鮎川浜
大字
宮城県石巻市鮎川浜の市街地と鮎川港。
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度18分07.343秒 東経141度30分30.358秒 / 北緯38.30203972度 東経141.50843278度 / 38.30203972; 141.50843278座標: 北緯38度18分07.343秒 東経141度30分30.358秒 / 北緯38.30203972度 東経141.50843278度 / 38.30203972; 141.50843278
座標位置:石巻市役所牡鹿総合支所
国 日本
都道府県 宮城県
市町村 石巻市
地域牡鹿地域
地区鮎川地区
人口情報(2023年(令和5年)2月末現在[1]。)
人口690 人
面積
21.366 km²
人口密度32.29 人/km²
設置日1889年(明治22年)4月1日
郵便番号986-2523[2]
市外局番0225[3]
ナンバープレート宮城
運輸局住所コード04501-1513[4]
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鮎川浜(あゆかわはま、英語: Ayukawahama)は、宮城県石巻市にある大字であり、旧牡鹿郡牡鹿町鮎川浜の一部、旧牡鹿郡鮎川町鮎川浜の一部、旧牡鹿郡鮎川村鮎川浜の一部、旧牡鹿郡鮎川浜の一部に相当する[5]。郵便番号は986-2523[2]。石巻市の住民基本台帳によると、2023年(令和5年)2月時点での人口は690人である[1]。また、ここでは、分離独立した町丁である鮎川大町(あゆかわおおまち)についても、解説する(後述)。 明治期より捕鯨が盛んであり、「鮎川の捕鯨か、捕鯨の鮎川か」と謳われる[6]など、捕鯨の町として著名である。鮎川港を中心に栄えているが、開拓農場のある黒崎や金華山道の終点である山鳥にも小集落が存在する[5]。ホエールタウンおしかや石巻市に6つある総合支所の一つである石巻市牡鹿総合支所があるため[7]、牡鹿地域の中心的な地域であることが窺える[8]。また、金華山やおしか御番所公園といった観光資源や、沖合に世界3大漁場である金華山沖といった天然資源があり、さまざまな資源の豊富な豊かな土地である[8]。しかし、山地が分布していることもあり、農業は盛んではなく、耕地土壌は十八成道、金山、熊野、太子、黒崎にかけて小範囲に分布するのみである[9]。 地域の一部が災害危険区域に指定されている[10]。 昔、鮎川の海は『抹香城』という俗称で呼ばれ、昔から捕鯨で有名であったことがうかがえる。ただし、鮎川浜ではマッコウクジラのみを捕獲していたというわけではなく、ミンククジラやゴンドウクジラ、ツチクジラも捕獲していた[11]。また、鮎川港での捕鯨は「死んで漂流する流れ鯨」や「天敵に追われて磯部に流れよった寄り鯨」を捕獲するという伝統があった[12]。 石巻市の南西部、牡鹿半島の先端に位置し、石巻湾へと流れる湊川の沖積平野から成り立つ[5]。
概要
地理牡鹿半島のランドサット衛星写真。スペースシャトル標高データ使用。先端地域が鮎川浜にあたる。