魔法のステージファンシーララ
ジャンル魔法少女アニメ
アニメ
監督大森貴弘
シリーズ構成望月智充
キャラクターデザイン高田明美
音楽大島ミチル
アニメーション制作スタジオぴえろ
製作テレビ大阪、読売広告社
バンダイビジュアル
放送局テレビ東京系
放送期間1998年4月5日 - 9月27日
話数全26話
シリーズ作品
ぴえろ魔法少女シリーズ
第1作 魔法の天使クリィミーマミ
第2作 魔法の妖精ペルシャ
第3作 魔法のスターマジカルエミ
第4作 魔法のアイドルパステルユーミ
その他
魔法のデザイナーファッションララ
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『魔法のステージ ファンシーララ』(まほうのステージ ファンシーララ)は、1998年4月5日から9月27日まで、テレビ東京系列で毎週日曜9:30 - 10:00(JST)に全26話が放送された、テレビ大阪・ぴえろ制作のテレビアニメ。ぴえろ魔法少女シリーズの5作目に当たる。 シリーズ前作『魔法のアイドルパステルユーミ』(1986年)から12年を経て、放送局を日本テレビ系列からテレビ東京系列に移す形で制作された本作品は、前述の通り「ぴえろ魔法少女シリーズ」の新作であると同時に、「ぴえろ創立20周年記念作品」「ぴえろ魔法少女シリーズ開始15周年記念作品」としても大々的に宣伝された。主演と主題歌の歌唱担当として、当時アイドルだった大森玲子が起用されているが、大森の当時の所属事務所であったホリプロは、本作品の制作には関与していない。 本作品に関連して、1986年から文具商品として展開された『魔法のデザイナーファッションララ』と『魔法のステージ アイドルココ』が、本作品の前身であるとする見解も存在する。1988年にはこの『ファッションララ』を原作としたOVA『ハーバーライト物語』も制作され、発表当時は同作品がシリーズ5作目として宣伝された。一方でこれについて、本作品の担当プロデューサーは『ファッションララ』のぬりえもビデオも特に参考資料として使ったことはなく、「直接参考にしたのは名前、ピグモグ、魔法のペンの三点」であること、また「スケッチブックに自分の着てみたい衣装のデザインを描くということを魔法に関連させるアイデアを得た」程度であることを、本作品の放送された1998年時点で証言しており、本作品とはほとんど関係ないことがぴえろの公式サイトにて紹介されていた[1]。また2022年現在、ぴえろの公式サイト上では前述の通り本作品がシリーズ5作目として扱われている。 シリーズ構成を担当した望月智充は、放送期間の延長も想定して4クール(52話)の放送も視野に入れたストーリーを構想していた[2]が、視聴率が最高4.7%、最低1.8%、平均2.7%と振るわず、前作まで行われていた玩具メーカーとのタイアップもなかった[3]ため、結局2クール(全26話)で終了した。 主人公が魔法で変身し、アイドルとして芸能界を舞台に活躍するという点は、『魔法の天使クリィミーマミ』および『魔法のスターマジカルエミ』を、魔法のアイテムがペンである点は『魔法のアイドルパステルユーミ』のコンセプトを受け継いでいる。また、ララに変身して服などを変えることで様々な姿に扮しており、『魔法の妖精ペルシャ』のようなコスプレ的な要素も含まれている。作風としては、『エミ』同様に日常描写を掘り下げて描いており、魔法を使って変身するシーンなども回が進むにつれ省略されることが多くなっていった。 主人公・篠原みほは、漫画が好きで少し空想癖のある小学3年生の少女。ある日みほは、異世界「時間(とき)の記憶」にすむ妖精・ピグとモグに出会う。人間の世界に迷い込んでしまったピグとモグは、しばらくの間みほの家に匿われることになり、そのお礼としてみほに魔法のペンとスケッチブックを預ける。魔法の力により15歳くらいの姿に変身したみほは、ファッションモデルにスカウトされ、ファンシーララとしてデビューすることになる。 変身の魔法と、描いたものを実体化させる魔法を使うことができる。魔法のペンを使ってスケッチブックに実体化させたいものを描き、「ダブダブ」と呪文を唱えることで描かれたものが実体化する。実体化したものを消す時は「ブカブカ」と呪文を唱えるか、ページを開いた状態のスケッチブックの上に実体化させたものを置き上から力を加えそのまま閉じる。ただし先に実体化させていたものがあった場合には、一緒にそれらも消えてしまうことになる。作中では主にララとしての服などを実体化させるのに使用しているが、子猫のような動物の実体化も可能である(第8話)。 ペンには鎖がついており、主人公のみほはこれでスケッチブックにつけてリュックにしまっている。変身の際には鎖に両手を通し、この状態で手を動かしながら「時の記憶に思いを込めて、今、ファンシーララに、華麗なる、成長?」と呪文を唱えて両手を掲げることでみほはファンシーララへと「華麗なる成長」を遂げ、変身が完了する。本作品では変身後のプロポーションに合わせて服装が変化することはないので、みほは先に変身後のサイズに見合った服を描き、それに着替えてから変身を行っている。 前述の通り、変身シーンは回が進むにつれて省略されていった他、変身後の衣装もオープニングの変身シーンのように毎回固定されている訳ではなく、毎回変身シーンを入れると先に服を着替えた上で変身をするという設定からその都度服を描き直さなくてはならず、『エミ』や『ユーミ』のように変身シーンをバンクシーンとして利用することもなかった。
概要
ストーリー
魔法
登場人物
篠原家
篠原 みほ(しのはら みほ)
声 - 大森玲子本作品の主人公。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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