日本の政治家鯖瀬 武さばせ たけし
2023年3月7日、扶桑町児童センターにて
生年月日 (1960-05-23) 1960年5月23日(64歳)[1]
出生地 日本・愛知県丹羽郡扶桑町[1]
出身校愛知大学法経学部経済学科
前職扶桑町役場総務部長[1]
現職扶桑町長
所属政党無所属
親族祖父・鯖瀬優[注釈 1]
伯父・片野春男
サイン
第11代 扶桑町長
当選回数2回
在任期間2020年5月13日 - 現職
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鯖瀬 武(さばせ たけし、1960年〈昭和35年〉5月23日[1] - )は、日本の政治家。第11代扶桑町長(2期)[3]。元扶桑町役場総務部長[1]。 1960年(昭和35年)5月23日、愛知県丹羽郡扶桑町にて出生[1]。扶桑町立高雄小学校、扶桑町立扶桑中学校、愛知県立丹羽高等学校を経て、愛知大学法経学部
来歴
2020年扶桑町長選挙2020年4月24日、街宣車の中から支援者に手を振る鯖瀬
2019年(令和元年)5月、町長・千田勝隆と方針の違いを覚え、早期退職を申し出る[6]。2020年(令和2年)3月31日付で扶桑町役場を退職[7][8]。当初は出馬するつもりはなく、どこかに再就職するつもりだったが、親戚宅で町議らに「一緒に町を考えていかんか」と説得され、立候補を決意した[9]。2020年(令和2年)4月2日、地元の羽根公民館で扶桑町長選挙への立候補を表明[動画 1]。選挙戦はかつて仕えた千田との一騎討ちとなった[10][11]。立候補表明から投票日まで僅か3週間しかなく、無名の鯖瀬は短期間でどう支持を伸ばすかが課題となった。一方の千田は2期目を目指す現職であり、さらに自由民主党・公明党が千田に推薦を出したことから、鯖瀬の情勢はいっそう不利になった。なお、扶桑町は当時の自由民主党愛知県連会長藤川政人のお膝元であった[12][13]。
4月21日、扶桑町長選挙告示。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来賓や支持者を断るなど簡略化した出陣式を開き、「準備期間は短いが、地元の協力でスタートできた。誇れる町、安心して暮らせ、笑顔あふれる町に改めたい」と決意を示した[14]。選挙期間中は感染対策に注意を払いつつ、町内の約120ヶ所で辻立ち演説、毎朝各駅で挨拶運動を行うなどした。また、YouTubeをはじめTwitter、Instagramなど、SNSでの情報発信を積極的に行った。同月26日の投開票の結果、千田を破り初当選[15][16][17]。
※当日有権者数:28,140人 最終投票率:38.25%(前回比:17.99pts)
候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
鯖瀬武59無所属新5,656票53.16%
千田勝隆66無所属現4,984票46.84%(推薦)自由民主党・公明党