鳥取県立図書館
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鳥取県立図書館【組織】
Tottori Prefectural Library
建物の写真
施設情報
専門分野総合
事業主体鳥取県
開館1931年7月18日
ISILJP-1002454
統計・組織情報
蔵書数1,183,258冊(2019年度末[1]時点)
貸出数471,875冊(2019年度[1]
来館者数215,505人(2019年度[1]
館長西尾麻都子
職員数47人(2024年度)
公式サイト ⇒鳥取県立図書館
地図

プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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鳥取県立図書館(とっとりけんりつとしょかん)は、鳥取県鳥取市尚徳町101番地にある公共図書館都道府県立図書館)。
特色

2006年(平成18年)3月には「鳥取県立図書館の目指す図書館像」を策定し、ミッションとして「県民に役立ち、地域に貢献する図書館」を掲げている[2]。2022年度(令和4年度)の改定では、ミッションを実現するための第1の柱として「仕事とくらしに役立つ図書館」を、第2の柱として「人の成長・学びを支える図書館」を、第3の柱として「鳥取県の文化を育み世界に発信する図書館」を、第4の柱として「知の拠点としての図書館」を立てている[3]

2019年度(令和元年度)末の蔵書冊数は1,183,258冊である[1]。2019年度(令和元年度)の総貸出冊数は470,402冊であり、その内訳は個人が366,232冊、市町村が58,524冊、高校・大学等が46,790冊、団体が329冊である[1]。1997年度(平成9年度)には資料購入費が1億円を超え、以後は約1億円の資料購入費が確保されている[4]。人口1人当たりの資料購入費は毎年のように全国1位となっている[4]
評価Library of the Yearが開催される図書館総合展

2012年(平成24年)に図書館情報学者の糸賀雅児(慶應義塾大学)が実施した「国立国会図書館向けサービス・事業に関する調査」では、活動が優れていることを理由に注目している図書館として国立国会図書館に次ぐ第2位の評価を受けた[5]

2015年(平成27年)には文部科学省が「地方創生レファレンス大賞」を創設した。同年の第1回地方創生レファレンス大賞では、鳥取県立図書館のレファレンスサービスを受けた鳥取市中心市街地活性化協議会の成清仁士が文部科学大臣賞を受賞した[6][7]
Library of the Year

先進的な活動を行っている図書館の顕彰を目的として、2006年(平成18年)には知的資源イニシアティブによってLibrary of the Yearが設立され、同年の図書館総合展で第1回Library of the Yearの最終選考会が開催された[8]。ビジネス支援サービスや市町村立図書館や学校図書館などとの連携が評価され、鳥取県立図書館が大賞を受賞した[9]

鳥取県内の図書館ネットワークの構築などが評価され、2016年(平成28年)のLibrary of the Yearでは「鳥取県立図書館と県内図書館ネットワーク」がライブラリアンシップ賞を受賞した[10]。Library of the Yearを2度受賞したのは鳥取県立図書館が初である[10]。2019年(令和元年)のLibrary of the Yearでは「ビジネス支援図書館推進協議会とその実践者」がライブラリアンシップ賞を受賞し、実践者を代表して鳥取県立図書館が表彰を受けた[11]。Library of the Yearで3度の表彰を受けたのは鳥取県立図書館が初である[11]
歴史


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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