鵜方駅
南口(2021年)
うがた
Ugata
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鵜方駅(うがたえき)は、三重県志摩市阿児町鵜方にある、近畿日本鉄道(近鉄)志摩線の駅である[1]。駅番号はM91。
志摩市の代表駅である。志摩スペイン村の現在の最寄り駅である。冬季になると駅前には地元有志によるイルミネーションが併設される。 志摩地方の玄関口に位置づけられる駅であるが、1960年代後半に開発されるまで駅の南側一帯は水田地帯であった[1]。 島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を有する。ホーム有効長は8両。改札は3階、ホームは1階に設けられている。改札口は1箇所のみ。出入口は南北双方に設けられており、南側にはバスロータリーがある。開業当時は北口が駅の正面であったが、1960年代後半から北側の混雑解消のために南側が開発され、以降南口が正面となった[1]。 のりば路線方向行先 近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[16]。
歴史
年表
1929年(昭和4年)7月23日:志摩電気鉄道の鳥羽 - 真珠港(現在は廃止)間開通時に開業[2]。
1944年(昭和19年)2月11日:志摩電気鉄道ほか6社合併により、三重交通志摩線の駅となる[2][3]。
1964年(昭和39年)2月1日:三重交通の鉄道事業の分離譲渡により三重電気鉄道の駅となる[2]。
1965年(昭和40年)4月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[2]。
1969年(昭和44年)12月10日:改良工事のため営業休止、バス代行を実施[2]。
1970年(昭和45年)3月1日:標準軌化し営業再開[2]。
1988年(昭和63年)3月6日:当駅から志摩神明駅まで複線化[4]。
1993年(平成5年)6月1日:志摩磯部駅から当駅まで複線化[4]。
1994年(平成6年)3月27日:ホームの幅員を拡張し、橋上駅舎化[4]。
2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[5]。
2015年(平成27年)8月1日:自動改札機導入。
2016年(平成28年)5月21日 - 5月28日:第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催に伴い、当駅 - 賢島間で運休[6][7][8]。
2023年(令和5年)2月11日 - 4月2日:「近鉄×周央サンゴ」コラボ企画を実施[9]。
2024年(令和6年)2月10日 - 5月10日:「周央サンゴ×壱百満天原サロメ×近鉄」コラボ企画を実施[10][11]。
駅構造
のりば
1M 志摩線下り賢島方面[12]
2上り伊勢中川・白塚・近鉄名古屋・大阪難波・京都方面[12]
駅営業・設備面
鳥羽駅管理の有人駅。
特急券・定期券ともに窓口にて購入可能[13]。
自動改札機が設置されており、PiTaPa、ICOCA、manacaなど全国相互利用IC乗車カードが使用できる。
1階南口に土産物店、軽食堂ラ・ペルル鵜方店(賢島宝生苑の運営[14])、南口と改札を結ぶ階段の途中にコインロッカー、3階改札外に近鉄リテーリング運営のファミリーマート[13]、3階待合室奥に志摩市観光協会本部がある。
トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
停車列車
全ての定期旅客列車が停車する[15]。
終日、阪伊乙特急と名伊乙特急が毎時1本ずつ、ワンマン運転の普通列車が毎時2本停車している[15]。
日中の一部時間帯は乙特急の代わりに甲特急および京伊特急、観光特急「しまかぜ」が加わって1時間3本 - 4本の停車となる[15]。
当駅乗降人員
2022年11月8日:1,624人
2021年11月9日:1,347人
2018年11月13日:2,012人
2015年11月10日:1,956人
2012年11月13日:1,930人
2010年11月9日:1,814人
2008年11月18日:2,103人
2005年11月8日:2,273人
利用状況
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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