魔法少女?なりあ☆がーるず
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魔法少女?なりあ☆がーるず
ジャンル
魔法少女
アニメ
監督石ダテコー太郎
シリーズ構成石ダテコー太郎
脚本山口正武、橋聡之、平間邦修
キャラクターデザイン味噌山おかず
音楽井上純一Hajime
アニメーション制作バウンスィ
製作なりあ☆がーるず製作委員会
放送局TOKYO MXサンテレビ
放送期間2016年7月 - 9月
話数全12話
ラジオ:なりあ☆がーるずの生でラジオも作るさま
配信期間2016年7月1日 - 9月16日(第1期)
2016年10月21日 - 3月16日(第2期)
配信サイトニコニコ生放送
配信日毎週金曜 21:40頃 - 22:00頃(第1期)
第1・第3金曜 21:00 - 22:00(第2期)
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『魔法少女?なりあ☆がーるず』(まほうしょうじょ なりあがーるず)は、2016年7月から9月まで放送されたテレビアニメ
概要

石ダテコー太郎が『みならいディーバ(※生アニメ)』(2014年)に引き続きユーザー参加型の「生放送アニメ」として作る[1]。制作ツールは「きぐるみライブアニメーター・KiLA」を使用した初のテレビアニメ作品となる[2]。テレビアニメは10分枠のショートアニメ。

ジャンル的には一応「魔法少女アニメ」となっている。

生放送がメインでありつつ2日間で編集して納品して地上波で放送するという実験的なスタイルで現場でのハプニングも含めたドタバタも視聴者に楽しんでもらうバラエティ的な作品となっている[3]

石ダテの立ち上げた会社バウンスィのメンバーがフル参加する[4]

本編には一切登場しないがCMでは『てーきゅう』の高宮なすの(声 - 鳴海杏子)がコラボ出演している[5]

最終回後の2016年9月25日にはEX THEATER ROPPONGIで打ち上げトークイベント『なりあ☆がーるずの生で打ち上げもしちゃうさま』を開催。メインの深川芹亜、古賀葵、桑原由気、石ダテコー太郎、Hajimeの他、西明日香がゲスト出演。2017年6月11日に第2回イベント『なりあ☆がーるずの生で有終の美を飾るさま』を開催。出演は深川芹亜、古賀葵、桑原由気、ゲストは昼の部が明坂聡美、夜の部が阿澄佳奈。
なりあ☆がーるずの生でアニメをつくるさま

ニコニコ生放送で『なりあ☆がーるずの生でアニメをつくるさま』(略称は『アニさま』)としてメイキングを生放送し、それを編集し地上波で放送される作品が『魔法少女?なりあ☆がーるず』となる[6]。ニコニコ生放送では連続して『なりあ☆がーるずの生でラジオもつくるさま』を配信する。アニさま第4回からビリビリ動画、第5回からFRESH! by AbemaTVでも生放送を開始し、日中3大WEBプラットフォームでの同時生放送となった。

基本構成は、前回の感想、はなびの今回の収録予定内容の説明、うららの前説、前半の日常(アドリブ)パート、後半の魔獣の攻撃(エチュード)パート、変身の名乗りと必殺技名、の順で撮影される。回を追うに連れ、はなびの雑な振り、前説でのハイパーワイパーうららタイム[注 1]、無理無理小芝居[注 2]からのY締め[注 3]などの定番のフレーズがいくつも誕生している[注 4]。本編のストーリーやゲスト出演パートは別撮りとなっており、中盤以降はナレーションだけではなくシリアス部分や尺を補うシーンなどもアニさまとは別日に撮影されている。大胆な編集をされることも多く回によっては全てカットになったパートもある。

アニさま第4回放送では音声がズレたまま放送され、生放送中に一旦中断するという放送トラブルが発生した[7]。配信されたアーカイブ動画では音ズレは修正されている。
慣性式モーションキャプチャー『KiLA』

『KiLA』(きぐるみライブアニメーター)では「30分アニメ1-2話分程度の予算で1クール(12話分)の番組の製作が可能」という触れ込みで、NOITOMが開発した『PERCEPTION NEURON』で、1セット20万円ほど3人同時使用でも60万円程度の機材で製作が可能。PERCEPTION NEURONでは、ジャイロスコープ、加速度計、磁力計の機能を持つIMU(慣性計測装置)を32個使用し、センサーの動きを検出する慣性式モーションキャプチャーを採用している[3]

