魔装機神シリーズ
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「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」はこの項目へ転送されています。

1996年発売のスーパーファミコン用ゲームについては「スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」をご覧ください。

2010年発売のニンテンドーDS用ゲームソフトについては「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」をご覧ください。

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『魔装機神シリーズ』(まそうきしんシリーズ)は、ゲームソフト『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場するバンプレストオリジナルの架空のロボットアニメ
概要

本作は、ロボットアニメ作品が複数登場するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の第2作として1991年に発売された『第2次スーパーロボット大戦』において、架空のロボットアニメ作品として初めて登場した。ゲームオリジナルキャラクターでありながら、他の原作があるキャラクターと同等に扱われ人気を博し、1994年発売の第4作『スーパーロボット大戦EX』では本作のキャラクターが主人公として活躍。1996年には『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』として単独でゲーム化された。

登場当初の作品名は『魔装機神サイバスター』であった。名前の前半部分は異世界ファンタジーアニメという設定から、ファンタジックなイメージを強調して「魔を装う機体」=「魔装機」、さらにその上を行く機体として神をつけて「魔装機神」[1]。後半部分はcyber(電脳)・psy(心理・精神)・buster(破壊者)・bastard(規格外の)・star(星)の組み合わせで「サイバスター」となっている[1]。またロボットアニメのタイトルに「漢字4文字+カタカナ」のパターンが多いことにもかけている[1]。その後単独ゲーム化の際に、商標の関係でテレビゲームのタイトルにこの名称が使用できず[2]、サイバスターの部分を魔装機神の英語訳に置き換えた『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』へと作品名が変更された[1]

本作の設定・シナリオは、『第2次スーパーロボット大戦』から始まるスーパーロボット大戦シリーズの「DC戦争シリーズ」と同じく、当時ウィンキーソフトに所属しスーパーロボット大戦シリーズ開発の総監督だった、ゲームデザイナーの阪田雅彦が担当している[注 1]。前述の通りテレビアニメ番組を意識した本作は、ゲームのために生み出されたキャラクターでありながら一つの作品として成立する世界観を持つが、DC戦争シリーズのオリジナルキャラクターと関連を持つなどDC戦争シリーズと世界を共有しており、ゲームから完全には独立していない。また、単独発売されたソフトも全てスーパーロボット大戦シリーズのスピンオフとされる。
成り立ち(1991年?1996年)

1991年の『第2次スーパーロボット大戦』の開発時、版権作品に混じってオリジナルロボットを登場させることが決定した[3]。そこで候補としてバンプレストオリジナル企画の「魔装機神サイバスター」・「武装機甲士グランゾン」・「次元烈風狩狼哉(じげんれっぷう・しゅろうや)」の3作品が挙がり、「魔装機神サイバスター」が採用となった[4]。当初は『聖戦士ダンバイン』を登場させたかったが調整段階で断念し、イメージ的に近い「魔装機神サイバスター」を登場させたとも言及されている[5]。「武装機甲士グランゾン」はさらに候補として挙がっていた「機甲魔界サイバスターvs魔装機甲士グラジオン」のグラジオンと設定を統合し、サイバスターのライバルキャラクターとして同じ作品にまとめられた[4]ファミコン版『第2次スーパーロボット大戦』の説明書で「魔装機神サイバスター」・「武装機甲士グランゾン」と別作品のように記載されるのはこの名残である。なお、「武装機甲士グランゾン」は主人公のシュウが異星人と戦うダークヒーロー的な作品で、グランゾンや南極事件の設定などが引き継がれた[4]。一方「次元烈風狩狼哉」は、「サイバスターとグランゾンの対決を止められるのは、次元を越える能力を持つ狩狼哉だけ」という作品だったが、設定の複雑さやオリジナル作品が多くなることから完全な没企画となった[4]

その後、本作は『第2次スーパーロボット大戦』の続編である1993年の『第3次スーパーロボット大戦』、1994年の『スーパーロボット大戦EX』と順当に登場。本作のキャラクターが主人公となる『スーパーロボット大戦EX』では、『聖戦士ダンバイン』の登場や、オカルト色の強い『勇者ライディーン』が前作の『第3次スーパーロボット大戦』で登場済みだったことを受けて、本作にもオカルト要素を入れることが決まり地球空洞説を採用して地底世界ラ・ギアスの世界観が構築された[5]。さらにDC戦争シリーズ最終作となる1995年の『第4次スーパーロボット大戦』に登場後、DC戦争シリーズの前日談・後日談にあたるストーリーがスピンオフとして1996年に『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』のタイトルで単独ゲーム化され、本作のストーリーの全容が明らかとなる。
提携解消とその後の展開(1999年?2001年)

『第4次スーパーロボット大戦』のリメイクである『スーパーロボット大戦F』が開発されていた1997年頃に、『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編も予定されていたが『スーパーロボット大戦F』の開発期間増大の影響で開発中止となった[6]。その後、『第2次スーパーロボット大戦』・『第3次スーパーロボット大戦』・『スーパーロボット大戦EX』の3作をリメイクした1999年発売の『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』を最後に、ウィンキーソフト(製作)とバンプレスト(販売)の提携は解消され、以降ウィンキーソフトはスーパーロボット大戦シリーズの製作に関わらなくなる。提携解消後、バンプレストとウィンキーソフトは本作の続編やリメイクは製作せずに、それぞれ独自に関連作品を発表している。

バンプレストは、スーパーロボット大戦シリーズのスタッフが関わらない形で[7]、設定を大幅に変更したPlayStation用ソフト『真・魔装機神 PANZER WARFARE』やTVアニメ『魔装機神サイバスター』、ラジオドラマ『魔装機神サイバスター』を1999年に発表。一方、2000年から開始のスーパーロボット大戦シリーズの「αシリーズ」には本作のロボットやキャラクターを引き続き登場させている。これについてスーパーロボット大戦シリーズのプロデューサー・寺田貴信は「続編を出したいが最初から作っている人物に作ってほしい」・「自分が作り直すとしても新作ではない」・「サイバスターがユーザーに忘れられないように各作品に登場させている」とコメントしている[6]

ウィンキーソフトは、阪田と連携し本作の続編企画を流用して[8]ウィンキーソフト初のオリジナル作品・PlayStation用ソフト『聖霊機ライブレード』を2000年に発表。また、ウィンキーソフトの公式サイトにおいて、阪田の手による本作の過去を描いたweb小説『ラングラン戦記』を発表する。
OGシリーズと15年ぶりの続編(2002年以降)

バンプレストは、2002年からオリジナルキャラクターのみで構成されたスーパーロボット大戦OGシリーズを展開し、本作もこれに登場している。


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