魔法少女
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この項目では、キャラクター類型について説明しています。Orange Caramelの曲については「The First Mini Album (Orange Caramelのアルバム)」を、同名のパソコンゲームについては「シミュレーションRPGツクール95#著名作」をご覧ください。
魔法使いの服に身を包んだウィキペたん

魔法少女(まほうしょうじょ)とは、魔法など不思議な力を使ったり、それに適した姿に変身する少女をさすキャラクター類型。およびその子供向け作品[注 1]ジャンルである。魔女っ子ないし魔女っ娘(まじょっこ)ともいう。
概要

日本最古の魔法少女は赤塚不二夫の少女漫画で、少女が持つ大人の女性への変身願望を叶えた最初の変身ヒロイン作品『ひみつのアッコちゃん』(1962年)である。それから日本でも大人気となった、善良な魔女が主人公の海外コメディドラマ奥さまは魔女』(1964-1972年)や『かわいい魔女ジニー』(1965年-1970年)など[注 2]に影響を受け、日本でも『コメットさん』(1967年-1968年、1978年-1979年)や、少女の年齢に合わせて魔女を低年齢化した横山光輝作の『魔法使いサリー』(1966年-1967年)が登場する。

『サリー』『アッコちゃん』をアニメ化し人気を博した東映動画は、『東映魔女っ子シリーズ』(1966年-1981年)としてシリーズ化し、その後スタジオぴえろは同様の作品を『ぴえろ魔法少女シリーズ』(1983-1998年)として展開した。このように誕生したのが魔女っ子ないし魔法少女である。

これらは『メリー・ポピンズ』系のエブリデイ・マジックホームコメディだったが、時代が下ると悪との戦いのために力を使う『美少女戦士セーラームーン』(1992年-1997年)のような華麗な衣装を着た姿になって戦う戦闘美少女(バトルヒロイン)が現れた。これは『東映不思議コメディーシリーズ』の美少女シリーズ(1989年-1993年)や、男児向けである『スーパー戦隊シリーズ』などをもとにした変身ヒロインと格闘モノのハイブリッドであり、『プリキュアシリーズ』(2004年-)などその境界は曖昧になってきている。

また、80?90年代に入ると美少女アニメ・ロリコンアニメとして魔法少女ものを好むアニメオタクが増加したため、『ななこSOS』(1980年-1983年)を始まりに男性・成年をターゲットにした作品が現れており、大人向けに作られた『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)は残酷でグロテスクな魔法少女のブームを生み出した。2000年代に入ると、翻訳された魔法少女アニメを見て育ったヨーロッパやアジアなど海外の漫画家やアニメーターが日本的な魔法少女を次々と発表し、そのうち『ちいさなプリンセス ソフィア』(2012年-)や『マイリトルポニー?トモダチは魔法?』(2010年-)、『悪魔バスター★スター・バタフライ』(2015年-)は日本でも放送されて人気を獲得している。
魔法少女の要素

魔法少女の基本的な要素は、ヒロインが周りの人間の誰も持たない不思議な力を使えることである。この力は神様や精霊のような超自然的な存在に授かった後天的なものと、生まれつき持った先天的なものの2つに大別できる。さらに先天的なものは最初から使いこなせる場合と、成長に従って発現する場合がある[1]。『魔女っ子メグちゃん』のように先天的に超常能力を持つ種族、一族の出身である者が、魔女っ子、魔法使いと称されることが多い。なお、文字通りの意味で魔法や魔術を使うとは限らず、忍術使いの『さるとびエッちゃん』(1963年-1968年)やサイボーグの『ミラクル少女リミットちゃん』(1973年-1974年)が他の魔法少女作品と一緒に「変身少女」というカテゴリで扱われた例があり[2]、超常的ではない手品師の『怪盗セイント・テール』(1994年-1996年)や、ネットワーク上の仮想空間で活躍する『コレクター・ユイ』(1999年-2000年)を魔法少女に分類する文献もある[3]。また、『ふたりはプリキュア』(2004年-2005年)や『俺とヒーローと魔法少女』(2014年-2018年)のように、肉弾戦主体の格闘系魔法少女というべきタイプも存在する。

魔法少女の年齢は多くが10歳から14歳であるが、これは第二次性徴期にあたる。魔法少女の「変身」は、子供から女性への成熟を象徴している[1]。大人になりたいというのは子供がよく抱きがちな願望であり[1]、魔法少女はしばしば自身が成長した姿に変身するが、そうした作品では「変身した自分と本当の自分のギャップ」に悩む二重生活の困難さを描き、特に恋愛が絡むと事態はいっそう困難になる。ヒロインが憧れる男性が、自身が変身した姿のほうに恋したりするのである。こうした筋書は、人々の見た目に惑わされがちな傾向への批評である[4]

女児向けのアニメ作品では番組のスポンサーとなった玩具会社の商品(なりきり玩具)を登場させる必要があるため、魔法少女は魔法のアイテムとしてコンパクト・ステッキ・宝石などのアクセサリーや、劇中に登場する小物を使用する[注 3]。「魔法少女=アクセサリー」の図式は浸透しているため、玩具を発売する必要がない男性向け作品でもこれらの小道具は登場する。ただし、それらのアイテムが真の意味での力の源であることは稀であり、ヒロインの純真さこそが愛と命の力を引き出す鍵である[4]。しかし、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(1982年)や『ナースエンジェルりりかSOS』(1995年-1996年)のように、存在する魔法の力その物が枯渇することもある。特に『りりかSOS』の場合、ナースエンジェルの力の源である「緑のワクチン」を使い切ってしまい、主人公「りりか」がその再生のために命を捨て消滅する事態に陥るなど、この純真さは時に魔法少女自体の生命を脅かす危険を秘めたものになる。
マスコットの存在

魔法少女は人語を解する不思議なマスコットキャラクターをお供にすることが多い。これは『さるとびエッちゃん』(アニメは1971年)の大阪弁を喋る「ブク」に始まり、『魔法使いチャッピー』(1972年)の自動車を操る[注 4]レッサーパンダ「ドンちゃん」など1匹の、「空モモ」こと『魔法のプリンセスミンキーモモ』以来、魔法少女は複数のマスコット(『ミンキーモモ』の場合「モチャ」「ピピル」「シンドブック」)をお供にする場合が増えた。


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