ただし、慣性式モーションキャプチャーの欠点として、絶対位置を観測して固定する機械はないため時間が経つと実際のキャストの立ち位置と画面上のキャラクターの位置がずれていく欠点があり、定期的に位置情報をリセットするキャリブレーションを行う必要がある。

また、各種センサー類は身体にマジックテープで固定されており、装着する人間の手足の挙動如何では他部位との衝突等に伴う固定の不完全・不安定化からの脱落といったトラブルも生じている。『アニさま』第9回でははなびのケーブルコネクタが抜けたり、第10回ではゲスト声優の明坂聡美[注 5]のセンサー用バッテリが脱落するといった事態も発生している。
あらすじ
イントロダクション

人気者になる事を目指してうらら達が作っている手作りアニメで、その際に選ばれた設定が「魔法少女もの」だった。そのため第2話からのOPイントロの小芝居となっている。
作品ストーリー

うらら達は謎の生物・アニまるに自分達の世界を助けて欲しいといわれる夢をみる。その彼女たちの前に突如怪人が出現、夢の中に出てきたアニまるが現実に現れ変身アイテムを渡され、伝説の戦士なりあ☆がーるずに変身する。更にナリアのパワーを集めるためにアイドルもすることに。
登場キャラクター
メインキャラクター
うらら
- 深川芹亜ピンク髪ショートキャラ。センターポジション。母親は幼い頃に死別したと聞かされており、祖母に育てられた設定。イメージカラーはピンク(赤)[8]。設定上は天然・天真爛漫キャラポジション担当であったが、はなびがそれ以上の天然っぷりをみせるためキャラが迷走する。「うら男」という裏キャラも生み出し、魔獣の攻撃を受けた際は主にこちらのキャラが現れる。ナリアのシンボルはピンクのハート。武器はステッキ。第1話で酷い花粉症に苛まれている事がわかる。
はなび
声 - 古賀葵金髪・貧乳・ツインテールという属性のキャラ。あだ名はボンバー☆はなげ。イメージカラーは水色(青)[8]。進行・ツッコミ役を役割上は担当するものの、よくテンぱり人のボケに更に被せるなど天然キャラを発揮する。9話以降は必殺(テッパン)ネタが板東英二に偏る傾向がある。ナリアのシンボルはイエローのダイヤ。武器は剣。
いなほ
声 - 桑原由気黒髪・巨乳属性キャラ。頭もよくお金持ちのお嬢様。メガネをかけることがある。イメージカラーは[8]。当初オッパイを強調するなどセクハラ発言が多かったが、後半は(2人が知らないほどのマニアックなものも含む)芸人ネタを多用する。ナリアのシンボルはパープルのカボション(楕円)。武器は弓。
アニまる
声 - 石ダテコー太郎ナリアディア王国から来た白い生物。基本的にはストーリー上必要な台詞以外は極力カットされる。ボイスエフェクトを使用していたが、『アニさま』1話で、中の人本人の地声とダブって発声される事が判明したため、別録りのアニメ本編での使用は続行されたが、『アニサマ』2話以降と、『ラジさま』では省略された。
ゲスト

ゲスト声優は別撮りで収録されている。
ゲスト魔獣

以前に石ダテコー太郎が制作に参加する他の作品に出演した声優が出演している。
ピンクの魔獣
声 - 三森すずこ第2話ゲスト。元『gdgd妖精s』ピクピク役。語尾が「ピク」。「二股男の修羅場」というお題を出す。
アイドルの魔獣
声 - 大橋彩香第3話ゲスト。元『てさぐれ!部活もの』田中心春役。語尾が「へごー」。「ブラック芸能事務所の社長とインチキ占い師と新人アイドル」というお題を出す。本編では30秒しか使用されなかったが収録は8分以上も喋っていた[9]
スポーツの魔獣
声 - 鈴木達央第4話ゲスト。元『キュートランスフォーマー』ロックダウン役。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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