朝鮮海峡内にある韓国の島については「鴻島 (統営市)」をご覧ください。
鴻島(こうじま)は岡山県備前市の日生諸島に属する島。かつては甲島、香島とも書かれた[1]。日生港の南、約4kmに位置する[1]。2015年国勢調査によると人口は39名[1]。 延宝7年(1679年)に岡山藩の馬牧場となった後、元禄11年(1697年)に同藩の流刑地に指定された[1]。その後は無人島となっていたが、1927年(昭和2年)に日生町が開墾を奨励し、1930年(昭和5年)より頭島から18世帯が入植したことで再び有人島となった[1]。入植者たちは、葉タバコの栽培などを行っていた[1]。第2次世界大戦後に入植が本格化し、近年はミカン栽培が盛んとなり、鴻島の北側に位置する曽島へ通ってミカン栽培をしていた例もある[2]。 かつては、島内に日生町立日生西小学校鴻島分校[注釈 1]が設置されていたが、1993年(平成5年)に休校し、2017年(平成29年)に閉校した[1]。 また、海水浴場があり、昭和末期より行われた土地開発で、島内には300軒を超える別荘が建設されている[1]。 日生港から ⇒大生汽船の定期船が1日4便あり、所要時間は約15分。
歴史
島内
亀の浦海水浴場[3]
鴻島神社
御所垣史跡[3]
よろづかげ[3]
亀の浦にある入江である。往来する船が水を汲んだ後である古井戸が2つある。
にちごえ小島[3]
泊山展望所[4]
島の中央にある展望所である。
交通アクセス
出身者
岡千秋
注釈^ 休校中の2005年(平成17年)に日生町が備前市と合併したため、備前市立日生西小学校鴻島分校となった。