の改築工事が完成[9]。
9月14日 - 能美線が廃止[12][20][21]。
2007年(平成19年)
4月1日 - 白山市コミュニティバス『めぐーる』公立つるぎ病院ルートが接続開始。
12月31日 - 鉄道廃止路線を代替してきた能美線路線バスが廃止[22]。
2008年(平成20年)10月23日 - 当駅 - 加賀一の宮駅間(2.1キロメートル)の廃止届(廃止予定日2009年11月1日)を国土交通省北陸信越運輸局に提出[23]。
2009年(平成21年)11月1日 - 当駅 - 加賀一の宮駅間が廃止され[5][9]、終着駅となる[2]。
駅構造鶴来駅で発車を待つ列車
相対式ホーム2面2線[24]を有する地上駅で[2]、有人駅である。木造駅舎を有する。
駅舎側が1番線、向い側が2番線で[24]、その反対側は能美線廃止以前は3番線とされ[6][25]、新寺井方面に向かう列車が使用していた(現在は留置用として使用されている[25])。当駅と加賀一の宮駅の間が廃止された後も1番線に到着した列車は旧加賀一の宮方へ引き込み、入れ換えを行って2番線から野町行として発車することが多いが、1番線からそのまま折り返すことも可能であるため必ず2番線が野町行と決まっていない。線路は当駅構内から加賀一の宮方面へ延び、石川県道45号金沢鶴来線と交差する踏切跡の手前で車止になっている[12]。