魔法先生ネギま!
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この作品を原作とするテレビアニメについては「魔法先生ネギま! (アニメ)」を、実写ドラマ版については「MAGISTER NEGI MAGI 魔法先生ネギま!」をご覧ください。

魔法先生ネギま!


ジャンル少年漫画学園漫画
ファンタジー漫画バトル漫画
ハーレムものラブコメディ萌え
漫画
作者赤松健
出版社講談社

その他の出版社
デル・レイ・ブックス
Tanoshimi
Editora JBC
Algoritam
Pika Edition
Egmont Manga & Anime

東立出版社
Level Comics
Play Press
Chuang Yi
鶴山文化社
創芸出版社(英語版)
Glenat
Manga Mania
Vibulkij Comics

掲載誌週刊少年マガジン
レーベル講談社コミックス
発表号2003年13号 - 2012年15号
発表期間2003年2月26日 - 2012年3月14日
巻数全38巻
話数全355話(第一部168話+第二部167話+第三部20話)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『魔法先生ネギま!』(まほうせんせいネギま!)は、赤松健による日本の漫画。略称は「ネギま!」[1]。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2003年13号から2012年15号まで連載された。連載話数の単位は「○○時間目」。
概要

物語は魔法使いの少年、ネギが30人(実際は31人)の女子中学生のクラスの担任となる所から始まる。序盤は「子供先生」のネギが個性的な女子生徒達に振り回される「ドタバタラブコメ」風の展開を見せていたが、話が進むにつれて本来のテーマである「父親越え」が表面化し、それに関わる者達との「バトル」路線と、従来の「ラブコメ」路線とが交互に描かれるようになる。生徒たちの中にも魔法の存在を知ることになる者や、実は前から知っていたという者が現われ、ネギは彼女たちに支えられながら、魔法使いの世界で英雄だった父の足跡を追って成長していく。

平成16年度には、第50回「小学館漫画賞」少年向け部門 最終候補となったほか、第8回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門でノミネートされた。メディアミックス展開も行われ、アニメ化、実写ドラマ化などされた。2004年に12ヶ月連続発表された『声のクラスメイトシリーズ』はオリコンチャートトップ10入りを果たした。

第38巻を以って完結したが、2013年39号より本作品の続編にあたる『UQ HOLDER!』を連載中。UQ HOLDERにて本作で省略された「ハッピーエンドの世界」の詳細が描かれている[注 1][注 2]

2021年7月時点で続編『UQ HOLDER!』を含めた「ネギま!」シリーズの累計発行部数は2600万部を突破している[2]
解説
作風

連載当初は赤松健の前作『ラブひな』と同様の萌え路線、または恋愛物のようであったが、ストーリーが進みバトルなどの燃え展開や本格的なファンタジー世界が顔を見せるようになった。作者は燃えと萌えの融合を目指している[3]

舞台となる麻帆良学園は、『ラブひな』の舞台となったひなた荘と同様に「みんな仲がよくて嫌なことがあまり起きない」場所として描かれている。『ラブひな』で癒しのある独特の作風は完成したと良く言われたことから、従来の作風からの脱却を狙って、本作品では従来の要素を残しつつも、少年漫画的な成長物語の要素が加えられている[3]
31人の女生徒

本作品では、中学校の一クラス全員に設定を与えており、後から見返して、1巻目の最初の登場コマから、各キャラの行動に矛盾がないように描かれている[4]。しかしながら、生徒31人全員が一時間目(第一話)から登場しているにも関わらず、ほとんどが読者に対して紹介されぬままに物語が進められており、読者は生徒の見分けがつかないが大勢でなにか楽しそうにやっているという雰囲気を感じ取ることになる。物語中では時折クラスメート編と呼ばれる個々の生徒に焦点を当てた回があり、読者は順番に生徒を覚えていくことになる。これはモーニング娘。のファンがメンバーを識別していく過程を参考にしている[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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