鶴山公園
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鶴山公園
桜の季節の備中櫓
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}鶴山公園鶴山公園
所在地 日本岡山県津山市
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度3分41.5秒 東経134度0分20.2秒 / 北緯35.061528度 東経134.005611度 / 35.061528; 134.005611座標: 北緯35度3分41.5秒 東経134度0分20.2秒 / 北緯35.061528度 東経134.005611度 / 35.061528; 134.005611
面積8.5ヘクタール
前身津山城
運営者津山市
公式サイト ⇒津山市観光協会公式サイト つやま小旅
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表鉄門(おもてくろがねもん)跡付近から城東地区を見下ろすもみじが色づいた鶴山公園1936年昭和11年)の産業振興大博覧会

鶴山公園(かくざんこうえん)は、岡山県津山市にある歴史公園である。明治廃城令で民間に払い下げられていた津山城の中心部を当時の津山町が町有とし、1900年明治33年)に鶴山公園として公開した[1]。津山城址鶴山公園ともいう。古地名としては「つるやま」だが、城の通称、および公園名は「かくざん」である。
概要

平山城だった旧津山城の主要部分を整備した公園で、石垣の連なりは地上から45mに及ぶ。公園化後に植えられた約1000本のサクラが花開く季節には「津山さくらまつり」が催され、夜間ライトアップもされる。日本さくら名所100選にも選ばれ、西日本有数のサクラの名所として知られる[2][3]

公園内はサクラをはじめ四季折々に様々な花が見られ、11月には「津山城もみじまつり」が行われる[4][5]。.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}オープンストリートマップに備中櫓横の藤棚の地図があります。

サクラ(桜):4月上旬 - 4月中旬 

フジ(藤):4月下旬 - 5月上旬

ツツジ:4月下旬 - 5月上旬

紅葉:10月下旬 - 11月中旬 

歴史

津山城跡を整備し1900年明治33年)以降、鶴山公園として開放、1963年昭和38年)9月28日、国の文化財保護法による史跡に指定された。天守閣などは1874年(明治7年)の売却後、直ちに取り壊されたが、本丸・二の丸・三の丸の石垣はほぼ完全な形で残り、当時の面影を伝えている[6]
桜の植樹

1873年(明治6年)の廃城令以降、桑畑と雑草の広がる荒地となっていた。1890年(明治23年)本丸西北にある腰巻櫓の石垣が崩落したことをうけ、津山城跡保存の機運が高まり、1891年(明治24年)には鶴山城址保存会が設立された。城内は国有地、県有地、私有地が混在し、同保存会は官有地拝借による保存を模索したが、許可を得ることができず、公園整備には至らなかった。津山町は用地問題の解決に向け土地の取得を続けるとともに、1899年(明治32年)には県有地が無償で払い下げられる。1899年(明治32年)から1900年(明治33年)にかけて残る一部の私有地についても取得が完了し、1900年(明治33年)春、津山町の管理のもと、鶴山公園が開園した。

鶴山公園の開園を機に、整備のあり方を検討する公園委員が津山町議会に組織され、1902年(明治35年)には牡丹桜と染井吉野などが試験的に植樹された。

その後、日露戦争の帰還兵が苗を寄付したことを契機として植樹が進み、1915年大正4年)と1928年(昭和3年)の二度の御大典記念植樹で約2,000本の桜が植樹され、全山が桜で覆われるようになった。これらの植樹にあたっては、1905年(明治38年)に津山町議会に初当選を果たした福井純一が私財を投じるとともに寄付集めを行い、その中心的な役割を担った[7]
沿革

1891年(明治24年) - 鶴山城址保存会が設立されるが城内に国有地、県有地、私有地が混在し、公園整備に至らなかった。

1900年(明治33年) - 城内の全ての土地を津山町が公有地化したことにより、鶴山公園として成立した。同年、津山町議会に公園委員会が組織され、整備のあり方が検討された。

1902年(明治35年) - 牡丹桜と染井吉野などが試験的に植えられた。

1905年(明治38年) - 津山町議会に初当選を果たした福井純一が公園委員に加わる。

1907年(明治40年) - 日露戦争の帰還兵が苗を寄付したのが契機となり、公園としての様相が一応整った。

1915年(大正4年) - 本丸、二の丸及び三の丸南側において御大典記念植樹が行われた。

1917年(大正6年) - 津山産業博覧会開催。


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